じぃさんの映画レビュー・感想・評価

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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

5.0

子供の時妄想していた話が現実に起こってしまっていた・・・

浦沢直樹先生の有名映画の実写映画3部作の1作目。原作通り、1作目の範囲はメチャクチャおもしろい!ワクワクドキドキの展開。子供時代の仲間の誰が
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劇場版 オーバーロード 聖王国編(2024年製作の映画)

5.0

異世界転生ものの大御所、オーバーロードの大人気エピソードの聖王国編の映画。

私も大好きなエピソードだったので期待していましたが、非常に満足。前後編ではなく1本で〜という気持ちも非常にわかります。映画
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.3

ものすごく高い鉄塔に登る、降りられなくなる中でのサバイバルもの。

個人的な感想で申し訳ないですけど、高所恐怖症の人は見ない方が良いです。まさに私がそれなんですが・・・アホでした・・・

中身は、まあ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

耳の聴こえない両親と兄を持つ家族で唯一の健聴者である主人公ルビー。幼い頃から家族の通訳として欠かせない存在だった彼女は歌うことが大好き。高校の合唱サークルに入ると教師は彼女に才能を感じ、音楽大学に進学>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

原作は「火星の人」。邦題がオデッセイ。素晴らしい邦題の一つに挙げてもいいんじゃないかっていうタイトル。火星に一人取り残された宇宙飛行士が地球に帰還するように努力する話。

これは圧倒的に原作を読んだ方
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

血中アルコール濃度を0.05%に保つと効率が良くなり、想像力が増す、という論文を実践する冴えない中年高校教師たちの話。

デンマークは16歳から飲酒が可能ということで高校生が普通に飲酒していて騒ぎ回っ
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

何かを創造することは一種狂気をはらんでいる。うぬぼれ、気付き、没頭。0を1にするために。

何か創造的なことをしている人でなくても魅入ってしまうこと間違いなしの良作。60分程度と時間は短いですが、無駄
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

宇宙空間で船外活動をしていた2人がデブリの衝突に巻き込まれてしまった。そこから必死に地球に帰還しようと宇宙を彷徨うというSFサスペンスもの。

この作品の見どころは宇宙の映像の素晴らしさです。映画館、
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.8

日本の小説を漫画化した作品をフランスでアニメ化した作品。実写映画化もされているのでそちらで知っている方も多いと思います。かくいう私もそちらで知ってはいましたが、未視聴でした。

登山家はなんで山に登る
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オールド(2021年製作の映画)

4.1

数時間で数年分の歳を重ねてしまう特殊なプライベードビーチに置かれた数家族を描いたSFスリラー作品。

実際こんな事態に陥ったらパニックどころじゃないですね。老いは感じるまで時間がかかるから順応できるん
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

世界をまたにかけたゾンビもの。ワールドウォーZのタイトルは安直すぎる気もしますがね。世界中を舞台としていますが、内容的には王道ゾンビものって感じですね。一応の対処はできるところまで話は進みますが、別に>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.3

コメディ寄りのゾンビ映画。やっぱりコメディなんですよ。笑い、感動、興奮、泣き、全てがつまっている。この作品はコメディに振り切りすぎていないし、シリアスよりでもないので悲壮感ないのがいいですね。

ライ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

4.0

もとのきさらぎ駅にインスパイアされた作品でもちろんオリジナル要素ふんだんなんだけど、B級ホラーとしてそれはそれでいい感じ。

元のきさらぎ駅+簡易ひぐらし。ホラーの中で人の気持ちというか思いというか。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

宮崎駿監督の最新長編作。タイトルは少し前に話題になった戦前の小説から。原作というわけではないのでコペルくんとおじさんはでてきません。

事前の広告などがなく何も情報がない状態で見ることになりましたが、
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

音楽漫画のアニメ化。そこには圧倒的な壁が存在する。そう、『音』をどうするかだ。もちろん漫画では音が出ない分様々な表現方法でその特異性を描き出す。そして我々読者は私たち自身にとっての理想の音を頭の中に響>>続きを読む

私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

リメイク元となる作品は未見です。

戦争における不条理といいますか、一般人にとっての戦争なんていうのは勝っても負けても百害あって一利なしですかね。現代の方が優れているというわけではないですが、上官の命
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

井上先生が求めたアニメはこれだったんですね。この作品は原作者である井上先生が作った作品なので賛否両論あるとか、原作では、とか馬鹿なこといっちゃいけない。あるがままを受け入れる。そこから感想をスタートさ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

謎の物体が地球に突如飛来。12の地域に突如現れたものの正体と目的とは?

