“フロスト×ニクソン”や“12人の怒れるる男”のような、『動きの少ない中での密度の濃い映画』は結構好きな類。
場面移りが少ないのでその分集中して観られ、且つ疲労感も否めない。100分映画でよかった。こ>>続きを読む
『映画はエンターテイメントである』という、映画の力を再認識させられた作品。
初めて【パルプ・フィクション】を観た時のような、心地よい違和感が続いていく映像。個人的にアカデミー作品賞の中では【ノーカント>>続きを読む
ハンニバル=レクターシリーズは、芸術的な怖さと美しさ、知性が魅力だと思っている。そのため、青年期の話であろうと、妙なラブストーリーや無駄な東洋系の思想が入ることによって興醒めしてしまう感も否めない。【>>続きを読む
元モデルが賞金稼ぎになる実話。期待し過ぎてた自分が悪いのかなぁ。結構普通でした。実話だからしょうがないけど、もうちょいサスペンスが欲しくて、妙なラブストーリーは欲しくない。
【ストレイト・ストーリー】の印象が強かったから、これもかなり衝撃。【ツイン・ピークス】もデヴィッド=リンチと考えれば当然かな。
ペドロ=アルモバドルの【オール・アバウト・マイ・マザー】【トーク・トゥ>>続きを読む
衝撃でした。90年代のルワンダ内戦における、1994年の虐殺という実話に基づいた話。本当に観て良かったと思う。かなりショックを受ける映画です。かなりオススメの1本です。
正直、あー普通だな、と。なんていうか、脚本はいいんだろうけど、演出がイマイチっていうか、なんか冷める感じっていうか、緊迫感に欠けるっていうか。
単純に作品として、で言えば【ディパーテッド】の方が>>続きを読む
当然のようにちょっと無理があるのも否めず、ラストも「まぁこういう終わり方も仕方ないかな」という感じ。
でも、ちゃんと楽しめるし、まとまってるし。題材としてキツいものなのに、よくできてる映画だなと>>続きを読む
矛盾してるような言い方ですが、3時間は長いなーと思う反面、飽きさせない3時間、という感じ。そういう意味で、マーティン=スコセッシはやっぱりスゴいな、と思いました。
しかしマーティン=スコセッシは【タ>>続きを読む
話としては結構普通なんですが、見せ方がうまいなーって思います。ドッキリ感で言うと、【ユージュアル・サスペクツ】とか【SAW】には敵わない感じですが、おもしろいですよ。
で、主役のリチャード=ギア>>続きを読む
まぁ、普通でした。予想通りの展開というか、そんな感じ。
【バニラ・スカイ】もそうなんだけど、トム=クルーズかっこいいっしょ!?みたいな映画。主人公をトム=クルーズじゃなくて、ジャン=レノにやらせ>>続きを読む
賞金首になってる6人の男たち。彼らは鉄道を襲撃して金を奪っているが、決して「仲間」同士ではない。お互いがお互いをいつ殺し合ってもおかしくない。自分が生きていくために仕方なく一緒にいて、利用して利用さ>>続きを読む
カポーティの小説、【冷血】ができあがるまでを描く。カンザス州で起きた、とある殺人事件に興味を持ちそれを題材にして小説を書くことにしたカポーティ。死刑が確定している被告人やその関係者に接触してなんとか>>続きを読む
なんかこう、なんていうか、普通。
優れた監督や演出家はやはり巧い見せ方を知っているんだな、ということを逆の意味で再認識した感じでした。
おもしろい。
この一言かな。後半部分はやっぱりダレてきちゃう感じは否めないけど、『ギャング映画を封印したからダレてしまう』という設定なので計算済み。
明らかなコメディ映画だけど、松本人志の【大日本人>>続きを読む
ネタとしてはとてもおもしろそうな感じだが、実際はパレスチナ問題の現状を描いているような感じ。パレスチナ問題についての知識がないと少し理解に苦しむかもしれません。
なんとなく、【ノー・マンズ・ランド】>>続きを読む
北野映画の中でも僕は【HANA-BI】が大好き。【ソナチネ】は【HANA-BI】の前編というか、洗練されてないHANA-BI、というか、そんな感じ。前者はヤクザで後者は刑事だけれど。荒々しいバイオレン>>続きを読む
【デッドマン・ウォーキング】以来なんて評判がありましたが・・・。
なんていうのかな。人間ドラマの部品よりも、どういうレジスタンス活動をしていて、どういう仲間がいて、どういう風に捕まったのか、という部>>続きを読む
感想としては、なんだか普通な感じ。主演のアダム=サンドラーとドン=チードルはやっぱりいい味出してましたが、このテの群像劇やヒューマンドラマを描かせたら、ポール=ハギスや北野武には適わない。
というか>>続きを読む
難しい作品。まず、東西冷戦が何であるかを知らないと全くわからないし、資本主義と社会主義の対立を知らないと全くわからない。カストロが誰か、キューバ革命が何か、キューバ革命は世界に何をもたらしたか、を知ら>>続きを読む
観た後に監督がポール=バーホーヴェンと知ってびっくり。B級映画ばっかり創っていた彼がこんなにシリアスな映画を撮るとは。もちろん、【氷の微笑】的な描写も欠かさずに。【善き人のためのソナタ】にも出ていたセ>>続きを読む
観た感想は「うーん」、という感じ。
読んでないけど、もしかしたら原作はおもしろいのかもしれない。監督の力か、演出の力か。
メガホンを取った中村義洋の今後に期待。
2005年に【プライドと偏見】で監督デビューし、高評価だったジョー=ライト監督の2作目。第2次世界大戦前の雰囲気をよく描いているなーという印象。が、なんとなく終盤に近づくに連れて、なんかシリアスさに陰>>続きを読む
監督のガス=ヴァン=サントは【エレファント】でカンヌを取った。期待し過ぎた感タップリ。設定はすごくおもしろかっただけになんとなく見せ方が気になりました。揺れ動く心の描写をもうちょっと描いてほしかったか>>続きを読む
個人的にフランス映画にはあまりいい印象を抱いていないんですが、予告編が結構気になったんで見てみました。ストーリーとしてはおもしろいし(実話だけど)、主演男優のマチュー=アルマリックはいい役をやっていた>>続きを読む
特に何かに惹かれて観たわけではないんですが、なかなかの映画でした。最初観た時はラッセル=クロウってわからないくらいでした。実話ベースの映画って、いい映画とそうでない映画がはっきりしていて、【ヒトラーの>>続きを読む