Kaeさんの映画レビュー・感想・評価

Kae

Kae

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

勝手にふるえてろが響くお年頃になって、同じタッグの作品としてこちらを鑑賞。
コメディ強めだと思ってたからこんなに大人向けで可愛い映画だと思わなかった。
みんなも言ってますが、あまちゃんコンビの復活に歓
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東京ランドマーク(2019年製作の映画)

3.4

親との関係性が良好ではない共通項を持った3人が、居場所を模索する。
男子の家の荒れ方とか、美術館がリアルだったのが印象的。
藤原くんの演技ってほんとに細かくて好き。
鍋のシーンは私もイライラした。でも
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.5

最初の戦闘からの過去シーンでまず泣きました。
アクション映画苦手な理由が全て排除されたアクション映画だし、
シーズンものなのに「結局1だよな」とかならないのが本当天才。
狂気な人を作るのうますぎるし、
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劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何度見ても、ここでなんとかできなかったのか、死なずに済む方法はないのか、どうしてもその選択しかなかったのか考えて見るが、
どこでどうやり直せばよかったのかわからない。
そんなの人生を表現し過ぎている。
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

感動というか、切ないというか、可愛いというか、なんだかきゅっとなりました。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

A24の作品はどこかクレイジーさがテーマになってる気がするけど、今回はジャーナリストや戦場カメラマンの狂人さが描かれていたように思う。ただこれまでのA24よりリアルでフィクションで片付けられない部分も>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

派手じゃないのにテクニカルでセンスが光ってる映画だった
そしてまるで自分かと思うくらいに重なってしまった
他者から見たらなんか魅力的で、自分もその魅力に自覚はあるんだけど、でも蔑む気持ちもあって、それ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.2

原作とは違うようだけど、森田は高校時代のいじめをきっかけに二重人格になり、増えた人格がサイコパスだった、と。
復讐も兼ねて自由に人を殺していく森田の世界線と、
清掃員の2人が1人の女の子と三角関係にな
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.7

カルト系かと思って見たらめっちゃほのぼのしてた。笑
小学生の男の子の会話ってこんな感じなのかな。こんな素直にかっこよくなりたいとかモテたいとか言わなそう。可愛い子たち。
もたいさんの独特なキャラクター
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.6

整くんの言葉はわかりやすくて、優しくて、芯を食ってるのがほんとにすごい。
すっと入って沁みる。

森の中のレストラン(2022年製作の映画)

2.5

この映画では、死にたいほどに辛い人を救えない。
この映画は、もっと力のある人たちに、「みんなこういう非現実的な逃げ場が必要なんだ」と伝える映画だと思った。
だからか、弱者の私にはあまり響かなかった。だ
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

ほぼピンク映画だった。
青い海と白いTシャツのポスターからは想像つかなかったけど、
グループ分けして無人島住んだらどこのグループもこうなってるよきっと。
みんな欲捨てられないし、みんな汚いし、みんなき
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不在の出来事(2023年製作の映画)

2.5

人がいない家の中でなんとか運動を起こそうとしたのが目に見えてわかるのが不自然。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

家族にレットイットビー聴かせるシーン好きだった。
あと、エドシーランがゴリゴリにスター演じててじわじわくる。
でも、ハリーポッターの気分だって言ったりさ、なんかやり遂げて成長したいい男ぶってるのがなん
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.4

リアリティがあって、身近にない出来事なのに見やすい。
最後のシーンが印象的で、
普通、不倫してたのかどうか、別れるのかどうかが軸になるのに、
もう主人公の頭に彼氏に会いたい気持ちがいっぱいすぎて、
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.4

昔の邦画の雰囲気が感じられた。
SF要素がB級ぽくて味わい深い。
でも評価がすごく高くて、上映も延長を繰り返してる理由はあまりわかれず…。
恋愛にしてもSFにしても深度はなく、ほっこりって感じの映画に
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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

彼女は確かに、愚かで、冷酷な部分も持ち合わせていると思う。完璧な人などいない。そこも合わせて愛されることが必要だった。
今の時代には、多くの人に刺さるだろうと感じた。私のように。だからこそ彼女を抱きし
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.3

