MountainDewManさんの映画レビュー・感想・評価

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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.3

ジワっと染みるように心に残る作品。

家族のために自ら死を選ぶモハメドと、その考えを改めさせようとするダリュ。
ダリュが最後の決断をモハメドに託したのは、彼を本当に尊敬していたからだろう。


ダリュ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.0

19歳の初監督が作ったとは思えない映像。
ストーリーに関しては、19歳の初監督だからこそっていう感じのストレートな思いが伝わってきた。

高校生の頃には既に収まりつつあったけど、自分も中学生の頃は、親
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悲しみが乾くまで(2008年製作の映画)

3.8

予想以上に良かった。何が良かったかって、ラブストーリーに走らなかったこと。
ラブストーリーになっていたら死んでしまった夫への後ろめたさが残るし、いわゆる良い話なんだけどどこにでもある恋愛映画になってし
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.3

映画っていいなぁって改めて思わせてくれた。
コメディだけど、最後はいい終わり方。

映画を愛する人が作った、映画を愛する人のための映画。

帰らない日々(2007年製作の映画)

3.8

とにかく重くてリアル。ここまで重い余韻が残ったのは久しぶり。

途中で「あ、この話にハッピーエンドはないんだ」ってことを悟った。考えてみればそれが普通なのだ。映画だとよく誰かとの出会いや出来事で、悲し
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

3.2

タイトルに惹かれてレンタル。
主要人物がほぼ女性なので、どちらかというと女性にオススメの作品。
つまらなくはないけど、男性にはあまり感情移入できる人物がいないかも。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.5

見所はなんといっても三人の役者。
役者って本当に凄いなぁって改めて思い知らされた。

まずはショーン・ペン。
娘を殺されたという怒りや悲しみが、立ち姿だけでも伝わってくる。彼は目には見えないオーラのよ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.5

世間的には負け犬と呼ばれる家族のロードムービー。

登場人物がすごく個性的。TSUTAYAでジャケット裏の人物紹介を読んだのだが、それだけで笑ってしまった笑。こんなユニークな家族の話がつまらないわけが
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ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.1

もっと早く出会いたかった作品。中高生時代、部活でずっとベンチ要員だった時の事を思い出して、自分もルディのように誰にも負けない熱意を持って練習に取り組んでいたら何か違っていたのかなぁ…なんて考えながら観>>続きを読む

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.5

ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニーなど、実力者揃いのキャスティングのおかげで、ストーリーがより深く感じた。

今作は、誰でも一度は考えたことがあるであろう死刑制度の是非がテーマ
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グッド・シェパード(2006年製作の映画)

3.2

一回目だからとかそういうのじゃないくて、本当に理解できなかった。開始45分で考えるのを諦め、更に30分たったくらいで観るのを中止した。知らない奴や理解できない奴は置いていくというスタンスで、ただでさえ>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.4

同じホロコーストを扱った作品では『シンドラーのリスト』の方が好きかな。

あくまで個人的な感覚だけど『シンドラーのリスト』はホロコーストの恐怖の実態を丁寧に描いていて、『戦場のピアニスト』はシュピルマ
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.4

うーん…正直、期待し過ぎたかな。
自分のような凡人には勇気が湧いてくる作品なのだが、期待値が高すぎたことに加えて、タイミングが合わず引っ張って引っ張ってようやく観れた作品なので、こんなもんかっていう感
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.4

ほとんどの日本人が衝撃というか、カルチャーショックを受けると思う。
今までにアメリカの治安の悪さを見ることはいろいろな映画であったが、ここまで唖然としたことは無かったかも。
妙にリアルで、アメリカへ行
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

またもやジョセフ・ゴードンの親しみキャラが炸裂!
そしてズーイー・デシャネルの可愛いさも炸裂!
この二人のおかげで最高の映画になった!


….と言いたいところだが、まさかの結末。
ジョセフ・ゴードン
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

4.8

エンドロールと同時に涙が溢れ出てきた。感動で泣いたのは人生で初めてかもしれない。いつも、泣きそうになると堪えてしまうのだが今作は堪えきれなかった。
自分の感動のツボにマッチしていたのか、たまたまその時
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パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.7

“SOS”と命名された原因不明の奇病が世界中で爆発的にまん延し、感染者たちは嗅覚や味覚、聴覚などの五感を次々と喪失し、人類は存亡の危機にひんしていた。そんな状況の中で出会ったシェフのマイケル(ユアン・>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.8

