JohnNYさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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シャンドライの恋(1998年製作の映画)

3.8

A+3.8
政治犯として監獄に入れられた彼女の夫を、財産を処分して助けるピアニストの愛。ピアノと映像が絡み合いながら、アフリカ女性の愛が深まっていく。そして、三人は幸せになるのだろうか、映画を見るもの
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.7

A+3.7
アメリカの良い俳優が揃った。ヒーロー達が弱い農民を悪から救うという単純なストーリーだが、最後は農民が生き残り、銃を持つものは負けるという素朴なテーマが現代映画にはない良さだ。

エデンの東(1954年製作の映画)

3.6

A3.6
ジェームスディーン、孤独と哀愁漂う伝説的俳優。この映画はストーリー的に特に評価できないが、「理由なき反抗」は映画としても彼の演技も高く評価できる。この映画の次、そして10年後のジェームスディ
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

A3.5
ヘリコプターがトンネルの中、ここまであり得ないことを真剣に作るのがアメリカのエンタメの凄いところ。

パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.9

A+3.9
作家の父と母を亡くした娘は貧しい日々を送っていたが常に心は通い合っていた。妻を事故で亡くし心が壊れた父も病気で失う。それまで書いていた傑作の小説を残して。娘は大人になっても喪失の心は癒えず
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.7

A3.7
アメリカの医師と歌手夫妻は旅行先のモロッコである国の陰謀に巻き込まれて息子も誘拐されてしまう。息子を取り返そうとイギリスまで追いかけていきコンサートホールでのテロを未然に防ぐ。大使館に閉じ込
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チャイルド・イン・タイム(2017年製作の映画)

4.0

A+4.0
子供が連れ去られ苦しむ作家とピアニストの夫婦。彼の親友もは政治の世界から自分を解き放つが自らを死に追い込んでしまう。愛する子供も親友も失うが新しい命の誕生に救いがある。見ているものもそこで
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RONIN(1998年製作の映画)

3.8

A+3.8
元スパイたちが集められてアルミケースの強奪を計画し裏切りによって起きるチェースの繰り返し。ストーリーはどうということはないが、CGではない古典的カーチェイスはリアルで大掛かり。フランスの街
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.8

A3.8
単独でロープ無しで高い岩壁を登るアレックスとそれを撮影する男たちの記録
無我の境地でひたすら上に向かうのは人生を切り開く生き方と重なる

ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.6

A3.6
愛する家族殺されて復讐する父親の映画はこれまでにもあったが、母親が最強の復讐者になるのはジェンダーレスの時代性か。10年前だったらB級作品だが、今では新鮮なヒーローでそれなりにリアリティがあ
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遠い日の家族(1985年製作の映画)

4.0

4.0AA
戦時中、密告によりユダヤ人家族が捕らえられ収容所へ送られて娘一人が生き残る。娘は家族を死に追いやった密告者を探そうする。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番の調べとともにストーリーは緊迫感の中で
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

A+3.8
デンマークの小さな村の住む教会の娘たちは父である牧師の教えに従って清貧な生活を送っている。そこにメイドとして入ってきたフランス人女性との生活が始まり時が過ぎていく。教会に集まる村の人々に豪
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女優フランシス(1982年製作の映画)

3.8

A+3.8
高い才能がありながら悲劇的な生涯を送ったハリウッド女優。母との確執、夫との結婚の失敗、映画会社との対立で自立と自由、仕事へのこだわりを目指すがいずれも失敗に終わる。高い理想は全て打ち壊され
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コレット(2018年製作の映画)

3.9

A+3.9
フランス人女流作家コレットは夫の名前で小説を書き大好評を得たが常に満たされない。常に新しいものを生み出すエネルギーは小説ばかりでなくパントマイム、女性との恋愛と広がっていく。浪費癖の夫を捨
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

A3.7
ホーキング博士の生涯はわかりやすく描かれた伝記映画。イギリス的な映像の美しさが目立ち、障害者の表現に偏りすぎ、傑出した理論を生み出した人間表現は物足りなかった。いつも思うがイギリスは良い俳優
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十戒(1956年製作の映画)

3.5

A 3.5
預言者としてモーセはエジプトで奴隷になっていたイスラエル人を神の力でエジプトから脱出させる旧約聖書の物語。この映画ができた当時は最新の技術と膨大な費用をかけた大作であり、人々は圧倒的な迫力
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

2.8

C 2.8
製作ディカプリオ、彼らしい映画。ストーリーは俗っぽく単純で内容がない。ラズベリー賞3部門ノミネートうなずける。
シリーズ化計画のエンディング、それはあり得ない。

