映画浪人さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

映画浪人

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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.7

パワーアップしてホームグラウンドへ!

2008年の「ロックンローラ」以来、久々にクライム映画監督として帰って来たガイ・リッチー。
その手腕は衰えるどころかより磨きがかかり、従来の「スナッチ」、「ロッ
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

アメコミ神話

世界三大オタク監督をご存知だろうか。
諸説あるが、個人的にはクエンティン・タランティーノ、ギルレモ・デル・トロ、そしてザック・スナイダーだと思っている。
前者2名は大の日本カルチャー好
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.7

サイコ映画はもういいです…

鑑賞中はドキドキハラハラして面白い。
しかし、作中の菅田将暉演じる漫画家・山城の「魅力的な悪役を作れない」という弱点をまんまとこの映画が体現してしまっている。

やたらサ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

見所は小栗旬の変顔

いつものモンスターバース

少女と心通わせるコング。絶対に中にステイサムかロック様入ってるだろってぐらいイケメンだった。

人間パートがお粗末なのはこのシリーズのもはや醍醐味(?
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

「日本に狼が居なくなった。狼は強くなり過ぎて、人間たちに根絶やしにされた」
みたいなことを劇中で吉田鋼太郎が口にしていたが、正にこの一言がこのシリーズのテーマであり、この孤狼の血シリーズは、現代にはい
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.6

予告編詐欺ではあったけど世界観や設定が好みで楽しめた。

主人公のモノローグ
荒廃した街
謎の美女
失踪
蠢く巨悪
切ない結末

など、非常にハードボイルドな世界が展開されていくのだが、肝心のヒュー・
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

60周年を目前に控えている007シリーズ。魅力的なキャラクターや様式美に甘えることなく、これらの要素を残しながらも長期シリーズが抱えがちなマンネリ問題を払拭していったのがクレイグボンドだと思う。

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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

タイトル通り、最後の決闘のシーンは鳥肌もの。流石リドリー・スコット監督。

ヨーロッパの価値観を上手く描いていてとても見応えがあった。女は男の所有物であり、神の存在は自分を律する為のものではなくこれか
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて。
幼少期のトランス・アイデンティティの課題を捉えたドキュメンタリー。女の子になりたい男の子を、「女の子」として社会に認めてもらうように奔走する家族が映し出されているのだが、勿論理
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ボンベイ・トーキーズ(2013年製作の映画)

4.3

インド映画100周年記念で作られた4つの短編で構成されるアンソロジー映画。

四人の若手の監督を起用したり、四つの短編の中にゲイの男を主人公にした話があるなど、100周年を迎えても映画に貪欲であり続け
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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

5.0

人々の喜び、悲しみ、怒り、空しさ、切なさ、その他言葉にならない感情を混沌で覆う大都市ムンバイ。

飾らない街で、淡々と過ぎていく日常。しかしこの物語の四人の男女のように、ドラマは日々起こっている。
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ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

4.4

ヒロインが結構雑に扱われてるなと思ったがお国柄を考えると妥当なのかもしれない。
最終的にはインド万歳映画だった。

しかしシャー・ルク・カーンはかっこいいしディーピカー・パードゥコーンは可愛かったので
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ペーッタ(2019年製作の映画)

4.3

ラジニ様がかっこよかった

最後のシーンは後味悪い気もするが、もとから暴力大好きおじさんだったラジニ様が更に家族をあんな形で失ってたがが完全に外れてしまったんだなと解釈したらまぁ納得

スルターン(2016年製作の映画)

5.0

ロッキーシリーズ1~3を一本にまとめあげてしまった大大大傑作インド映画

勝負は勝ち負けではないこと
負けを知る者こそ価値があること
大切なのは己に打ち克つこと
自分のために闘うこと
これを志すと、大
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ラストムービー(1971年製作の映画)

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何がなんだかよくわからなかったが、心地よい禍々しさを残し、去っていったかんじ