ニルヴァーナファンさんの映画レビュー・感想・評価

ニルヴァーナファン

ニルヴァーナファン

Chime(2024年製作の映画)

5.0

極上の不穏感を味わえる44分間

この映画の内容を説明しろと言われて完璧に説明できる人は1人もいないだろう。全てが理解不能で狂気的、考察をする余地すらない。ただひたすら"怖い"映画であることは間違いな
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道(1954年製作の映画)

5.0

ロードムービーの傑作でありフェリーニの作品の中で最もストーリー性が高い映画でもある

「甘い生活」や「81/2」のような断片的なエピソードを繋げたような構成ではなく、起承転結がしっかりとあるためストー
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ハウス・オブ・ザ・デビル(2009年製作の映画)

5.0

「レディバード」のグレタ・ガーウィグが出演していて驚いた。ありきたりな展開と演出で映画的には少々退屈だが80年代っぽさをここまでも醸し出せるのはタイウェスト監督の巧みな演出力にある。
80年代のB級映
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エクスタミネーター(1980年製作の映画)

5.0

「ローリングサンダー」的であり「狼よさらば」的でもあり、「タクシードライバー」的でもあるカルト人気を誇るバイオレンスアクション

親友が襲われる→家族に伝える→一味を拷問。この流れをなんと5分程度で描
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

5.0

ウィリアムフリードキン監督が今作を超えるアクション映画は後にも先にも存在しないと絶賛しており鑑賞してみた

アクション映画の原型でありつつ今観ても楽しめてしまう。
ノンストップのチェイスアクションが繰
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アーティスト(2011年製作の映画)

5.0

題材は「バビロン」と同じだが今作はあえてサイレント映画にするという手法をとっており、映画の歴史を再現する試みにいたく感動した

セリフは一切なく俳優のアクションだけで観客に状況を理解させ、楽しませる。
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新・仁義の墓場(2002年製作の映画)

5.0

大笑い、30年のバカ騒ぎ

三池崇史作品の中で最も真面目に作られているヤクザ映画。いつものパンクでアナーキーな世界観を封印して今作が描くのは一つのミスで窮地に追い込まれていく哀れなヤクザ。
石松を演じ
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ポゼッション(1981年製作の映画)

5.0

数あるカルト映画の中でもここまでも狂気的な作品は観たことがない

全く理解はできない。だが凄まじい映画だったことは理解できる。
アート系の映画なのかなーという認識で観にいったのだがアート映画でもなけれ
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ユリシーズ(1954年製作の映画)

5.0

ノーラン版の「オデュッセイア」とほぼ同じ。もちろん所々描き方が異なる場面もあるが、過去と現代が行き来するストーリー構成やオデュッセイア(今作ではユリシーズと呼ぶのは正しいが)の性格、などなど描かれ方は>>続きを読む

TOKYO FIST 東京フィスト(1995年製作の映画)

5.0

全編に漲る狂気的なまでのエネルギッシュさ!これぞカルト映画!

倒置法が多様される不自然な脚本とギンギンのカメラワークなどノイズまみれの作風だが、この居心地の悪さをあえて強調することによりパンクでアナ
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

5.0

圧倒的な映像美でまさに動く絵画

映像作品としてここまでも芸術的な作品は少なく、フェリーニの「甘い生活」やゴダールの「気狂いピエロ」などの前衛映画ともまた違う雰囲気が漂う。

復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

5.0

「蛇の道」や「蜘蛛の瞳」よりもこちらのシリーズの方がタイプ

唐突に始まる銃撃戦、金属探知機なんか無視する銃撃戦…カッコいい、カッコよすぎる
カメラを動かして臨場感を与えるのがアクションシーンの基本だ
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

5.0

S・S・ラージャマウリ監督は究極のエンターテイナーだ!

ミュージカルあり、笑いあり、ロマンスあり、アクションありでひたすら楽しい娯楽作。
地味な復讐劇かと思ったら中盤からはこの設定ではありえないほど
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西部戦線異状なし(1979年製作の映画)

5.0

今までに3度もリメイクされてきた作品だが一番の傑作は今作だ

2022年のリメイクとは対象的でオリジナル版と話は同じだが今作の方が反戦映画として秀逸。ドラマチックな演出に頼らず、「戦場」をそのまま描い
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キック・オーバー(2011年製作の映画)

5.0

「ペイバッグ」やガイ・リッチー作品に通ずる痛快なクライムアクション

サスペンス要素とコメディ要素をいい塩梅で散りばめつつ予想の斜め上をいく展開がテンポ良く続き見応えのあるプロットに仕立てられていた。
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ディスクロージャー・デイ(2026年製作の映画)

5.0

今作は「神=宇宙人」という描かれ方をしており、「E.T」や「未知との遭遇」とは違い宇宙人を神のメタファーとして描いている。そのため、過去の焼き直しではなく全く新しい地球外生命体との交流を描いているのだ>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

5.0

完璧な創造物の一つ

先日、先輩から大量にノーラン作品のブルーレイディスクを譲ってもらい久しぶりに再鑑賞したのだがあまりにも面白いので1日に2回も観てしまった。
観るたびに発見があり、細かいディティー
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復讐 THE REVENGE 運命の訪問者(1997年製作の映画)

5.0

個人的には黒沢清監督の最高傑作

低予算×2週間の撮影だったそうだがここまでも面白いハードボイルドアクションが撮れるとは…

黒沢清の巧みな演出のおかげで低予算であることを忘れてしまうほど銃撃戦のクオ
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

5.0

意外とこの題材を取り扱った作品は少ないのでは?