いやぁ、学者すげぇ。何か国語も喋れて解析できてあっという間にコミュニケーション取れるようになってる。イマジナリー言語学者・物理
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.4

タイムリープを繰り返して地球を襲ってくる謎な生命体を倒す話。

トムクルーズ演じる主人公が異様に飲み込みが早すぎる気がしないでもないですが、非常にわかりやすくかつテンポがメチャクチャ良いのでストレスフ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

5.0

ワンピースは伝説、ということがよく分かる映画。Adoさんの歌唱があってこその映画。はじめからウタのライブシーンが入り、ずっとエモーショナル。単純に見ておもしろい、考察してもおもしろい、やっぱり俺たちの>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

5.0

芸人ビートたけしの青春時代を描く、ご本人原作を基に鬼才劇団ひとりが脚本・監督をしたネトフリオリジナル作品。

今まで見るのを躊躇っていましたが(見ると見終わっちゃうじゃないですか…)、この作品は強烈に
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

エヴァンゲリオン完結。さようなら、私たちのエヴァとの卒業式というだけで価値のある作品。

庵野監督が全部出てましたね。特撮とかよくわからないところはあったけど。ただやってることは旧旧と同じかなぁ。こっ
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

5.0

実話に基づいた作品。治安のよくない地域にあるリッチモンドハイスクール。人生のハイライトが高校バスケ、勉強なんてどうでも良いからバスケをさせろという地域や親のプレッシャーがあるなか自らの信念でコーチをす>>続きを読む

凶気の桜(2002年製作の映画)

4.0

2000年代前半だからこそできた映画。このアウトロー感、右翼(ナショナリスト)感。ネオトージョーがネオ東條だとは当時の私は気がつかなかったなぁ。キングギドラのジャパニーズヒップホップが最高にかっこいい>>続きを読む

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.5

フランス映画最強のふたりのリメイク版。

どちらをお勧めするかと言われたら圧倒的にオリジナル版をお勧めします。
まあそれでもこちらの作品が悪いわけではないですが。
アメリカ色が強いのがなんとも微妙かも
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.0

ネトフリで見ましたが、うーん、泣けるシーンはある。良い映画なんだけど、これはなんなんだろう。演出のせいかな・・・すっごいもったいないって思っちゃいます。下手にコミカルに描きすぎてるのが気になる。何がし>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

5.0

30代の私にとって窪塚洋介は永遠のヒーローです。この作品はまさにその時のそのままの感情を今のことのように思い出せる最高の作品です。ありがとう

最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

普段フランス映画なんてわけわからん人も、映画見ない人だろうが、すべての人にすぐに今すぐに見てもらいたい映画。理想の関係がここにあるんですよ。本当にこれこそっていう。勘違いしちゃいけないところでもあるん>>続きを読む

劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

4.0

TVアニメ化も好評だったなろう系原作のオリジナル(続編)作品。まったく存在を知らずてっきり総集編だと思って見たので、逆に驚かされました。正直、ラノベの域を越えたストロングスタイルの作品です。主人公が見>>続きを読む

劇場版総集編 オーバーロード 漆黒の英雄(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なろう系アニメの原点と言っても過言ではない作品はやっぱりこのオーバーロード。第一シリーズの映画化後編。前編が中途半端なところで終わっているのが嫌だなぁと思っていたのですが、後編もそこは変わらなかったで>>続きを読む

劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王(2017年製作の映画)

3.5

原作にアニメに大好きなオーバーロードの総集編映画前編。総集編ということでもちろんカットされてる部分もありますが、駆け足感はなく見れます。ただ、スコアを低くしたい理由はやっぱりいちばん最後だよねぇ・・・>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

3.5

若手芸人のリアル。華やかな世界、狂気と現実。表舞台に出てきている人達はごく一部。その裏にいる誰にも知られることのない人たち。火花はそんな世界の片隅にいる人のための話

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

5.0

深夜食堂映画第2作。毎度毎度、昔から続く良い雰囲気を醸し出しています。久しぶりにシリーズを見はじめてからというもののめり込むように見ています。本当に久しぶりにいった常連の店のような雰囲気をあじわってい>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

5.0

深夜食堂映画版第1作。もちろんドラマを見ていなくてもわかる内容の話になっているのですべての人にオススメ。あのぶっきらぼうだけど人情味溢れるあのマスターがいるからこそ集まってくるメンツ。近所にこういうお>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.2

ダーク・スーパーマン誕生篇です。ストーリーは正直あってないようなものなのでそこは期待しない方がよろしいかと思います。
12歳という多感な時期の感情と残酷さがエグい。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

世界からビートルズが消えてしまったらどうなるのか。名曲の力は現代も衰えない。ただ現在と過去ではやはり状況が違うので異なってくる部分もあるのはしょうがない。恋愛模様に関する違和感以外はとても良い映画でし>>続きを読む