3部構成にする必要あったかなぁ
もともと10個あったのを3つにしているらしいが
この時間の長さが仇となっているような気がする
テーマがショートムービーに収めるのがちょうど良い題材だから映画終わった後に
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

はまる、はまらないがはっきり別れそうな作品。そしてわたしははまらなかった。
法廷ものとして見てしまうと伏線回収があるわけでも、面白い新事実からの急展開があるわけでもないので、物足りない。
ヒューマンス
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

10人を殺し、その後自殺した男子高校生の両親と最後に殺された男子高校生の両親が、法的処理が全て終わった今、改めて対峙する。
1室で対話する様子をノーカットの感覚で流す映画。
息が荒くなるほどに息が詰ま
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赦し(2022年製作の映画)

3.1

キャスティングが気になるなぁ…
海外の監督が選ぶ日本のキャストは難しいんだろうなぁ

娘を亡くしたという傷を持っているのは承知だが、傷をつけられた時のシーンがないため、その遺族らに哀れな印象はあまり持
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.6

主観と客観による感想・考え方の違いを利用した吉田恵輔監督らしい作品。
どういう終わりかが重要ではなくて、
ひとつの出来事を取り巻く人とその事情で、多くの諦めを覚え、その中にある小さな希望をも見逃さない
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

承認欲求
特別になりたい
目立ちたい
自由になりたい
性欲

誰でも持ってる欲なんだけどね
痛くてキモくて怖い女の子誕生
いたきもこわガールです

農場も含めて無垢感出してくるのうまい

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.7

現代を生きる若者は、このどこか枯渇している主人公に共感するところは多いと思う

より自分を潤してくれそうな方へ流れていく
流れるというと自由そうに見えるけど
その自由さはしがらみどころか抑制してくれる
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

またもやグリム童話のような映画だった

こんな風に思ったら罰せられる…
死んだら天国かな?地獄かな?
自分は悪くないよね?だって仕方なかったよね?

という自分を保つために誰もが行う自問自答が軸となっ
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あんのこと(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なんかわかったようなことを言いたくて、文章を書いては消して、書いては消してを繰り返したが、結局一番強く残ってるのは怒りだ立派な胸糞映画ですこと
雅は完全に一方的にって様子でもなかっただろ
たたらさんは
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

チャーリーとチョコレート工場ではなさすぎる。
日本の打ち出し方が間違っていたのかな…
ひどすぎる。

その設定がなければもっと楽しめたのに、
その設定で見初めてしまったから、
チャーリーとチョコレート
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

変わらなさと変化が織り混ざってみんなへの愛着増し増し
カラオケの映像とか絶妙

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.9

今回は、ネタバレシーンをみたらもう一回見たくなるくらいわからなかった
面白いーー
続編ある感じだけどほんとにできるのかしら
長澤まさみの気持ちよさそうに声出してるのがいい

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

こんなスケール大きくなるもんかとびっくりしたのにほっこり系でした

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.8

ロードムービーの構成だが、成長するわけでもなにか発見するわけでもない
対して知らないもの同士で宿を転々としていく
間が良くてクスッとする場面がたくさんある
人に話すほどでもないけどふたりであとから思い
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.4

主人公にそこまで死の意志を感じないことがこの映画を難しくさせている気がする。
思ったより深刻ではない描写で、死にたいけれど死なない方がいい理由が本当にないのか確認したい人におすすめ。
生きにくそうな国
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

共感なんてしなくていいんだ
理解しようとすること、なにかできるかもと考えること、ただ会話すること
これだけで誰かにとって優しい環境になるのかもしれないし、そういう環境を自分でも作れるのかもしれないと思
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.2

ずっと、んーー?ってなってて
藤井さんだから自分に合うかなと思っていたが、
福島にて、電車からの圧巻の雪景色のシーンで上からのアングルを見て、あーダメだと思った
合いませんでした
海外の人の方があうか
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