ITKさんの映画レビュー・感想・評価

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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ある意味でぶっ飛べるとこまでぶっ飛んでるので逆に笑える。アメリカならではのとにかく失礼極まりないコメディでありながらも、アメリカナンバーワンを主張するコンセプトではなく、フェミニズム、人種、エチケット>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

よくできた戦争映画で、戦争を学ぶには素晴らしい出来だと思うんだけど、鑑賞後に本当に心が死ぬし、胸糞悪いにも程があるので心して観た方がいい。でもこの胸糞悪さこそが戦争なんだろうなぁと思うと、本当に戦争っ>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう感じのど田舎で貧しくて暇すぎて絶望してる人たちのルーティン映画はロシアとか韓国とか結構上手いイメージあったのだけど、アメリカもちゃんとできる人いるんだなーと思って感心した。
とにかく、主人公が
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BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

あんまり深く考えずに誰が犯人かを推測しながら、ドキドキしながら見れるのは楽しかったけど、キャラクターの殺され方とか殺される原因になった内容とかが結構単調だったような気もする。あくまでリアルさを追求した>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.9

ゴッホの画家として、死に至るまでの最後の時間を描いた作品。
人一倍画家としても変わり者として知られる彼の観ていた世界を、あえてリアルな雰囲気の撮影方法で表現しているところが興味深かった。
とても穏やか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

伊坂幸太郎原作のハリウッド映画ってどんなん?と思って観に行ってみたけど、内容はかなりゴリゴリのハリウッド映画仕様だった。
元々原作の登場人物はほぼ日本人であるところを、色々な人種のキャラクターに置き換
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.2

色々伏線がつながっていく序盤までかなり面白かったけど、その後の暴力シーンが過激なのがかなり長時間続くので、途中で「もういいよ…」となった。
タランティーノのそこの辺りの匙加減がいかに上手かよくわかる映
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

凄く個人的な理由で点数が高い映画。
それはもう滝の様に泣いた。異国に住んでいるアジア人の立場として、共感できる内容すぎて色々と考えさせられた。
昨年コロナ禍の真っ只中に祖母が急病で休止したので、この映
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

パラレルワールドのコンセプトは面白かったし、アジア人主役なのも珍しくて見てみたけど、なんか後半の展開があまり納得できなかったかなあ…という不完全燃焼感が出てきた。
序盤の次々に次元が切り替わるテンポの
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネットのmemesでGone girlとAmber Heardが比較されていて興味が出たので見てみた。
結果としてはAmberよりも遥かにサイコパスな女性の話だったわけだけど、彼女の巧妙な手段で壊れて
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.1

お嬢さんのパク・チャヌク監督の2003年公開作品。この2本見るだけで、監督相当捻くれた性癖をおもちですねって感想がまず最初に浮かびました。
最初「何を見せられるんだろう」
中盤「何を見せられてるんだろ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

Netflixをダラダラ見てたらオススメに出てきて面白そうだったので鑑賞。
人工知能との恋をテーマにした映画というのはありそうで意外にそんなにないテーマだったので面白かった。
背景のテーマとして面白か
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

バットマン原作とか読んだこともないし、設定なども全く知らない(ダークナイトは見た)状態で鑑賞。
まあ基本スーパーヒーローものは前情報なくても分かりやすくできてるだろう…と思って特に調べずに観たら、ちょ
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

タイトル日本版意味わからないな…とここ見て思った。

おとぎ話の世界観が太古にあって、それから技術の進歩で魔法が衰退した世界観っていうのは面白いと思った。キャラクターデザインが色々でお互いそれを当たり
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

3.7

Tinder過去に使ってたので、タイトル見て面白そうと思って見始めたけど、思ったより壮大な詐欺で面白かった。面白かったと表現したら被害者には悪いのかもしれないけど、正直詐欺師のサイモンはめちゃくちゃ頭>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何の前評判なしに見て普通に面白かった。パプリカは観てたので絵柄とか雰囲気とかは好きなのは分かってたけど、パプリカとは全く違うアプローチのかなり現実的なストーリーで、浮浪者である主人公3人が見つけた生後>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

暇つぶしにみたら普通に面白くてびっくり。今や王道memeまたはネタになったしわくちゃピカチュウ、意外と普通に受け入れられるくらいに可愛かった。
ストーリーはまあ王道な感じでそこまで意外性はなかったけど
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

ロックダウン寸前のクリスマスの夜に観るものではないかもしれなかったが、この映画は凄い。

普段世紀末系の映画は気分が落ち込むのであまり見たくないんだけど、この映画は始まりからかなりポップでコミカルな印
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.2

