poetさんの映画レビュー・感想・評価

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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

4.0

アマプラで見終えると、タイトルとともに堤真一がこちらを見ている。それが怖かった。

尾崎姉妹と濱田のやり取りが好き。人は人のことをよく観察している。日常的に暴力を受けていると暴力に寛容になってしまうの
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隣の影(2017年製作の映画)

2.5

しょーもないところに囚われてすったもんだするのが人間で、暴れ方がレベチな人が混じると事件になるんだな、など。

そして、
あの親にしてこの子あり
だなと思った。

赦し(2022年製作の映画)

3.0

MEGUMIさんはこういう優柔不断な役が似合わないなと思った。
あなた達にゆるして貰いたいわけじゃない。
そんな風に思ってしまった。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.5

豪華絢爛な王室に愛と野望が渦巻く禁断の宮廷ドラマ!の紹介の通りだった。
お気に入りの座を巡り争う2人よりも、女王の深い孤独と与えられた権力の使い道が混沌としていくのが印象的だった。

パイプライン(2021年製作の映画)

3.3

お決まりのストーリーなんだけど、こういうの何個あってもいい。そういう意味では吉本新喜劇みたいなものなのかもしれない。

あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

4.6

そんなん泣くに決まってるやん。だけどそういう映画が観たい日もある。期待に応えてくれる1本だった。ドギョンスが好きなのでスコア高め。

かぞく(2023年製作の映画)

1.0

各々魅せる力のある俳優が揃っているのに全く記憶に残らなかった映画。風景も台詞も、なにも響かなかった。観なかったのかな。

連鎖(2018年製作の映画)

4.4

本人は何やらよく分からないまま皆から嫌われて、ずっとずっと嫌われたままで友達もいなくなっておそらく神父さんもいなくなって、ただ自分の好きな人が自分に背中を向けた後姿が悲しくて。本当の友達なんかじゃなか>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

4.0

蛇口を捻っても涙が出てこない。泣いたって誰も助けてくれない。酷い目に合っている子どもの目には出口が見えない。出口を照らすほのかな光さえも見逃してしまう。出口から手招きするだけでは子どもはその地獄から抜>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

親にならなければよかったのにと思われる人は死んでも改心なんてしないし、期待することが愚行にも思える。そしてそういう女は安易に子どもを産む。
そんな母の元に生まれた子を救う術のなさに何度も打ちのめされた
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いつか家族に(2014年製作の映画)

3.3

あの豹変は離婚してもいいんじゃない?と思ったが、男女の関係は複雑だ。あんなお父さんならいらないんじゃない?と思うけど子どもの心は一直線だ。釈然としないけど相思相愛になってよかったのかな。

ユン・ウネ
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4人の食卓(2003年製作の映画)

2.5

こんなにも何も解決しないことがあっていいのだろうか。ダルさと美しさが絶妙にシュール。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.7

頭の中の織田信長が岡田准一から木村拓哉に描き変わることは無かった。

綾瀬はるかさんはいつ見ても綾瀬はるかで好き。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

最近観た映画として口に出して誰かに言うのはちょっと恥ずかしい映画。でもそういう映画がちょっと面白かったりする。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

スケールも大きいし俳優さんも豪華だし、すごく面白かった。ただ白い人が悲しすぎる。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

こういう友達ができるから人生って素晴らしいんだなと思う。

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

3.0

日本人役には日本人を使ってもらえたらもっと没入出来ると思うんです。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.0

ずっと仕返しのこと考えてたら
普通に生活できないんだな。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

気持ち悪いので直視出来なかった序盤から見た目は良くなっていくけれど・・・

中身の醜さを隠すとか
少女の中の葛藤とか
圧倒的に大きな化け物オカンとか
地味な怪物オトンとか
弟は雑魚だけど怪物予備軍とか
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余命10年(2022年製作の映画)

4.7

行ってきますと云う茉莉の後姿が今にも消えてしまいそうで序盤から泣いてしまった。

親の気持ち、お姉ちゃんの気持ち、友達の気持ち、恋人の気持ち、どこにどう自分を置いても悲しくて仕方なくて。

こっちとそ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.5

森山未來の圧倒的な敵としての強さと、池松壮亮の心の葛藤を含めたギリギリの強さと、柄本佑の存在の安心感でシン・シリーズで1番面白いし、なんかすごい感動するんですけど。

庵野さんの長澤まさみの使い方··
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.3

関水さんの背中がアスリートだった。

岩ちゃんと向井理にあの役をやらせてしまうところが面白いと思った。
つんつるてんのスーツを着る向井理って!

ブラインド(2011年製作の映画)

3.0

出会ったら最後。みたいな犯人でした。

スルギの演出が余計だと思った。立派なスルギ。あんなふうに撮らなくてもつたわるよ。

刑事さんが好き過ぎたので。

金の亡者たち(2018年製作の映画)

2.7

何を労働と捉えるかだけど、投資でお金を増やす人の1万円札と私の1万円札は重さが違う気がする。
そして重たく感じる自分はゼロいっぱいの世界とは無縁だ。

ゼロいっぱいの世界では命すら軽いのか。

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

4.0

映画を観ているだけの私でさえミンス(ユンス)が生きていて欲しいと願わずにはいられませんでした。

倫理観を持たずに大人になった人ばかりがいる場所って韓国だけじゃなくて世界中にある。なぜ弱い人ばかりに悪
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バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

4.0

子ども時代の特別な人は一生特別な存在だと思う。

特にマイノリティの彼らにとって自分の根源となる経験と日々への想いは格別に違いない。

思い出は美しいままか
果たせなかった想いを果たすか。

どちらも
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

4.0

正直者が馬鹿を見るの後、どんでん返ししたの気持ちよかった。

ご主人気の毒すぎるだろうに。

狂覗(2017年製作の映画)

3.0

デリカシーがないとか、根回し上手的権力思考とか、共犯意識を持たせるとか、そういうの関西弁でキャラ付けられるの嫌だなと思うくらい癖の強い関西弁だった。

机の中から紐解かれる人間関係って面白いなと思った
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.7

なかなかに胸がきゅんとした。昔読んだ少女漫画のような世界観。

マーシー・ブラック(2019年製作の映画)

3.0

都市伝説もの?幼き人が抱える凶気に火をつけてはいけない。

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