フニャ氏さんの映画レビュー・感想・評価

フニャ氏

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

2.6

幼馴染の2人が12年後に体験する「恋愛未満」のラブロマンス。

演技がとても自然で好印象。
特に、ニューヨークに来た時のヘソン(演:ユ・テオ)の、いたたまれない表情と立ち姿が素晴らしかったです。
3人
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.4

ピクサー恐るべし……。
あまりに良過ぎる。

「生きる意味」を探してる人。
「何者かにならねば」と思っている人。
とにかく観てくれ!

吹替が素晴らしいです。
「22番」が良過ぎて誰かと思ったら川栄李
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.3

今更ながらオススメ!

前作以上に過去作の小ネタ多いです。
図書館のばっちゃゴーストまだ居たのかよ!
待ってましたよフィービーがメインの話。
纏め方、終わり方もゴーストバスターズらしくて好き。

そし
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

2.4

うーーん。
友情物語として良いんだけど、求めてたのはこういうのじゃなかったな。
開始5分で
「なんだ、リトルマーメイドか」
って思ってしまったらもう眠くて眠くて💦
ゴツいジュリアの親父さんとふてぶてし
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毒娘(2024年製作の映画)

2.3

誠に申し訳ない……。

もうくっそつまんなかったです。
予告編の方が面白いというよくあるパターンです。

インテリジャイアンのクズ旦那と無意味に可愛い奥さんくらいしか観るとこ無い。
(インディーズ然と
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

⚠あくまでいち個人の感想です。

不安と猜疑心に溢れた180分。
後半の疑惑に迫るシーンが人間関係ごちゃついて眠くなるけど、原爆開発への焦りや、爆発の閃光と衝撃波の時間差による緊張感は物凄くて目が離せ
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ良かったです。

秒で変化する顔芸の世界!
主役が痛過ぎて笑う。

もふもふー!もふもふー!

物凄く日本の特撮オマージュ。
まさかの「カネゴンの繭」と「ガメラ 大怪獣空中決戦」❗
あと戦
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.1

またなんか凄い作品出てきた❗
できれば何も見ずに行ってほしい。

ドロステ、MANDAYSに次ぐワンシチュエーションSFです。

誰もが一度は考える事を、具現化したらこうなりました、って感じ。
ちょ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

2.4

「愛を終わらせない為には……」

登場人物達の気持ちは理解できる。
でも背景描写が殆ど無い上、台詞で語らせてしまうので内容が表面的でどこかフワフワしている。
琴線……の2、3本ズレた所……に、触れる様
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

2.7

及第点。
正直、話が纏まってないので良いとも悪いとも言えない。

キャラデザが独特過ぎて内容よりそっちに目が行ってしまう。
吉田玲子さんの脚本だからか描写が丁寧で優しい。
個人的に、そこはもっと容赦無
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ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

2.9

スクールアイドル「μ's」の成功から活動終了までを描く。

4DX版を鑑賞。
9年ですか、早いねぇ……。

しゅぱーって雪めっちゃ降る。ライブシーンで累計5回。
曲に合わせた振動がライブに参加してる気
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.9

前作よりは寝ない。
SF恋愛娯楽アクションになっていた……それなりに。

ぶっちゃけ。
「超神水を飲んで白いピッコロを倒す話」
です。

スケール感と重低音を味わう為の内容に思える。

先見性やカリス
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恋わずらいのエリー(2024年製作の映画)

2.6

予告編に偽り無し!
トリモチ級の超ベタベタ展開!

エリー(演:原菜乃華)の脳内変態ショーが素晴らしくバカ。
オミくん(演:宮世琉弥)が取り乱す所にファンはキュンってなったりすんのかな。

おいこら、
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.1

金子修介監督作品の魅力って、フワッとした青春ファンタジー要素だと思ってるんだけど。

本作はその良さを逆手に取った見事な衝撃作❗
原作&ドラマ未見だけど恐らくショッキング度5割増し。
より高い所から突
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.0

新しいダークヒーローが誕生したな!
リュック・ベッソン版「ジョーカー」と言えるかも。
御犬がとにかく可愛くて格好良くて頼れて活躍する!
僕は猫派だけどこれは良い作品だと思ったな!

愛犬家の皆様がどう
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.1

親に理解されなかった子どもたちの痛烈な叫び。
自然なタイミングの自然な会話。自然な感情の起伏。
指がピリピリした(感動反応)。

杉咲花の自然な涙は不謹慎ながら美しいと思ってしまった。

それと志尊淳
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.4

ドキュメンタリー調の法廷サスペンス。
サンドラ(演:ザンドラ・ヒュラー)の言動の変化がリアル。
新たな事実が小出しにされ、傍聴人と同じ感覚でのめり込む。

リアルな凄さは認めるけど、
冒頭部が果てしな
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

2.5

香港版未見。

16年に渡る女子の友情を、淡いタッチで描き出す。
物静かなハウンとアクティブなミソ。
それぞれ個性的なのが良い。
些細な事から物事が少しずつ拗れていく感じがリアル。
ギターの旋律が心地
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.9

