アンブルさんの映画レビュー・感想・評価

アンブル

アンブル

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

いつまでもどこまでもあなたたち2人の旅が続いていることを願います。

テルマは全ての物事に対して人ごとで人任せで自分関係ないって感じだったのに、JDに金盗まれてルイーズが心折れて泣いたとき、ようやく主
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

原作を読んでいたあの頃に戻れる感覚になった。最高で終わらないでほしいの瞬間ばかり。後数回は見る。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

オールタイムベスト。秋から春の間にふたりが織りなす空間が温かくて心地よくてやさしかった。あとふたりの声がゆったりとしていて、身を任せて浮遊している感覚になった。(何度か気持ちよくて目を瞑って聴いたくら>>続きを読む

おひとりさま族(2021年製作の映画)

4.2

本当は独りが嫌いなジナが独りで過ごし、人との関わり=面倒ごととして避けているのは、傷つけられたくないからなのだろうな。父親に傷つけられ社会に傷つけられ、やっと得た鎧が嫌いな孤独だった。自分を守るために>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

女性の自由意志、抑圧、性(SEX)、解放、社会主義、フェミニズムが描かれていてよかったな〜と思いつつも、これ(世界を旅しさまざまな体験ができること)ができるのは白人の富裕層と、限られた人にしかできない>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

原作も好きでファミ行こ。も読んでて、映画化発表時にキャストを見てうーーん?🙃となったんだけど、見たら、聡実くんも狂児も動いてる〜〜!!やべー!てなって帰ってきた。ファミ行こ。読んでるからか余計聡実くん>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.3

前に「○○(わたしのこと)は変わらないよね」って言われたこと何度かあってその度に、みんな変わっていって先に大人になって、でもわたしはまだここでずっとモラトリアム中で終わるのか?これって考えて、わたしを>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

映画鑑賞後すぐに原作も読んだ。
社会が故意に排除した、見て見ぬ振りした、面倒くさくて放置した子どもたちを取りこぼさずに、誰か(何か)になろうとせず自分自身のまま、そのままでいいんだよと、言葉にして伝え
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

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パレ*チナ人救命士の「パレ*チナ人以外に怒っている」という言葉が忘れられず重くのしかかっている。民族浄化75年、占領下60年、完全封鎖17年目、可視化されているのに目を背けてきた他国、わたしたち。家計>>続きを読む

ガザ 自由への闘い(2019年製作の映画)

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クィアの人たちと集まって鑑賞した。だからなおさらピンクウォッシュに対する怒りを感じた。ガザの地に初めてレインボーフラッグを掲げたイスラエル兵の投稿を見て、私たちを利用すんな、ふざけんな、一緒の考えでは>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.6

ねえーーーーーーーこういうバディ好きなんだよね………………どうすんの…………(頭抱える)ってなる一方、戦争は人の人生を壊す、何もかも。富裕層はお前らの人生マジ可哀想って言いながら利潤を得るために自分ら>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

部落差別されている人たちが朝鮮人と判断されて殺される。澤田夫妻やその他の人がこの人たちは日本人だから殺すなと自警団を止めているとき、行商団の親方がが言った「朝鮮人は殺してもいいんか?」、逃げているとき>>続きを読む

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

2.7

前作がとても好きだったから鑑賞したが、物語がとても保守的で合わなかった…。色彩などのアートはやはり好き、だが…。

355(2022年製作の映画)

3.0

主人公の恋人が敵で仲間の大切な人がその敵によって目の前で殺されている中で主人公が最後まで恋人を殺せないのは苛立った。愛によって殺せない、気持ちが甘くなるとかあんまそういうスパイ映画見たくないので。スパ>>続きを読む

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.3

ロンコが恋愛もセックスもしたいのかわからなくてひたすら試しているとき過去のわたしの葛藤を思い出して辛くてでもロンコのことも過去のわたしのことも愛おしくて抱きしめたくなった。恋愛至上主義の中で生きている>>続きを読む

