神から与えられた自然を、人間が搾取することは当然であるというキリスト教的な「予定創造」の思想から脱却し、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』をはじめとする自然保護の思想が高まりをみせた1960年代。>>続きを読む
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「やらぬ善より、やる偽善」という美徳があるが、時にはやらぬ方がいい偽善もある。
被害者家族と意図せぬ加害者、ふたりの絶対的な上下関係のなかで起こる、罪を許さないという暴力。そしてまた、被害者家族も加>>続きを読む
めちゃくちゃ面白いかと聞かれると、「いつものウェス・アンダーソン」としか言いようがないのだけれど、愛のあるいい映画だった。
可愛らしい世界観の中に散りばめられた毒。
時たまカラーページや漫画が織り>>続きを読む
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自分のなかで、MCUはエンドゲームで一区切り付いたので、正直それ以降の作品は観なくてもいいかと思っていたくらいなのだけれど、いざ観てみるとめちゃくちゃ楽しめた。
前半は圧巻のカンフー・アクション。>>続きを読む