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

4.0

A +3.8
ナチによるユダヤ人迫害の重い歴史を描く映画は多い。この映画も底辺は反ナチスではあるが視点が違うところが優れている。
このストーリーの中でユダヤ人を迫害しているのはフランス人でありフランス
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パリは霧にぬれて(1971年製作の映画)

3.5

A 3.5
ルネクレマン、パリ、誘拐サスペンスという組み合わせのどこかバランスが取れていない。アンバランスでもそれなりに楽しめるのはフェイダナウェイの存在感。このタイトル、どこからきてる?相変わらずだ
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修道女(1966年製作の映画)

3.7

A+3.7
家族の都合で修道院に強制的に入れられた純粋な女は自由のない生活に苦しみ反抗的になり院長から厳しいを扱いを受け訴える。新院長は彼女を愛し強引に接近して、修道院を脱出してしまう。しかし外の世界
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.7

A+3.7
地球の人口過密化に対し、ウィルスで人口調節を狙うテロと戦うストーリー。コロナパンデミックの折の見ると現実感があるが、ストーリーとしては他の2作に比べ薄い。「ルーブルxキリスト教」、「バチカ
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.8

A+3.8
バチカンにおける陰謀。イタリアの重厚な歴史的建造物とキリスト教の長い歴史を背景としたストーリーはトムハンクスの演技でリアリティを増す。小説と比べると細部に大雑把さはあるが、キリスト教文化の
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人生模様(1952年製作の映画)

3.8

A3.8
オーヘンリーによる人々の生き様5話。シンプルでわかりやすく人の心を温めるお伽話のような世界。50年以上建物は残っていても社会、人間、価値観は変わる。映画は人々の歴史にもなっている。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.0

AA 4.1
牧師を騙った殺人鬼は大金を狙って、隠し場所を知っている子供達を脅し揺さぶり追い詰めていく。孤児を引き取っている厳しいが心の優しい女性が殺人鬼から子供を守り抜き警察に引き渡す。子供たちは平
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

A+3.9
田舎の警察署に起きた警官殺し、誘拐事件をお腹の大きい女性署長が解決するストーリー。おぞましい悪の世界とほのぼのした田舎の人間性が交互に登場し見るものを強く惹きつけるその対照的な構成がとても
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

A+4.0
1960年代と70年代を結ぶ歴史的作品。若者が新しい自由な文化を生み出した60年代、若者が社会に立ち向かった70年代。古い体制や文化が崩れていき、それに歯向かう反動的保守層。ドラッグに逃げ
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恍惚(2003年製作の映画)

3.4

B3.4
妻は夫に娼婦と出会わせ罠にかける。娼婦からの報告を逐一聞き、夫の知らない赤裸々な姿を知る。しかしそれは全て娼婦の作り話で夫婦は元の信頼を取り戻す。罠にかけた方が騙されるというつまらないストー
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女ともだち(1983年製作の映画)

3.7

A+3.7
戦争を生き抜き、平和な生活をようやく手に入れた家族は女友だちとの交友で徐々に普通に幸福だった家庭が歪みはじまる。ブティックを持つ夢が実現したとともに内部から崩れ落ちてしまう。何が決定的に悪
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.5

A3.5
死と向き合いながら恋する2人の物語
青年は突然両親を亡くし少女は癌のために3カ月の命。2人は死と生を感じながら終局に向かう。少女は死に青年は彼女との愛をから生を少し理解し微笑む

夕なぎ(1972年製作の映画)

3.6

A 3.6
子供を持つ女性と中年の経営者、漫画家の3人の奇妙な関係。習慣にとらわれず思うままに生きる自由な生活の中でそれぞれの感情の機微を描いている。
Very French.
イブモンタンは役者とし
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.8

A+3.8
ボルシェビキによるロシア革命の嵐の中で翻弄される1人の医師と人妻の恋。ロシアの歴史が大きく変わる壮大な物語だけに話す言語が英語というのには馴染めない。ロシアを舞台に撮影しロシア語で製作され
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.9

A+3.9
黒人女性警官は、悪徳警官の汚職と殺人を目撃し警察に追われ命を狙われる。黒人男性が匿い逃すがついには追い詰められる。警官カメラを本部に届けて救われる。黒人中心の警察映画は珍しい。新しい時代を
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タイ・カップ/Cobb(1994年製作の映画)

3.9

A+3.9
大リーグ史上最高の記録を持つタイカップの人生。最高の選手で最低の人格とまで言われた男はひたすら野球の勝利にこだわりヒットに人生をかけた。人がなんと思おうとひたすらその道を進み引退後も破天荒
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