Junnaさんの映画レビュー・感想・評価

Junna

Junna

さがす(2022年製作の映画)

3.8

良い映画をみることが出来た。

このテーマを「よくある」っていってしまうのはよくないけど、安楽死に対する正義について。

でも、時間を遡った場面の挿入により、はらはら感が増し、どういう終結点を迎えるの
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百花(2022年製作の映画)

3.6

試写会にて。
帰り道に私の忘れたくない思い出、これだけは忘れないだろうなっていう記憶はなんだろうって思い返した。忘れたい記憶は山ほどあるのに、大切にしたい思い出って全く頭に浮かばなくて尚更心がえぐられ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

素直に良作だったと頷くことができる作品だった。絶妙だったんだよな。

重い場面をそのまま、「このテーマはとても重いんです。」って主張した場面にしてもいいのに、それを絶妙なアイロニック加減を加えたコメデ
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

2.9

史実として鑑賞したら面白いけど、エンターテイナーのためのものとして見ると、少々中だるみがある。

ルシアンカー役の顔があんまりにも綺麗でこのストーリーにハマってはいる。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.7

近未来的世界の描き方とラブストーリーの合わせ技にあまり感情移入ができず、作中の盛り上がりの自分の感情が置いてけぼり。

声優陣が豪華俳優だから、それ見たさにみるのはいいかもしれないけど、声の演技も誰で
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.3

グロくもあり、コメディでもあるから終始どういうテンション感でみればいいのかわかんなかったけど、飽きずに最後まで突っ走ることができる作品。

容赦なく人が殺されるかと思えば、乙女な演技をするおっさんの姿
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.4

アンハサウェイとレベルウィルソンのタッグは最強。

ただのコメディで終わるのかと思いきや、気が緩んだところで想定外なことが起こるかなり良質な着地点。

長ったらしくなく簡潔で、何にも難しいこと考えたく
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

自分が狂ってるのか、それとも社会が狂ってるのか分からなくなることが時々ある。

職なしのオタクが、一方的に好きになった女性の失踪を探る話しなんだけど、
世界観の設定とストーリー展開が常軌を逸していてこ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.6

監督個人の性癖を詰め込んだ作品だなと思った。いい意味で。

ノンフィクションとは思えないくらいドラマティックなストーリー。

端的にいうと、一人の青年がグレて、ドラッグに溺れる救いのないはなし。

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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.6

邦題がよろしくないなぁ。

家族、恋人関係の模様を描くヒューマンドラマではあるけれども、出演陣が良く、舞台もLA海岸を舞台に洒落ているからか、
最後まで楽しんでみることができた。

最初から最後まで平
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

3.9

溜息がでるほど美しくて面白い。
素晴らしいコメディであり、ダンスフィルムであり、社会風刺の作品。

フレッドアステアが出演しているタップダンスとblack and whiteのフィルムの、
クスッと笑
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.7

この映画の色素好きなやつだなーと思った。

こういう機材、画質、煙草と銃が似合う渋いおじ達の映画とても好き。

ブランド、酒、暴力、ドラック、白人至上主義、娼婦、この要素を堪能できる刑事モノ。ガンシュ
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

自伝映画の中でも見応えのある作品だった。

晩年をかけて孤立していく部分を主に強調していて、その分岐点が恋人の裏切り、熱狂的でストーカー気質のファンの存在、恩師との関係のこじれだったり、彼の人生の中で
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.2

青春、恋愛、タイムリープ、以上。

マーガレットのオシャレな服装がアイコニックで可愛い。

要は、1日の中で起こる奇跡である出来事、奇跡のようでなくても実は素晴らしいものである些細な物事、そういうこと
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.4

演者が豪華なんだよなぁ。
あとこの子役の名演技が見どころ。

ルパートの唯一の友達はジョンだった。
ルパートとジョンは共通点があるからこそ文通が続いていく。その過程をみる映画。

好きなシーンは、ナタ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

パターソンで起こるパターソンが見る風景と流れる日常を一緒に観察できる映画

商業的じゃないこの手のものがとても好きだから、生涯かけて反復したい映画リストに追加。

一見共通点がないように見えるこの夫婦
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.8

ウディアレンの作品は何度も擦って見たくなる。

作中で何度も流れる『コニー・アイランド・ウォッシュボード』にのせられて、
観覧車のように回転木馬のように。

ケイトウィンシュレットの役柄の女性は何を手
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.7

一年映画を見ていなかった。ずっとアニメみてました。だけど、やっぱ画面上で生身の人間の表情と感情を感じたくて戻ってきた。

あんまり期待してなかった今作。
期待は超えた。というかすごく集中して見られた。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