かなり前に一回借りたんだけど、難しくてごちゃごちゃした内容から途中で挫折した映画。今回観てみて普通に理解できたから、なんだかんだ自分も成長してるんだなぁ…なんて思った 笑


理解できるとこんなに面白
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プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

3.7

フランスの綺麗な景色と、オシャレな音楽、抜群のテンポの良さで、まるでスキップをしているような清々しい気持ちになる作品。

ラッセル・クロウがこんなポップな作品に出ているとは少し意外だった。
普段のかっ
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

最高!愛に満ち溢れ、温かくも爽やかな傑作。トビー・マグワイアが主演という事とジャケットの爽やかさに惹かれ、よく考えずに借りてきたのだが、オープニングを観てすぐに「これは当たりだ」と確信した。
何と言っ
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エレファント(2003年製作の映画)

3.3

先日観た『SOMEWHERE』を上回る特殊な映画に出会ってしまった気がする。
かなり好き嫌いが分かれそうな作品だと思う一方で、好きか嫌いかを問うような作品ではないとも思える。この作品を好きか嫌いかで済
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.4

ストーリーだけを見ると非常に地味。ハリウッドスターの父とその娘との生活を淡々と描いていて、当然盛り上がりなんてものは殆どない。
しかし、その何気無い生活に心地よさを感じてしまうのも事実。
それは、父親
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.8

悲しい世界だなぁ。
臓器提供するために生き、教育され、そして死ぬ。
てっきり自分はこの運命に逆らうために奮闘するストーリーなのかと思っていたが、それは違った。
数年の猶予を貰おうとする者もいたが、基本
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.7

ガンで5年の生存率が50%と宣告された男アダム(ジョセフ・ゴードン)の話。
病気ものだが比較的ライトな仕上がりで、軽いコメディ要素も添えてあり、重すぎず軽すぎずのストーリーはとても好感が持てる。これは
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.7

理由は忘れたが、かなり観たいと思っていたのに映画館に観に行かなかった作品。

ケイト・ウィンスレットは40歳近くになり、タイタニックの時のような若々しさは無いものの、色気がすごい 笑。

基本的にスト
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I See You.com 〜ハレンチのぞき見大作戦!〜(2006年製作の映画)

3.3

暇だけど、TSUTAYAへレンタルしに行くのも面倒くさい。そんな時に、スマホのアプリで評価も悪くなくて気軽に観れそうな今作を発見。

給料の良い仕事を持ち、魅力的な妻・美しい娘・将来有望な息子に囲まれ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

イーストウッドの作品は、深い余韻が残る作品が多い気がする。
今作も観終わった後は、この作品のことが頭から離れないくらい余韻が強かった。

大げさかもしれないけど、さっきまで自分は本当にあの映画の中の世
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.4

今作の主人公ビリー・ヘイズは『ショーシャンクの空に』のアンディ・デュフレーンとは違い、実際に罪を犯して捕まっている。だから最初のうちは、刑務所内で酷いことをされても自業自得だろって感じで、同情できなか>>続きを読む

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.4

あくまで個人的な感覚なのだけど、人種差別をテーマにした映画には傑作が多い。そしてこの『タイタンズを忘れない』も例外ではなかった。

特にこの作品には心にジーンとくるポイントが非常に多い。
人種差別とい
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.8

ファーストシーンは事件の実際の映像から始まる。その映像から伝わってくる、現場の異様な空気感で、一気に作品に引き込まれる。

主人公が死ぬことを観客が知っていること前提で進むストーリーはなんとも言えない
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僕が星になるまえに(2010年製作の映画)

3.2

余命宣告され、残り少ない余生を最大限楽しむというハリウッド的でハートフルな映画を期待して観ると、若干肩透かしを食らうかも。


最後の主人公の決断については賛否両論あったりするのかな。
自分がもし、主
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早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.3

ストーリーは大して面白くないのだろうと期待しないで借りてきたら、案の定本当に面白くはなかった 笑。
とはいえ自分にとってはクロエとジェニファー・ローレンスが主演というだけで、観る価値はあったので満足。
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ザ・イースト(2013年製作の映画)

4.0

びっくりするくらい引き込まれた!ここ最近、観た映画の中では間違いなく一番時間を忘れられた作品。
そしてただ面白いだけではなく、社会派映画として凄く考えさせられた。

最初は「イーストなんてただの変態集
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.8

爽やかだけど、胸が熱くなる青春。音楽もよくて、心に残る映画だった。『遠い空の向こうに』っていうロマンをかきたてる邦題も好き。

スポーツや恋愛などの華やかな青春ものもいいけど、こういう青春ものも悪くな
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