カブさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カブ

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

二次元でも三次元でもないアニメ、漫画が呼吸して動いている感覚。原作漫画ファンを全く裏切らないって、井上雄彦が作ったんだから、当たり前かー?内容はもちろん、このアニメの技術がとても好きだなー。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

東京、田舎。名家、貧乏。そんなくくりで何かを判定できない事を静かに伝えてくれる。自分の置かれた環境を主張する事も嘆く事もないのが、すごく良かった。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.2

お気に入りの音楽は何か?と調べたら、この映画のサントラだった。で鑑賞。淡々と進む物語がやけに沁みる。最後は、人生ってそれでいいんだと、包み込まれるような気持ちに。また頑張って生きていこー。アーヴィング>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.1

きびしい。宗教(今回のよう不思議な水やら物品を売っている宗教)にはまってない側から見れば、抜けるチャンスはいくらでもある。気づくチャンスも。でも、生まれた時からその環境に育った子供は、親がいなければ不>>続きを読む

ベイブ(1995年製作の映画)

3.8

良い映画とはなんだ?古さを感じない。何度観ても、ストーリーを知っていても感動する。ベイブはその一本。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

恐竜と共存、いただけない。
大型スクリーンで観たいのは、ただただ広い場所で思いっきり生きている恐竜の姿と、そして音楽。それだけでワクワクしたんだけどなー。むしろパークを観た時の感動が蘇った。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.0

柄本佑演じる夫の慌てぶりに笑った。真実なのか?フィクションなのか?漫画になぞられて進む話の展開がワンパターンでなく、飽きさせない。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

BL好きのおばさま御用達の映画と思いきや、良き映画だった。あんなに純粋に他人を好きになれるなんて、本当に羨ましくて、自分にはもう手遅れなんだと涙した。適齢期に適齢な事を経験したもん勝ち。今の自分の適齢>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

なんだ、良い作品。面白くて、悲しくて、じんとする。人間も、そうじゃない裸もいっぱい出てくるけど、なんかサラッとしててとっても良い。この質感は日本人にしか出せないのでは?このジャンルが世界に認められたい>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

2.7

遺作だから絶対観ないと、と鑑賞。音楽、雰囲気、圧巻の美術。でも、私には刺さらなかったー。配役ミスじゃない?なぜあの夫婦に???
それで不思議感が減ってしまったよ。

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.8

面白かった!こういう小さな素敵な作品を手軽に家で観られるって、ありがたいね。音楽も美術もかわいかった。カーテンは真似したい。

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.6

登場人物の、なんともない会話の中から醸し出される悲哀。それを姿勢良く、リズムよく受け止めてくれるマスターとその料理。そんなお店を包み込むように存在する街と人々。まるで自分もその場に居るような、優しい映>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.4

妻夫木聡、池脇千鶴、いいな。そしておばあちゃんが、ガッツリ良い。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.6

映画評は高い。だから観たかったけど、エロを全面に出した予告でつい鑑賞が遅くなった。ざっくりした感想だけど、昔の日本映画にあったおどろおどろしさ、そう、マタンゴみたいな!好きなんだよねー、そういう感じ。>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

おー、ついにそういう結末を作ったのね。登場人物の配役は豪華で、皆様うまいの一言。でも何だろう、誰にも感情移入する事なく終わり、イライラしそうな内容にも関わらず、清涼感満載の映画でしたー。

望み(2020年製作の映画)

3.2

自分の子供が加害者なのか?被害者なのか?半信半疑の父親が、絶対に加害者ではないと決めた時、母親の突然の涙、辛い。そして時々挿入されるスローモーションが辛さを増幅させ胸に迫る。泣ける。望み、という題名が>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.4

辛い。物事は全て繋がっている。追いかけなければ事故はなく、万引きしなければ追いかけられない。万引きしたくなるような毎日。父親が理解者なら?先生がもう少し別の指導法だったら?離婚して出ていった母親の病気>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

3.7

2回目。BSで家族と鑑賞。怖いのに、笑える。そしてあっという間。声を出して笑い、大声で怖〜いと叫ぶ。楽しい。キャシーベイツの怖さは勿論、ジェームズカーンの困り顔が最高!そしてまさかのローレンバコール。>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

なんで?がずっと続くけど、映画としてアリ。面白かった。そして悲しい。フジタツ、マツケンのダブル主演は映画にずっしり重い要素を注入してくれた。長回し素晴らしい。ふと、主演の2人の役を交換したらどんな作品>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.6

クローズアップの映像が続き困ったが、やがて適度になり直ぐに引き込まれる。コールマンは魅力的な女優だなぁ。人形、張り紙、松ぼっくり、溶けるアイスなどなど、サスペンス要素を孕みつつ夫婦、親子、子育ての苦し>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

2.5

色々抱えているんだろうが、なかなか伝わってこない。自分の想像力の欠如なのか?自分勝手なくせに優しいふりな登場人物だらけ。二重の昔話を挟み込むのはうまく行ってるだけに、説得力が欲しかった。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

めちゃ良かったー。劇団ひとりって才能ありありなのね。柳楽優弥は若き日のビートたけしにしか見えない(知らないけどきっとこうだったんだね、という説得力)師匠役の大泉洋だって同じセリフなのに同じじゃない!そ>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.8

中村倫也に引っ張られて観た。なんだか感想が湧いてこないぞ。もうちょっとホラーちっくにしても良かったかな。と言いつつ平和な気持ちのままでそれはそれで良いのか。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.0

主人公がテレビキャスターに復帰したいが為に、どんどん泥沼にハマっていく。犯人探しより、犯行の規模がすごい。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

認知症を疑似体験できる映画。と思ってしまうほど上手い作り。なかなか辛い。周りも辛い。ロンドンの娘は最善を尽くしている、が、パリに行ってしまった娘でもある。どちらが本当なのか観客は分からない。分からなさ>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.2

ああ、もっとちゃんと予習して観れば良かった。最初は字幕だけでストーリーを追うのに必死。実際の人物のキャラクター、影響力等々知らないと損する。面白かった、が、実はシャーリーズセロンの美しさとカッコ良さに>>続きを読む