アンブルさんの映画レビュー・感想・評価

アンブル

アンブル

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.4

生理、出産、中絶、産後鬱、宗教、クィア、人種、職業、学歴、性差別など色んなトピックスが盛り込まれていてリアルに描かれていた。最高だよ。

トムボーイ(2011年製作の映画)

2.7

性的暴行したリザとその友だちたち本当にありえない。ミカエル(ロール)生きてお願いだから。母の「男の子ごっこはいいけど」の発言がジェンダーに関わることはダメで何がなんでもジェンダーロールに当てはめるのが>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

ジョンが世界から消えたとしても彼の影響を受けた子ルパートが彼の得たかった未来を手に入れているってことだけでも希望はある。最後のバイクシーンが最高。

HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.5

最後、ユウタとコウはいつもの帰りの分かれ道で「じゃあまた今度」『うん』『じゃあね』「じゃあ」と話す。その今度が来るのって1年後だったり5年後だったりそれ以前にもう会わなかったりする。この2人はそんなこ>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.5

ダークファンタジーでゴスな世界観が好きなんだけど、恋に恋しているのとか結婚への夢/願望が強いのとか相手の話を聞かずに勧める人たちが多くて軽くついていけなかった

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

他人とは逆だっただけで生と死のサイクルは同じだった。逆ゆえに他者からの理解が得難かったり孤独なところもあった。それでも手を差し伸べる人たちがいることを忘れたくない。

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.7

好きだーーーーーーーーーー!!!!!
前作に引き続き最高を叩き出している……

喪う(2023年製作の映画)

4.0

お互いの生活や人生への勝手な想像、決めつけ、先入観でしか話をせずぶつかり合うことが多くて、それを見ていると自分も3人それぞれの印象がある程度固まってくるけれど、話が進むにつれてそうではない、本当は違っ>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

生きてほしい、離れたくない、一緒にいたい、会いたい、望みとは違うものを他人は与え、叶わない/救われないが多い。それが人生というけれど、それでも、それでも希望はあるんだってチャーリーを見てて思った。どう>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

記憶は過去を今を癒す。会えないときに記憶を辿ることでその人に会える、一種の旅だ。

別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

感情についてはわからないなあと思いつつもカメラワークや描写の仕方がとても上手いのと光の加減が好き。

きみの色(2024年製作の映画)

4.4

め〜〜っちゃ!よかった!!!心の揺らぎを愛したい。愛していこう。大切にしていこう。受け取りたいし受け止めたい。
シスター日吉子の存在が大きい。10代、接しているときはそう思わなくても卒業して数年経って
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.8

自分が生きている生活圏にはいない人たちがたくさんいて、でもどこか通じるかもと思ったり、わからないと思ったり。見えてないだけかもしれない。見ようとしなければ。

青春の反抗(2023年製作の映画)

3.8

女と女の物語最高〜〜〜〜!
学生運動、改革(変革)を求める人の中にも家父長制にはなんとも思ってなくてそれが普通だって考えの人が多く、その抑圧を感じる2人が最後、2人だけの空間にいけたのはよかったなあと
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.2

音楽もいいしファッションも最高で世界観も好き!!ウィノナがかわいすぎる!!!映るたびに可愛いって言っちゃう♡今年上映も楽しみ!!!!

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

資本主義に意を唱えて声を上げたが聞いてはくれず殺された人とそれを見て見ぬ振りした人たち、最初は赤の他人の死は何も感じられなかったけれど(知覚感覚が遠ければ遠いほど他人事になるからエレナだけの話ではない>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.3

女と女の物語。お互いが重要な他者として生きる人たちだった。途中ハウンとミソの間にジヌが入りハウンとジヌが恋愛関係になるけれど、ジヌは最後まで当て馬だった。2人の間には誰も入り込めない。家族ではなくて恋>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

スワン・アルローが最高によかった……!
検事が裁判でサンドラのセクシュアルをアウティングするところと偏見をあたかも普通に言ってしまうところが胸糞悪かった。クィアって裁判受けるとこんなふうに扱われんだな
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

問題はワインスタイン以上に性加害者を守る法システムて言うのが結局はハーヴェイを逮捕してもシステム、構造が変わらなければ同じ問題が起きるということで…

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.2

シャーロックて書いてあるから見たけど言うほどオマージュとかもしてなくてシャーロック……?てなった。物語は単調。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.3

現実的な世界設定だと思うのに内容はすごいおとぎ話感あって突っ込みたくなった。原作が気になってて映画観たけど原作読まなくて良かった〜てなった…ごめん…。
子どもが1人だけで生活してるなら噂話や差別の対象
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.6

兄の言葉の「兄貴か?ハゲか?あみこにはどう見える?」が視聴者に対しての問いかけで「あみこか?関わりたくなく扱いづらい煙たい子なのか?あなたにはどう見える?」と言われているような気持ち。
しかるべき支援
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

テンポ良くて面白かった。原作とだいぶ違うらしいから原作の流れが気になる。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

いつまでもどこまでもあなたたち2人の旅が続いていることを願います。

テルマは全ての物事に対して人ごとで人任せで自分関係ないって感じだったのに、JDに金盗まれてルイーズが心折れて泣いたとき、ようやく主
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

原作を読んでいたあの頃に戻れる感覚になった。最高で終わらないでほしいの瞬間ばかり。後数回は見る。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

オールタイムベスト。秋から春の間にふたりが織りなす空間が温かくて心地よくてやさしかった。あとふたりの声がゆったりとしていて、身を任せて浮遊している感覚になった。(何度か気持ちよくて目を瞑って聴いたくら>>続きを読む

おひとりさま族(2021年製作の映画)

4.2

本当は独りが嫌いなジナが独りで過ごし、人との関わり=面倒ごととして避けているのは、傷つけられたくないからなのだろうな。父親に傷つけられ社会に傷つけられ、やっと得た鎧が嫌いな孤独だった。自分を守るために>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

女性の自由意志、抑圧、性(SEX)、解放、社会主義、フェミニズムが描かれていてよかったな〜と思いつつも、これ(世界を旅しさまざまな体験ができること)ができるのは白人の富裕層と、限られた人にしかできない>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

原作も好きでファミ行こ。も読んでて、映画化発表時にキャストを見てうーーん?🙃となったんだけど、見たら、聡実くんも狂児も動いてる〜〜!!やべー!てなって帰ってきた。ファミ行こ。読んでるからか余計聡実くん>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.3

前に「○○(わたしのこと)は変わらないよね」って言われたこと何度かあってその度に、みんな変わっていって先に大人になって、でもわたしはまだここでずっとモラトリアム中で終わるのか?これって考えて、わたしを>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

映画鑑賞後すぐに原作も読んだ。
社会が故意に排除した、見て見ぬ振りした、面倒くさくて放置した子どもたちを取りこぼさずに、誰か(何か)になろうとせず自分自身のまま、そのままでいいんだよと、言葉にして伝え
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