じょいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

じょい

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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.0

どうしたらいいか分からず、ずっとつま先立ちをしているような気持ちで鑑賞。

竜巻だった。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

3.0

芸術は日常の中にあるけど、
芸術の輝きはスペシャルなもの。

素直な人が報われる世界であって欲しい。

ドキュメンタリーとして、もう少しクリエイティブな刺激が欲しかったけど、母親を撮った写真の話が良か
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.0

そう、天才はみんなピュアでわがままだから。
傷つきながら無茶苦茶に走り抜ける。

そして女の子は
それにキュンとしたり、
うんざりしたりするものです。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

日本を馬鹿にしてるし尊敬もしてる。
世界を愛そうとしている。
たまらなく、にまにましちゃった。
ありがとうウェス。

もういっそ、みんな犬になってしまえ。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.0

強烈に共感できない、屈折した愛。

これは愛情なんだと言われてしまえば、なんだって否定することはできない、人間はずるい。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

血が繋がってる事だけが全ての愛情の繋がりじゃないって身にしみて感じてる立場なので、毎回是枝さんの作品では号泣するし、時には胃痛を起こすぐらいのストレスを感じます。

今作は、いい意味でも悪い意味でも、
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白と黒の恋人たち(2001年製作の映画)

3.5

2時間かけたギャグ

人間は心のどこかで見返りを必ず求めていて、それが愛であれ、成功であれ、何であれ、期待したものが返ってこないと絶望したりする。

愛だけなら簡単なのに。

殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.5

監督はAVの見過ぎなんじゃないかな?と序盤はうんざりしちゃいましたが、後半のあからさまなスリルさは嫌いじゃないです。

なんとなくフランス映画の香りを漂わしてますが、情緒と余白のなさはアメリカン。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

女は自分が信じたいものだけを信じるしかない生き物。

なんなら「信じてる」という自分を信じてるだけ。

どちらかが相手を夢中にさせてしまうのではない、ちょうど真ん中の出会いは無いものかと、私もよく考え
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

泣きたい時に、ちゃんと泣ける人でありましょう。

ブルーな気分とは全然違う、「幸せじゃない気分」ってどこからやってきちゃうのかな。困りますね。


映画としては、パラパラと落っことしまくりの印象。ただ
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

4.0

60年代に作られた映画。
そしていま、大事なこと。

物語の軸に全く古さを感じないし、今よりシンプルで夢を持った見せ方に思えました。

時代が進んでも、宇宙規模の愛は変わらない。


SF好きではない
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夏の遊び(1951年製作の映画)

4.0

説明できない自分の心の中の「何か」は、もしかすると誰かが見せてくれるものかもしれなくて、そのために恋をして、愛されたいと思うのかもしれないです。

若さだけが美しいわけじゃないけれど、若いということだ
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KUICHISAN(2011年製作の映画)

2.0

TECHNOLOGYの方を観たかったのに、間違えてチケットを買ったみたいで、席に着いたらこっちが始まった、、、

私にとっては音がとにかく不快で、寝苦しい夜みたいな映画でした。

メリッサ・P 〜青い蕾〜(2005年製作の映画)

3.0

痛い、痛すぎる。

見所はちゃんと点在してるけど、見ててこっちまで傷つくから、もう少し優しくして欲しい。

私も、恋に落ちた時を見せつけられたい。

(1960年製作の映画)

4.0

リズミカル。
BGMがない事と、撮り方が上手すぎて、6人目になった気分なれます。

時間が体感できる、不思議な映画。

心と体と(2017年製作の映画)

4.0

そう本当に、心と、体と、ですね。

恋の始まりときっかけはいつでもロマンチックかもしれないけど、溶け合うにはそれだけではダメで、、、

こんなにロマンチックな恋の始まりを、そんなにじめじめさせちゃうの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

この映画には、愛が1番に肯定される景色がありました。

いつ何時も、愛を踏みにじってはいけないし、バカにしてはいけないのです。
自分の愛も、他人の愛もどちらでも。

父よ、、、

映画館で流すレベルを
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.0

彼女の「忘れていたわ」と、それに続く言葉がこの映画で1番いい台詞でした。

成長というより、脱出。

恋愛の部分より、アイルランドとブルックリンを生きた部分に焦点を当てて観てしまったので、ちょっと物足
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

シンプルでした。
余計な悲しみを膨らませていなくて、ティーンを描いたものはこういうのが好き。素直で可愛げのある部分がいっぱい。

私はこの映画を何の予備知識も入れずに観たので、タイトルの意味も後から分
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.5

私は勝手に「誰か」に焦点を当てた描き方が上手だと思っているソフィアコッポラが集団を撮ったのです。そういう意味ではヴァージンスーサイズの方が好きです。

個々が集まって作られる集団というもの。

女の子
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

なんとなく、マーティン目線で見てしまった私は何なのでしょう。彼が発する言葉の重量感にやられたのかも。正しいかは別として。

音楽がびっくりするぐらいうるさいのを除けば好き。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

わざとらしくて寒気するし、自己肯定の軸もブレてる。

バーナムの実話らしいけど、なぜあれが、"ありの〜ままの〜"的美談になるんでしょうか。調べてたら考えすぎて、わざとで、作戦なのかと思えてくるほど。評
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.0

わたしは本当にSFアクションに向いてない。

ブレードランナーも、これも、アジア要素を入れてるところで、キッチュさがテクノロジーとのコントラストで面白く見えるのは分かる!

そして、北野武がまた聞き取
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.0

どのジャンルに当てはまるのか分からない映画。いい意味でも悪い意味でも。

映画館で観たらさすがにグロくて、目瞑ってました。

激しさだけで突っ走った感で、後半なんとなく興味を失ってしまったけど、美少女
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

意外性はないけど、宇宙映像の気持ち良さと90分の短さがいい。

回想シーンを入れずに、言葉のみの情報が、くどくなくて心地よかったです。

わたしは、辛い気持ちの時、宇宙のことを考えるのですが、この映画
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.0

「人だ」と思った。
些細な違いだけで壁を作って、立場が生まれる。わざわざそんなことをする世界。
そんなの無視して溶け合える人もいる。

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.0

庭からどっさり花を摘んできて、部屋のいたるところに生ける姿が、全てだった。

コレクションは刺激的で、でも本人はなんとなく控えめで、この人自身が花のよう。

丁寧なものづくりが出来る人は、丁寧な暮らし
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汚れたダイヤモンド(2016年製作の映画)

3.5

ダイヤモンドのように、人生に起こる出来事も反射しているのかも。

鳩のシーンのアンサーが、素晴らしい。

冒頭で息が止まるような映画と、キーワードがポロポロと落ちている映画は大好きです。これは、そのや
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

私は意外にもこれの良さを分かってしまう側の人間だった!

前半はエルファニングを使った性癖映画だ!ありがとう!って思ってたのに、後半メッセージ性が浮き彫りになってきて、ミスマッチとも取れる変な映像も美
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

2.5

なぜこういう時代ものの邦画はエンドロールの選曲がミスマッチなのか問題。

実話は点数つけにくいけど、間とかテンポが悪かったので低めです。

というかジャケットの羽生結弦の集合写真の日に欠席した生徒感や
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.0

科学的な話かと思ったらホラー寄り。
なんじゃい!違う切り口を期待してた。