井葉さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

井葉

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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子育てって本当に苦痛を強いる時がある。夜も寝れないし気もたつし。あの感じ、あの感じが演出や演技で上手く再現されてて本当に観てていろいろ思い出した。
この映画のカラクリ自体は大して目新しくないが、
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

映画館でこんな80年代みたいな映画を観れたことが嬉しくて嬉しくて涙が出たよ!
映像は凄く現代的なCG満載で大迫力なのに、方法論が80年代というか。子供の頃に観た金曜ロードショーとか休日真昼間にあっ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

いやもうなんか…感動しちゃったわ。
「低予算でも工夫を凝らして努力すれば面白い映画は作れる!面白くていい映画なら大ヒットするはず!」そんな映画製作に携わる者が一度は見るであろう夢。低予算でも素晴らし
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

マーベルも恐らくIWの圧倒的絶望の後にワザとアントマン続編を持って来たんだろうが、まさにそれに見合ったユーモアとセンスオブワンダーに溢れた娯楽作だ!!

ストーリーは前作のタイトでまとまった感じに
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

誰かを愛することって、メンドくさくて何度も足踏みや逆戻りを繰り返す、それでもやっぱりとんでもなく美しいことであるはず!たとえそれがどんな人種や性別でも、そして人ですらなくても! その愛を誰かにとやか>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

些細な事件からやがて巨大な陰謀へっていうベタな流れながら徐々に自体が明らかになっていく話の運びが凄くうまく、軽いノリと軽妙な掛け合いの数々で全く暇させない!
そして何よりキャラクターが全員最高すぎ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなにハラハラして固唾を飲んで画面を凝視したのはいつ以来だろう。映画5本分ぐらいの見せ場を凝縮したようなアクションの連続は全てが臨場感溢れてる。3Dでも4Dでもないのに飛び交う銃弾や、すれ違う車の>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

わかりやすいスーパーヴィランを倒しても何も変わらない。そんなことでは戦争は止められない。人間は醜悪で救う価値などないのかも?でも彼女が闘えば何か変えられるはず、人の心に何かを与えられるはず。ただ罪なき>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

トムクルーズのカッコいいアクション、侵入不可能な部屋への侵入、二転三転する諜報戦、敵を欺くマスクや数々のガジェット、オペラの裏での攻防。MIで観たいものを、いやスパイ映画で観たいものを全てちゃんと観>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.0

復習の為再見!
ガーディアンズオブザギャラクシーは別格として、MCUで一番娯楽作品としてクオリティが高いのは本作じゃないかと思う。
丁寧な伏線、アントマンの特殊能力を生かした映像の面白さ斬新さ、ケ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

なんと素っ気なく淡々としていて、しかしなんと優しく熱い映画だろう。映画のあり方がまさにダニエルブレイクの人となりを表しているような。 貧困とは金銭的な問題だけど真に豊かとはどういうことか?「万引き家>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

僅かな違和感が徐々に広がって遂には全く予想もつかない最悪の展開へと転がり落ちる。徐々にくる演出の数々も上手いし、少しだけ変な人演技が上手い役者達の力も相まって余計に不安を掻き立てられる。
社会派
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

チョー楽しかった! 次から次にネタをぶち込みアクションもキレキレ!初っ端から色んなものを茶化して自虐して、なのにちゃんと正統派ヒーロー映画なのが凄い!前作のデッドプールなりの純な正統派ラブストーリー>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

想像してたより遥かによかった。
ただひたすら真に人間的であることとは?真に良心的であることとは?を問いかけられ続ける。特に柄本明のシーンなんて想像とは逆の不意の良心を見せられてグッときてしまった。
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく後世に残る傑作だ。

過去の様々な傑作達と同じ匂いを何度も感じた。 大きすぎる雑音、繰り返されるフラッシュバック、ドアップで一部しか見えない所作。丁寧な演出の数々でジョーの抱える狂気を追
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.8

この話自体が持つ矛盾でやっぱ冷めるものの、この話自体が持つテーマをキッチリ描き切ろうという意思をたしかに感じた。
多様性を認めようとしないマッチョな男社会の象徴である悪役に対する野獣の立ち位置もい
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

芸術と教養が溢れる美の園で少年が恋をする。間違ってても報われなくても喜びも悲しみも全てそのままに受け止め人生を生きていく。少年のころは苦しくて仕方なくても大人になって振り返ると輝く想い出になるのでし>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

約10年、18作の積み重ねがなければこの映画を作ることは出来なかった。ここまで積み上げられ一つに集結した映画は観たことがないし、これからもMCU以外では観れないのではないかと思う。
膨大なキャラク
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