小説家のおばちゃん(失礼!)が主役のスパイアクションもの。

すみません、アーガイルがヘンリー・カヴィルと気付かずに観に行ってた🙇‍♂💦

どんでん返しの楽しさは分かるけど多少やり過ぎかな。
今敏監督
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.6

意外過ぎる超傑作。

言ってしまえば、のび太がリコーダーの練習を重ねて発表会で演奏するまでの話。

……なのに驚くほど心を打たれる。

これはもう劇伴……音楽を作られた服部隆之の力に依るところが大きい
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マッチング(2024年製作の映画)

2.3

内田英治監督がサスペンス撮るとこんな感じになるのか……。
「ミッドナイトスワン」「異動辞令は音楽隊!」は好きなだけに残念な気持ち。

衝撃的真実の大半が前半の台詞で予想できてしまって、そこからは緊張感
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ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

2.6

ようやく観られた。
20人位入ってたかな。

まず、内容の3割が総集編なので予習ナシでも鑑賞できます。
コピーライト表記からも分かる通り、劇場版というより特別編という感じ。

傲慢な大人に対する子供の
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

2.5

田舎のあばら家で起こる「ほのぼの最小スプラッターコメディ」。

スプ描写の頑張り度合いが凄い。
「死霊のはらわた」オマージュなのかな、そんなに怖くはないので怖がり屋さんでも平気。
それ系が好きな人には
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.6

キャシー(演:ダコタ・ジョンソン美しひ!!)の
「致命的に人間関係が理解できないKYぶり」
が独特でちょっと面白い。

でさ、これミステリー・サスペンス???
1ステージ毎に失敗を予知しては立て直す、
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.2

原作&1985年版に触れずに鑑賞。

冒頭の曲から惹き込まれた。
見事な歌とパフォーマンス!

人種差別、性差別。
抗いながら戦い続ける者がいれば、いつかやってくる変革の時を待ち続ける者もいる。

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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

-

ほぼジャンヌ・ダルクと異端審問官の顔のアップのみのワンシチュエーション。

それでも飽きが来ないのは、ジャンヌ役のルネ・ファルコネッティの演技力によるのかも。

一瞬本物か?(んなわきゃないけど)とか
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.8

家の鍵が気になって眠れない人。
不安や強迫観念にとらわれやすい人。

観客のネガティブ度合いによって評価分かれそうな作品。
ボーを理解できない人は多分幸せです。

作品テーマが見え隠れする頃に全く別の
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フジヤマコットントン(2023年製作の映画)

2.7

「みらいファーム」に集まる「みんな」の日常を映し出すドキュメンタリー作品。

「賑やかな雰囲気」「満面の笑み」「そよ風」「山脈の上に頭一つ出した富士山」………。
端から端まで全てに惹かれました。
 
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.2

思いやりと支え合いの話。

演出が自然で無理なくスッと入ってくるのが心地好い。
それこそプラネタリウムを見ているかの様に鑑賞できる、優しい映画。

恋愛関係になくても、人は支え合っていける。

山添く
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

2.9

予告編の、
前田敦子とモノクロ映像とお洒落な曲が醸し出す「センス良いでしょ感」がもう本当にダメで。
正直観たくなかったのだけど、そこまで観たくなくなるのも珍しいので、一応観に行ってみた。


何の音?
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唐獅子仮面/LION-GIRL(2022年製作の映画)

2.7

SF 任侠 残虐 B級 お色気 特撮 映画。
R15指定。

1カット目からモザイク無しの全裸男女が沢山登場するという潔さ。

これほど痛快なのは2011年の「電人ザボーガー」以来。

吹替版だと、内
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

2.7

TVシリーズの20年後が舞台。

その後の555が観られる喜び。新ライダーの能力。「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」と対になる様な世界観。 

良かった、けど。

木場さんの存在にまるっきり触
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

2.7

脱北の「明」と「暗」に密着したドキュメンタリー。

少女がキム牧師の汗を拭う所、今年の暫定1位級ベストショットでした。

「自由です!」

この瞬間涙出たわ。
よかったね、よかったねぇ😭

問題は「監
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

2.8

1920年代に起きたオセージ族の連続怪死事件を元にした作品。
先住民族の財産を白人達があの手この手で掠め取っていく、胸くその悪さが見どころ。

テンポが良いから見やすいけど、展開に抑揚が無いし、結局何
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カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

2.4

魔女の宅急便」原作者・角野栄子さんの「ありのまま」を追ったNHKドキュメンタリーの劇場編集版。

作品や功績以前に、まず人として魅力的。
お茶目な御方✨
幸せの金言に溢れた96分。

魔法の文学館に行
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獣手(2023年製作の映画)

2.1

裏社会とスプラッターを足し算した作品。

結構突飛で、発想そのものは面白い。
エンディングはダークヒーロー物の様で好き。
またエンディング曲も素晴らしい!

以下、難点。

予算やスケジュールの都合も
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