ほしの子さんの映画レビュー・感想・評価

ほしの子

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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

2.9

面白いには面白かったのだけれど、『何とも言えない余韻を残してくれる』タイプの映画が好きな私には噛み応えがなく物足りなかった。典型的な起承転結型ドラマという感じ。

あらすじを読まなかったので「イエスば
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

なぜこうも彼は、若者の心をガッツリと掴みとり離さないのか。

レイトショーで観たのが間違いだったようで少々濃過ぎた‥‥ゴツい音楽が苦手な人はうるさくてキツイかも。

クドカンワールドは相変わらず健在で
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

90年代最高の「陽気で悲惨」な青春映画と謳われた同作。絵作りがとても好みだったのと、字幕のセンスも◎だった。

セックスとドラッグまみれで盗みはするし、こいつらどうしようも無いなと思わされるのだけど何
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

知能が普通の人より低く虐められがちだったガンプ。やたら真っ直ぐで、心優しく、素直で人の恩を忘れない彼の生き様には稚拙な言葉では表せない敬服の念を抱いたし、純朴なエネルギーをもらった。絶妙に織り交ぜたギ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

恐縮ながら私の中の「どんでん返しがすごかったで賞」の上位入賞映画。

グロテスクなものは苦手だからと敬遠していたけれど、これはどうしても観てみたかった。緻密な計算のもとにつくられたであろう、天才による
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.1

迷走女性ならば一見の価値あり。

元ダメンズハンターからしても「ちょっと。それでいいのかーい」と何度も脳内ツッコミをしちゃってた。主人公が遮二無二迷走を重ねているうちに、こちらまで自然と肩の力が抜けて
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

両極端な境遇の「ふたり」

身体が不自由、でも裕福。
身体は超元気、でも極貧。

身体でもお金でもなく「本当に大切なものってなんだっけ?」「かっこいいって何?」って悩んだ時にはこれをお勧めしたい。また
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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

2.5

ん?これはアニメなの?という不思議な感じ。紙芝居のような感じがしないでもないけど、ある意味で生々しさをうまいこと受け手が取り込みやすいようにしたのかなと類推。

独特の「リアリティ」を享受できる作品だ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.3

淡々とした日常のようでいて、いくつもの問題を孕む家族と恋人達。ジョニデ氏がとてもイケメンだったと記憶してる。レオさんの名演技にも驚いた。先日「ウォールストリートジャーナル」でレオさん狂演ぶりにすっかり>>続きを読む

エド・ウッド(1994年製作の映画)

1.8

ジョニー・デップにどハマりした時期にとりあえず手に取ってみた。当時はいわゆるハリウッド的なメリハリのある作品が好きだったので退屈だなあと感じてしまった。時間があれば再度観たい。

ガンジー(1982年製作の映画)

2.0

1度目は途中で寝てしまった。

2度目でなんとか最後まで観れた。

10代の頃に鑑賞。再度観たら何か新たに感じるものがあるのかな。終始単調だったけれど、予備知識を蓄えてみればより面白くなるのかなあ。知
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.9

マイベストムービー。
ストーリーもさることながら、映像がどストライク。

主人公のビリーが踊りながら坂を駆け抜けるシーンの美しさは、もはや言葉では表しきれない。光の加減がたまらない。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

貧富の差を乗り越えた(?)男女間の、とろけるように甘く苦いお話し。

もどかしいすれ違いや惜しみなく愛を注ぐ男の一途さに何枚ティッシュを使ったかわからない。泣けるし泣けるし泣ける。マスカラをしたまま観
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

31歳毒親持ちの貧困女性がプロボクサーを目指す話。相変わらずなイーストウッドのツンデレさと、胸に響く言葉と、鑑賞後の独特な『余韻』が、イーストウッド節ですな〜と思った。(グラン・トリノ位しか思い浮かば>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

2.5

吃音症だったジョージ6世の実話を基にした話。期待値が高すぎたからか、なんとなくこの評価に。

「最後の名スピーチに感動した!」レビューを散見したけれど、そんな風には感じなかったな。。。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.4

重かった。とにかく重かった。
よかった。とにかくよかった。

「12 years slave」という自由黒人が拉致され、奴隷として過ごした手記を基にした作品。

グロいシーンが少なくなく、目を覆いたく
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

細田守監督作品が大好きなので、レンタル開始後即鑑賞。毎度のことながら今回も細田ワールドにジワジワと引き込まれ、後半にはどっぷりと浸かってしまっていた。老若男女問わず誰もが持ちうる「少年ゴコロ」を刺激す>>続きを読む