眠る虫(2019年製作の映画)

4.2

場所や時間、想いの記録を辿りながら生と死の境界が曖昧な場所で人と対話する。いつかこの映画がわたしを助けてくれるかもと思った。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.3

だーーーーいすき!!
主人公2人のジェンダーに捉われない人物像とかウェイドの叔父がエンバーにマイクロアグレッションしたシーンとか描かれていてため息が出るほどスゴ〜!!となった。移民2世の物語と聞いて、
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あしたの少女(2022年製作の映画)

4.6

久しぶりに最後まで光が見えなくて絶望だった。終わりが見えない。迷路に彷徨った気分。
大人は誰もソヒのことを見ていなかった。親さえも見ていなかった。学校側は就職率を落とすな、辞めるなと脅迫し、実習先の会
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バービー(2023年製作の映画)

4.6

ホワイトフェミニズムだな〜とは思ったしアジアのバービーは冒頭の紹介でサッと終わったから不満だけど、バービーありきの自分にしか存在意義が見出せないケンが現実世界に行って家父長制や男性中心社会に魅入られバ>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.0

31年前の物語をそのまま2023年に上映した感じ。そりゃあそうなんだろうけど、アラジンみたいに基本物語の中に現代に見合った考え方をプラスして欲しかったな〜。オリジナリティがないというか、そのまんまだっ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.7

梨木香歩の『裏庭』に似ている。脚本の骨組みがほぼ似ている。だから裏庭を読んだとき以上の感情は出なかった。序盤からあれ?ってなってしまって最後まで似てるよなあの感情が7割くらい。

ニモーナ(2023年製作の映画)

4.7

よかった…!変わった者を排除する社会の中で、自分と違う変わった者との関わり方、考え方、言葉の伝え方をはっきりと描いていてクィア表象だった!!クィアが生きている中で感じる孤独、それを子どものときから抱え>>続きを読む

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

2.8

not for meだった。家父長制の批判をしっかりしてたのがよかったしマックスの妹ギャビーは好きなんだけど、それ以外が全てよけりゃ過程なんて適当でいいやみたいな感じで何も納得できない……

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7

最高。最高すぎて2日連続で見た。3回めも見にいく。興奮冷めないほんとすごい。
アナーキーなボービー・ブラウンはマジ好きなんだけど、ミゲル・オハラ何?あのオタク心に刺さる数々のシーン何?オスカー・アイザ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.6

ダンスはやはり人を自由にさせる。そのとき、踊ってるときだけ、縛りや不安、恐怖から解かれて自由を纏える。
「自分が30歳まで生きるなんて思わなかった。だから40歳の自分なんて想像できない。」をいつか共感
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

話し合いの中で社会的構造を問題視しているのがよかった。あと"信仰する中で天国に行きたいけど、子供を守るためなら地獄にだって行ってやる"の想いがある闘う人とか逆に赦す人かそのままにするか、出ていくか被害>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

2.5

宇宙に動物愛護保護法とかってないの?動物が酷い目にあうから苦手な人は気をつけて。あと動物人間的なのも出るから苦手な人は気をつけて。

血縁関係はないけど家族であり仲間であり親友である関係 それで離れて
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.3

話が見えない。筋道がしっかりしてないから彼らがしたいこと、行動の理由が全くわからなかった。
魔法動物はマジかわいい。

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.6

大丈夫じゃないままで生きていてもいいのだなと思った。大丈夫?て聞かれると必然的に反射で大丈夫と返す。でも大丈夫じゃないんだよね。心配かけたくないし悲しい顔見たくないし、というかこの話してもいいのかなっ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

クィア(LGBTQ+)、アジア系移民などずーっと前から存在している人、多様なマイノリティの立ち位置や属性の人たちがたくさん出てきて、とても嬉しかった。

子どもは親が最後に倒すべきボスで、親にとって子
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