映画、ドラマ、小説、絵画
すべての終着点は愛である。

映画は完全に波長が作為されていて
どこで人がその言葉と音楽のツボに入るのかを計算し尽くされている

映画サイトでもYouTubeコメント欄でも
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

5.0

実写は星3.5
アニメは星5
やっぱり映画だとシリーズのダイジェスト版みているような気になったのと、
アニメでのコミカルツッコミが一切なしだと暗い描写になりがちで
テンポが悪くなるなと感じた

一番興
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ピアノの森(2007年製作の映画)

5.0

以下、ドラマの方の感想を記載します。

物語りの展開があんまりにもフォルティッシモ
最後の完結の仕方が良すぎる、文句なし、これ以上の最高な完結点は存在しない。

人が奏でる音楽には、その人の物語りが必
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

手紙を書くこと、想いを綴ること、口に自分の気持ちを出すこと、文字に書き起こすこと
自動手記人形という名前のまるで人形仕掛けのような心だった彼女は、自分の手で目で耳で色んな景色をみて、感じる。人間だから
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.2

ずっと前からみたくて、
ぜったいに騙されるという口説き文句に騙された。

騙されるもなにも、すっとんきょうな終わり方
面白いどんでん返しというよりも
感情に波たてたたない返し方

最近サーバーアタック
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ファースト・ワイフ・クラブ(1996年製作の映画)

3.2

古典的なアメリカンレディースコメディ

頭すっからかんなにんげんたち

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.8

Possession
全ては香りを保存するために

パフュームを超えた極上の香りが女性の匂いという設定が気味悪いのと、
言わば匂い狂の主人公のにおいの吸い方が
盲目的な気持ち悪さが
気に入った

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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これはなに???

ホテルでの後半戦がくるまで、
ハリポタとファンタビの合算作品なのかと
思った

不死身の力が欲しくて能力で戦い合うかんじがキューブリックの作品の雰囲気を
まったく醸せずに、
ただの
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

あんまりにも有名すぎて今まで見るのを躊躇していた
ただの病気系ラブロマンスではなく、

ブラックホールの理論による時間についての問いと、
どんどん病状が悪化するスティーブンにとっての時間への問い、
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ママは世直しヒーロー(2020年製作の映画)

3.2

意外なひとがワルモノになって
正義が勝つみたいなかんじの流れなのかと思ったけど、終わり方が謎でしかなかった

突飛出た能力を持つ能力を収容しなきゃ行けないと思う気持ちはわかる
これは正義なのか悪なのか

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.4

演技力がすごいのは認めるけれども
あんまりにも熱量がすごくて終始暑苦しかったため、好みではない

昔の頑固じじいが圧勝するストーリーは
そこまで面白くないもんだ

喋り方もうるさいし、昔の武勇伝に頼り
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

こうやってフランケンシュタインの物語が出来上がったとは、つい知らず、

この映画よりもさらにもっと痛ましい感情を彼女は抱いていたんだろうなと思うと心が痛ましい

自分が大切な人を生き返させたい、だけれ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.6

いわゆる‘TAG’’ハングオーバー’系のお祭り騒ぎかと思ってつまんねえと鑑賞してたら、
あら、どっこい

見てて楽しい展開になりましたとさ、

お祭り騒ぎっちゃあ騒ぎなんだけど
あくまでDrinkin
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Work It 輝けわたし!(2020年製作の映画)

3.6

ダンスものにめっぽうよわい、、、

曲の組み合わせ方もアメリカンダンサーならではのパフォーマンスも最高

Feel the beatの主人公はプロっぽかったけど、今回は最初は素人で役作りのために頑張っ
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40歳からの家族ケーカク(2012年製作の映画)

3.2

またまた、marriage story系

だがしかし、古臭いアメリカンコメディ感と出来損ないの両親、特に間延び感で
退屈であった

*20-150

スリープオーバー(2004年製作の映画)

3.6

スーパークールじゃんっ
こういうのってひとりひとりの役割がしっかりしてて個性を合わせて、
エイエイオーっていうのがありがちでもあり、おもしろい

ポップなかんじとテンポ感が最高
シリーズ化されないかし
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ウソから始まる恋と仕事の成功術(2009年製作の映画)

3.8

コメディとして100点満点じゃない??

ウソがない世界の描写がおもしろすぎて
何回見ても飽きないかもしれない

この世界が異常だとするならば
私達が生きている世界は嘘だらけの
社交辞令だらけなんだな
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.8

こんなに邦題がださくなかったら
もっと早くみてた。

タイムトラベラーものってやすっちい
ものが多いけど、これは雰囲気の重みがあってか、現実味があるかのような演出が出ていたのが良かった

完全に肩入れ
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