終始緊迫感が張り詰めるスリリングなヒューマンドラマ。イスラム教を盲信する少年をドキュメンタリータッチで描く。
今まで貧困問題を取り扱ってきたダルデンヌ
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

5.0

鑑賞後、とてつもない「痛み」に恐われる傑作

切ないを通りこし、直視できないほど胸が締めつけられる作品だった。
残酷な世界で生きた男が愛を知る…ここまでだとありきたりな作品になるが今作は世界の不条理さ
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

5.0

最初期の頃からダルデンヌ兄弟の作風は確立されていた

手持でブレブレのカメラワークと徹底したリアリズムを追求した心理描写…素晴らしすぎる。
今作に限らずダルデンヌ兄弟作品全般に共通することだが、メッセ
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

5.0

パンクでほろ苦い青春ロードムービー

ファティアキン監督らしい遊び心のある演出は観ていて楽しい。
ラストシーンが最高で夏の終わりにピッタリの傑作。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

5.0

ドラマチックな演出は一切なくドキュメンタリータッチなカメラワークで淡々と描いているのだが終始とてつもない緊迫感が画面から溢れでている

子供であり移民でもある姉弟が犯罪に手を染めていく…。結末の冷酷さ
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

5.0

壮大な荒野で繰り広げられる繊細な人間ドラマ

富、権力、名声、差別…人間の醜い側面をしっかりと描写すると同時に心温まるシーンや牧歌的で居心地の良い雰囲気も描かれており映画のお手本のような作品。

ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

5.0

観ている時はあっさりとしたヒューマンドラマだと思っていたが観終わった後の余韻で今作の濃密さが伺える

アル中の男が弱小バスケットボールチー厶のコーチを務め這い上がっていくストーリーはスポコン映画では王
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マイケル・コリンズ(1996年製作の映画)

5.0

アイルランドを独立へと導いた英雄マイケルコリンズの半生

35mmネガのザラついた質感が心地良い。スピーディーでエネルギッシュなカメラワークにとにかく圧倒される。特に戦闘シーンはカメラワークにかなりの
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アパルーサの決闘(2008年製作の映画)

5.0

隠れた傑作ウェスタン

30年〜60年代には娯楽性が重視された西部劇が量産されていたが2000年に入ってからなぜか激渋な作風が主流となった。トミーリージョーンズ監督の「ホームズマン」同様に今作も地味な
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ノーマル・ハート(2014年製作の映画)

5.0

エイズの危機をいち早く訴えたゲイコミュニティを描く

実話ベースの社会派な題材を扱ってはいるが、中身はエイズに感染した恋人との絆を描いたヒューマンドラマとなっている。

僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)

5.0

一風変わったロードムービー

オシャレな音楽と色彩豊かな映像の数々はどこかウェスアンダーソン風味もするが後半の空港シーンでは押井守の「紅い眼鏡」的な難解さもあったりと独特な世界観が非常にクセになる。し
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リカウント(2008年製作の映画)

5.0

投票に公平性はあるのか

「ハウスオブカード」では冷酷無情な大統領を演じたケビンスペイシーだが、今作では真の正当性を追い求めるアツき政治家(弁護士)を演じる。
ブッシュVSゴアの接戦によって国民の票が
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オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男(2016年製作の映画)

5.0

スピルバーグが制作総指揮の傑作ポリティカルドラマ

JFKの死、公民権法案、ベトナム戦争…テレビ映画とは思えないほど脚本と演出のクオリティが高い。ジェイ・ローチ作品は今作が初だがこれから追っていくこと
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マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡(2006年製作の映画)

5.0

ピンチ→乗り越える→ピンチ→乗り越えるの連続なので基本的にはずっと楽しい作品

試合の迫力はもちろんコミカルなシーンや感動的なシーンもありスポーツドラマ、青春ドラマとして見てもかなり秀逸。

クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

5.0

金に目が眩んだワルたちの騙し合い

70年代のB級ノワール的なポップさもありつつ重厚な味わいもする傑作。なにより俳優がとんでもなく豪華。デル・トロ、ドンチードル、マッド・デイモン、デヴィッド・ハーバー
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フィアレス(1993年製作の映画)

5.0

ピーターウェアー監督の鋭い着眼点と秀逸な構成と演出が光る傑作

「トゥルーマンショー」でもそうだったようにある事件をきっかけに、日常に違和感を覚えた主人公の心情を時にスリリングに、時に温かく描く。
今
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マイ・ドッグ・スキップ(2000年製作の映画)

5.0

清々しいほどのお涙頂戴映画だがラストはグッときてしまう。それもそのはず、少年と犬のピュアでプラトニックな愛情を子供の視点で真っ直ぐに描いているからだ。
犬を通して大人の階段を一段上る少年の成長物語を主
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消えた声が、その名を呼ぶ(2014年製作の映画)

5.0

「デスストランディング2」繋がりでファティ・アキン監督作品を追っているのだがここまで傑作揃いの名監督だったとは恐れいった

紛争により生き別れた家族を追い求め1人の男が旅にでる。次々と首を切られていく
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