バイオレンスも激しいがそれ以上に悲しく切なく、忘れ得ぬ名作です。
低予算でスターなどいなくとも、
何故これ程の名作が出来るのか、、。
それは監督の才能なのか、そもそも
映画に賭けるお国柄が違うのか>>続きを読む
この映画はもう悲惨の領域です。
あまりにも情け容赦が無さ過ぎる。
猟奇性がずば抜けて高く、救いも一切無い。
そうはなってほしくない展開に、もうどんどん陥っていってしまう…。
ただ、その張り詰めたテ>>続きを読む
陶酔の死の美学、血で血を洗う韓国バイオレンスの総決算。
これだけアクの強いキャスティング陣をまとめあげた監督の手腕に脱帽です。
唯一無二の奇跡の邦画「GONIN」を初めて観た時の衝撃を思い出しまし>>続きを読む
より一層、その倒錯性に磨きがかかったパク・チャヌクの話題作。
日本統治時代の朝鮮で繰り広げられる愛憎渦巻くエロス・ミステリーです。
ウェールズの作家によるヴィクトリア朝が舞台の原作を元にしています>>続きを読む
韓国サスペンスの金字塔的傑作。
序盤のドンチャン騒ぎな捜査とユニークな人物描写、中盤以降はそれと対比していくかのような凄惨とシリアス、その絶妙なカオスが何度観ても味わい深いです。
喜劇と悲愁が混ざ>>続きを読む
「チェイサー」の主要キャスト2人が
今度は攻守逆転、しかし勧善懲悪でない所は前回同様で暗澹たる画の暗さも引き継ぎつつ、より美しく混沌としたノワールに仕上がっています。
キム・ユンソク扮するミョン社長>>続きを読む
叫び、怒り、嘆き、それでも追いかけ走って走って走りまくる。
韓国ノワールのひとつの到達点です。
これが長編デビュー作品とは、ナ・ホンジン監督の才能と力量に下を巻く。
キム・ユンソクとハ・ジョンウ>>続きを読む
圧倒的前評判を背負っていざ日本公開、劇場鑑賞時は周囲からチラホラ聞こえるすすり泣き音がなぜか気になって集中力を失ってしまいあまり没頭出来ず観終わってしまうという残念な事に。
いや、映画館は大いに笑い>>続きを読む
これは過疎化された土地で起きる新参者に対する村八分のストーリーなのか、
あるいは神の子とその数々の奇跡を信じない者達との避けがたい対立を描いたキリスト教の暗黒の部分、果ては異分子に対する嫌悪と排除の意>>続きを読む
個人的には「泣ける韓国映画」第1位です。
弟への愛が深すぎて他者への思いやりさえ失い狂気と暴力に陥っていく兄が切なく哀れ。絶頂期のチャン・ドンゴンの渾身の演技が泣かせますね。
まだ青臭さが残るもウ>>続きを読む
俳優、脚本、食、BGMにいたるまで圧倒的パワーに満ち溢れた作品です。
イ・ビョンホンも相変わらずカッコ良いです。バディムービーとしても◎
宴会場でのゲス過ぎるお遊びが個人的にはツボでした(笑)
シチュエーションスリラーにありがちなツッコミ所は多々あれど、ほとんど一人芝居のハ・ジョンウの熱演にグイグイ引き込まれます。
ラジオパーソナリティから急遽アンカーに復帰する主人公が上司と携帯で話しなが>>続きを読む
キラースマイルを封印し、徹底的に男のダンディズムに焦点を当てイ・ビョンホンの新境地となった作品。
私的には、彼の作品の中では今でもこれが一番好きです。
それにしても、イ・ビョンホンは何を食べても美>>続きを読む
独特なタッチのファンタジーの良作。
切なくて余韻も美しい。
カン・ドンウォンが好きな人は特にたまらないでしょうね。確かに立ち振る舞いが独特で影があり、カッコ良いだけでは収まらない魅力的な俳優です。>>続きを読む
従来より設定に少し工夫を加えたアンダーカバー映画で、コメディチックなやりとりや軽妙な音楽、過剰な格闘シーンなどあるものの、結局は裏切りと復讐のハードクライムに収束していく。そこが韓国サスペンスの一種の>>続きを読む
事前情報なく観たので序盤のオカルト展開にはドギマキしたけれどもテーマは「母の愛」で、そして最後はホロリとさせてくれたんで及第点の作品でした。
ベネズエラ映画のリメイクだったんですね、全く知りませんで>>続きを読む
主人公の刑事は人情味はあるがかなり暴力的で、過激な捜査手法を取る所からして決して理想的な勧善懲悪とかではないのだけど、観終わってスッキリする作品だし、中弛みもなく鑑賞しやすい韓国映画かと思います。>>続きを読む
素晴らしい熱量と緊張感に満ちた傑作。
豪華俳優人の大作風だが
全ての役者の妥協ない熱演や、
社会派とエンターテイメントの絶妙な
配分など韓国骨太サスペンスの
金字塔と言っても良いのではないでしょうか>>続きを読む