ずんじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ずんじ

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.2

所謂ごく普通のラヴストーリー、かな。お話も難しくないので気軽に観られるいい映画でした。ある程度の展開が予想できてしまう部分はあるけれど、それでもしっかり落としどころは作っているし。グッとくるところもあ>>続きを読む

告発のとき(2007年製作の映画)

3.3

ボクが大好きな監督、ポール=ハギスとあれば観ないわけはない。ボクがここ数年で1番好きな映画、【クラッシュ】は人種問題を描き、珠玉の群像劇を創り出したが、今回はもっと社会派。兵役から帰還した兵士のPTS>>続きを読む

シルク(2007年製作の映画)

2.5

ストーリーに一貫性がないというか、辻褄が合わないというか、『なんでそうなるの?』という印象。裏打ちされてない感じ。確かに、『西洋から捉えた東洋の美しさ』みたいなものを描こうとしているようにも見えるけど>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

5.0

良い映画に出会えました。切なくなるけど悲しくはならない感じ。壁を乗り越えようとする男の子とその先に起こることの覚悟ができていた女の子。ラヴストーリーはあんまり観ないんだけど、これと【死ぬまでにしたい1>>続きを読む

ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

3.2

【カポーティ】を観て以来好きになった俳優、フィリップ=シーモア=ホフマンはやはりいい演技でした。それでもやっぱり【カポーティ】が素晴らしすぎて見劣りするのは否めない。ストーリーとしてはよくできてると思>>続きを読む

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.4

いつもシリアスな感じの映画しか観ていないような気がしたので、息抜きに。まぁ予想通りというか、宮藤官九郎らしい感じ。何も考えないで良い感じ。たまにはこういうのも悪くないかな。笑えるところもありますし。で>>続きを読む

ドロップ(2008年製作の映画)

2.9

なんとなく息抜きに。TSUTAYAでパッと目についたから借りてみました。品川祐という芸人は好きだし。映画としてはまぁ普通。よくある青春映画、という感じかな。青春の時期にありそうなことを詰め込んだ、弁当>>続きを読む

フロスト×ニクソン(2008年製作の映画)

4.0

『事実は小説より奇なり』。実在したテレビ番組を映画化するのはかなり大変ではないかと思います。ですが、これはなかなかでした。予想はできた展開ですが、よくできてる構成だし、緊迫感もあるし。元々、舞台でやっ>>続きを読む

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

3.4

『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一が監督。彼らしく、かなりメリハリのある映画で、観ていて飽きない2時間でした。
多少オーバーだな、という演出は否めないものの映画としては良かったのではないかと思います
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.7

西川美和という人は、その名前だけで僕が『観たいな』と思える人。そう思える監督は、イサベル=コイシェ(死ぬまでにしたい10のこと)、ペドロ=アルモドバル(オール・アバウト・マイマザー)、ポール=ハギス(>>続きを読む

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.4

【風の谷のナウシカ】から25年。宮崎アニメは大きく変わりましたね。ここでアツく語ってしまってもオタ話になってしまうだけなので書きませんが、映画のテーマが段々と普遍的になってきて、ファンタジーになってき>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

リメイク版が結構話題になっていたので興味はありましたが、あえて原作を。すっげー久しぶりにモノクロ映画観ました。
密室の中で行われる議論はかなり中身があり、しっかりとした構成で作られている作品は場所と
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フェイク(1997年製作の映画)

3.5

マフィア映画というと、やはり何かしらのドンパチがありますが、これもご他聞に漏れず、そこそこのドンパチが。ですが、メインとなるストーリーのテーマは『男の友情』。そういった部分をテーマとすると、映画として>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.8

衝撃的な映画だな、という感じで社会性の強いイメージです。テンポもよく、わかりやすく、良い映画だと念います。『まさにこれが現実なんだ』という観点で観るとなかなか観応えのある1本なのではないでしょうか。

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.7

音楽が素敵でオシャレな映画でした。テンポがいいし、話が飛びすぎないのでとても中身が詰まっている印象でした。下馬評が全くない中で観てみましたが、なかなか面白い映画だったと思います。観終わった後に『へー!>>続きを読む

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.5

江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡などなど、キャストは豪華。そして、この映画はフィクションです、と言っているがなんらかのモチーフや根拠はありそうな気がする。タイ国内では上映されなかったり、かなり物議を醸し>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.8

ドイツという国が主体となってヒトラーのありのままを描くということ自体がすでに事件ですよね。しかもこの映画、今までのヒトラー映画にはなかった、人間臭いヒトラーが随所に描かれていて、なかなか見応えがありま>>続きを読む

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.1

友達のオススメで観てみました。イメージとして【きみに読む物語】に近いような展開で進んでいく、いわば回想劇。【ミルク】を観た時にも同じような感想は抱いたけれど、ストーリーが切り替わるような映画ってイマイ>>続きを読む

エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

3.8

【ゾディアック】を観た時と同じ印象を抱いてしまいました。
『事実は小説より奇なり』。
やっぱり実在の人物の話を映画にするのって難しいんでしょうか。マリオン=コティヤールはかなりいい演技をしていたと
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サルサ!(1999年製作の映画)

3.3

 音楽がステキなので、観て損はないです。【ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ】が好きな人はいいかもしれません。ストーリーは全然違うけど。
 お話としては、結構どこにでもあるようなラブストーリーです。