ラテン系テーマのプリンセス?ものは初めてなんだけど、Pixarのやつがあるので何となくテーマとしてはまたか?感はあった。
いきなり魔法の力を持つ家族一人ひとりの説明がミュージカル調で割と巻きで行われる
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イカゲームを鑑賞してすぐ後だったからか、なんだかこの淡々とした感じが日本映画だなとしみじみ思わされた。
結構サイコな内容だし、描き方によっては割と狂ったサスペンス映画っぽくも出来そうなところを、本当に
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

後の時代で「こういう時代もあったんだよね」と話せる映画にしたい、60年前の実話を基にした話でありながら、現代社会にもまだまだ深く関わりのある話だった。

昨今のBLMのような問題が上がった今、黒人が無
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ファンタジア2000(1999年製作の映画)

3.7

オリジナルのファンタジアのファンなので2000年版も鑑賞。
これが既に21年前ってことにまず衝撃を受けながら、内容を見て行くごとに「あー2000年代初頭ってこういうの流行ってたな」と懐かしく感じるよう
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アラジン(2019年製作の映画)

3.6

ウィルスミスが好きなら「面白くなかった」とは言えないと思うってくらい、ウィルスミスで構成されていた映画だった。彼の人を惹きつける個性と演技はいつ見てもすごい。
構成としては最後の方が少し長い気もしたけ
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リトル・マーメイドII Return to The Sea(2006年製作の映画)

3.0

悪役が、元悪役の姉妹とか配偶者率が高くて驚く。あとアリエルとエリック氏はちょっと子供の教育方針を極端にし過ぎてしまったのでは…と思わざるを得ない。
ディズニー2作目あるあるなんだけど、作画が酷い。
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ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルのシンバとムファサの親子関係がやはり神すぎるので、子供たちの話は面白いけどやっぱりシンバとムファサの絆には負ける。
あと、スカーさんもナラめっちゃ誘惑してたのに、後ろでせっせと子作りしていた
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.7

RPG好きな人はハマりそうな作品。私が実際そうなんだけど、世界観が最近の有名アジア系RPGの世界観いいとこ取りな感じですごい。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドとゴーストオブツシマを足して2で割った感
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ポカホンタス II/イングランドへの旅立ち(1998年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーの黒歴史時代に作られた2シリーズの中でも、特に異彩を放っている
というのも、ポカホンタスがまさかの浮気そして乗り換えというディズニーにはあるまじき流れが。そして元ヒーローの小物感が半端ではな
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シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

2.5

ディズニーの黒歴史感満載で笑える。作業中に流してるといいかなってくらいのクオリティで、真面目に見て時間をかけたら後悔すること間違いなしな作品。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

元々話のクオリティを求める映画でもないので、軽い気持ちで見に行って、テーマパークのアトラクション感覚で楽しめる、まさに娯楽映画を体現したような映画だった。
実は前作を見たことがなくて、ハーレクインの存
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

シュガーラッシュの続編ということで、ディズニー好きの友人に勧められて見てみた。

ストーリーは…多分ディズニーのめでたし感が好きな人は多分あんまり満足せずに終わってるんだろうなという感じ。私はこれはこ
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.1

至って邦画らしい、人生の影の部分、何気ない人生を描くかのようなスタイルの映画だと思った。死生観というよりは、死というものに翻弄されながら生きていく人々を描きたかったのかなという感想。
しかし、広末涼子
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

典型的なアメリカのB級映画というイメージだった。ダメ男なある一家のお父さんが、あることをきっかけにその本当の姿を曝け出し活躍する。

個人的に意味のない暴力シーンはあまり楽しめず、タランティーノのよう
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幸か不幸か、コロナ禍にうってつけな内容だと思った。この夢を諦めざるを得ない人も多い社会情勢の中で、夢を追うことが全てではないと問う内容は多くの人々のメンタルを救ったことであろう。
しかし、この作品はコ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

ケンブリッジを舞台にSteven Hopkinsと彼を支えた妻の出会いから終わりまでを描いたノンフィクション映画。
私は結婚や交際に保守的な考え方がある方
(オープンな交際とかはあまり受け入れられない
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フィルス(2013年製作の映画)

3.6

テンポも良いしジョークのキレも良くて、テンポよく見れる作品だけどとにかく救いようが無く…最終的に救いのない終わり方となってしまうのはなんだか残念だった。
こういうクレイジーな作風は昨今流行っているよう
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