こんなに最高の映画を観たことがあるだろうか、いや今まで観てきた映画がこの映画を最高に押し上げている。
自分の好きなもので溢れてて好きなものの話をすればみんな通じてわかってくれる。これがとにかく最高
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーは一年後には1ミリも思い出せなさそうだけど!だけど!!次から次にこれでもかと押し寄せる強烈なヴィジュアルと2分に一度ぐらいの「なにそれっ!?」って展開!
とても特殊捜査官には見えないし
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うなぎ(1997年製作の映画)

4.5

さすがパルムドールを受賞しただけあって素晴らしい映画だった。
愛は人を醜く狂わせる。それが切実であればあるほど。だけど本来、愛ほど美しいものはないはず! 醜い愛憎に翻弄された二人が美しい本当の愛を
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

アフリカ文化とSFの掛け合わせがこんなにも新鮮でセンスオブワンダーに溢れてるとは思わなかった。かつてブレードランナーでアジアとSFの掛け合わせが新鮮だったように。

アフリカンの持つ豊かな文化を高
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

なんと純粋で美しい映画か。
とにかく映像、世界観が美しくどことなく「ロストチルドレン」を思い出した。演出や構成などは昔ながらの手法というか一切奇をてらっておらず映画の持つ様式美を感じ観ててめちゃくち
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

明後日の方向にだろうが動いていないといられない。ストーリーは基本的に殺伐としててシュールでどことなくコーエン兄弟を思い出すのだけど、そこに希望がないわけじゃない。理不尽な暴力で変えられてしまった人だ>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.0

正直予告観た時絶対面白くないだろと思ったけど素晴らしい傑作だった。
ラストの鮮やか過ぎる伏線回収の手腕に、全ての人の多様性を認めることの素晴らしさ、少しの善意で何かが変わることを謳ったテーマもい
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

なんでもないシーンでも映像から漂う美しさと優しさに泣きそうになった。
命を失おうともその人との思い出があればそれは最強の力になる。
キャラは魅力的で絶妙なバランスを保ってて凄く観てて心地いい。若
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.5

正直映画としてはたいして上手くないと思う。カイくんの心情の変化もよくわかんないし、ラストの展開もなんでそうなったのか全然わかんないし。
だけど!!そんなロジックなんかどうでもよくなる程の超弩級の強
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

冒頭からフルCGで作ったのかと思うぐらいのありえない動きとありえないカメラワークの異次元アクション!もう映画にはカメラワークの制約は存在しないのかと思うぐらい凄くて正直このシーンはマトリックスを始め>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

やっぱり何もかもが完璧すぎる。
1のほうが綺麗にまとまってるし名シーン率も高いが本作はより複雑で練り込まれててストーリーとしては本作の方が好きだ。家族を守るためファミリーを作ったビトとファミリーを
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

何かが追って来ると言うただそれだけのシンプルなコンセプトでありながら凄く斬新でかつ、古典的な雰囲気も感じる。
青春期の性への罪悪感とか、大人になり何かを差し迫られてる感覚とか、もっと単純に考えると
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

復習のため再見!
不遇で腐りかけた少年が自らの出自を知り、才能を開花させ、世界を救う大冒険へ!っていうスターウォーズやハリーポッターなど今まで何度もやられた王道ストーリーを、ハイクラスと超キレキレ
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

ころころ感情が移り変わり嘘ばかりで相手を翻弄する精神病患者をグザヴィエドランが好演してる。彼の顔って美しいんだけど笑ったりすると崩れる感じとか、知性と幼さを兼ね備えてる感じとかが狂気方向にはまってる>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作で伝説は引き継がれたと思っていたけど、今作でこそ遂に完全に伝説は引き継がれた。ここから先は新キャラクター達の時代が来る。
場面が切り替わる時の演出や、ワザと作り物感を残してるクリーチャー達、と
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.8

ずっと観たくてやっと鑑賞。単純にめちゃくちゃ面白かった!
不条理でグロテスクでなんとなくディストピアっぽい雰囲気はカフカの書いたヒーローもののような印象。
CGのない時代なので顔をブルブルさせ
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

正直最近のMCUみたいにガーン!ってアガるクオリティの高いエンターテイメントにはなりきれてない気がするけど、DCにそれを求めるのもなんか違う。
コミュ障気味の孤独で暗い苦悩するヒーロー達が集まって
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

今更この傑作に何を言うのも無駄な気がしするけど、久しぶりになんとなく観たくなって観た。改めて見るとやっぱ凄く変な映画。
もちろん例外はあるけど普通映画ってストーリーを動かして面白くしてくものだと
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