信念なき政界茶番劇の中にも、しっかり人間らしさが描かれていていい映画だった。スミス都へ行く的アメリカの良心はまだ失われていなかった。これぞアンクルサムムービー!勝手に名付けました。ただ、ところ変われど>>続きを読む
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野心溢れる男の前に現れたまわりを翻弄するセリーナ。その魔性度はスカーフェイスのミシェルファイファーなみ。あっちはタイガーでこっちはクーガー。
ブラッドリークーパーも出会った瞬間「結婚してくださいっ」>>続きを読む
ベルリンの壁崩壊前夜のスパイフィクション。特筆すべきは当時を彷彿とさせる音楽の使い方。最近は80’sをサンプリング的に使う作品が多いが、その中でも群を抜くセンス。80年代風ではなく今の感覚で撮られたス>>続きを読む
美しいオープニングからジェイムズブラウンのファンキーなナンバーで始まる。アニメーションのお洒落なクレジットで期待するも、蓋を開ければ典型的な部類のフランス製コメディドラマ。話の進行があまりにも簡単すぎ>>続きを読む
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脳内伝達物質の濃度が高い映画。カンナビスではなくメタンフェタミンのそれと同じ。アメリカンビューティなファイトクラブの薫りがするが、肝心のラストに力がなく曲がない
アクトレスの中でもその兆しがあったがアサイヤスが面白いのは、人がもつ潜在意識の曖昧な或るなにかを、ガジェットを用いて寓喩的に外連味を交えながら境界不明瞭なままこちらに委ねるとこにある
面白かった。ダラスバイヤーズクラブもそうだったけど、こういう伝記ものなら大歓迎。
アメリカンドリームのひとつマクドナルド。実は不動産業だったんですね。
コンビニより良い市場がある街に住みたい私は現>>続きを読む
アキンらしいと言えばそうなんだが、あっさりしすぎて作品に力強さをあまり感じなかった。それだけこの監督の映画への期待度が高いので
安定のクストリッツァ印。戦場でドタバタの宴、動物達とのコミカルな競演はお馴染み通り。ややシリアス寄りになったが。今回の見所はクストリッツァ本人とベルッチの絡み。これがやけに生々しい
ハリウッドの影響もろに受けてます。マーベリックみたいなパイロットがライトスタッフになって、グラビティ顔負けの緊張感で魅せる。言い過ぎてない!絶対!多分!それでいてロシア映画は笑いが同居してて素朴なとこ>>続きを読む
前半の不気味なミステリー感が傑出している。撮り方は往年のサスペンスを踏襲してるがどこか新しい。暗示的なまま最後まで保たせれば嘗てない傑作の予感がしたが、ネタを明かすうちに後半は安っぽいホラーになった
南米のジャングルで蟻に噛まれたことがある人はゾッとするシーンがあります
もう一度子供の頃に戻って、この映画を観たらどんな感じだろう。
映画ファンならずとも世に名だたるその人スピルバーグ。初めて彼の映画を観たのはE.T.だった。公開当時は今と違い指定席ではなく立ち見続出の>>続きを読む
対ソ連という大敵との宇宙開発競争が盛んだった頃。ある意味では夢のあった時代に活躍した知られざる彼女達の功績を、アメリカの歴史背景と共に、正義に基づくアメリカンジョークな脚本と大味な演出で魅せるとてもア>>続きを読む
That’s so cool
Turn up the music!!
And another cup of coffee
冒頭の状況設定からキャストアウェイのトムハンクスが、もしポールダノだったら...みたいなノリで観てたんだけど、死体とのやり取りだけで進む内容に正直退屈だった。それも下ネタの連発で完全にギャグ漫画。だけ>>続きを読む
見応えあった。リアリティのある緊迫感と絵になるショットが両立してる。
赤いハイヒールのシーンいい!と言っても僕はそこまで足フェチな訳ではないんだけど、最後の赤がいいんだよな
とてもキュートで素敵なロマンチックコメディでした。レストランのシーンなんてロマンチックすぎるで>>続きを読む
ムンジウ監督はほんとに凄いと思う。この作品はラストシーンが秀逸。誰しも知っている感情の一瞬を繊細に暴いてカメラで撮る
アニメーションで描かれる魔女と王子、調剤師と牧師の2つのエピソードが素晴らしく良かった
オープニングから引き込まれてラストまで一気に。弟想いなとこだけは誰にも負けない兄貴が突っ走る。見てるこっちまでクタクタ。ながい1日過ごした気分。
糞ファシストに、魂は屈しなかった
ツァラトゥストラかく語りき(笑えるユーモア)
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延々続く味気ない食事も、ラストの笑顔で全て持ってかれた。
オフビートでハートフルなコメディ
怒りや憎しみの中で生活する冷たい世の中に、ニューエイジ姐さんがもたらす嘲笑は愛おしい幸せだった