jasperさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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セールスマン(2016年製作の映画)

3.8

ファルハディは事件の瞬間を見せてくれない。関連のある人達の証言を聞いて薄々明らかになるのだが、犯人の有罪無罪ではなく正義そのものを問う。
建前と本音の嘘と秘事
体裁を繕うばかりに正義が行方不明に。裁き
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甘き人生(2016年製作の映画)

3.8

何様のような感想しか書けない自分は恵まれていると喜ぶべきなのかコメントしづらいが、深い傷を負った者が闘い続けた苦しみと哀しみは戦利品の宝のように輝いてる。人は自分自身の人生を冒険するしかないのだろう

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ウィットニーの曲がとても効果的
というかあの曲そのまま映画のテーマになってます

裸の心でつきあえる人どれだけいるだろ
静かな見せ方と奇抜な表現のギャップがおもしろい

色々考えさせられる茶目っ気たっ
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.7

冒頭から相当なインパクトがあったが、作風のトーンがそれなので少々間延びした感は否めない。
たまたま鑑賞前に聴いていた中島らもさんの楽曲"いいんだぜ"が頭を過ぎる。
タッチはスペイン映画"マジカルガール
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ゼロ・アワー(2010年製作の映画)

3.4

なるほど示唆に富んだ社会派ドラマだった。ある種、美学に似た哲学さえ見て取れた

空の沈黙(2016年製作の映画)

4.0

沸々と込み上げる"わらの犬"かと思いきや、仇はそこではなかった

7BOX [セブンボックス](2012年製作の映画)

3.5

アスンシオンのメルカドで展開される少年たちのアクション。パラグアイ発のサスペンスに特色があり、メジャーにはない空気感がよい。

バーバリアンズ セルビアの若きまなざし(2014年製作の映画)

3.7

来年開催されるWould Cupロシア大会出場を果たしたセルビアとクロアチア。もしこのカードがあれば、またもや尋常ではない熱い試合になるでしょう

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.3

ん?これって社会派ホラーなのか

“暗くなるまで待って”のヘップバーンを退役軍人のおっさんにして、デトロイトの窃盗団にしっぺ返し食らわせるスリラーテイストたっぷりのホラー。いやホラーテイストたっぷりの
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.9

いろいろ詰め込んだ割に質量は小さかったが、取ってつけたような暴慢さも温度あるエネルギーのパッチワークとなって逆に人間臭さを感じた。

結末は”はじまりへの旅”と同じような人情喜劇。

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.7

やっぱり昼ドラ調なんだけど、アンダーグラウンド知ってるだけあってキャラクターも濃いし、ものすごくエモーショナル。
ドランもそうだけどアルモドバルも母親を描くんだよな

潜入者(2015年製作の映画)

1.2

ブレイキングバッドの呪縛がありすぎて、実話ベースのドラマに入り込めんかった

禁じられた歌声(2014年製作の映画)

3.7

憧れのトゥンブクトゥが、こんな状態になっているとは