ちひろさんが電話に出る時の
「もしもーし」のトーンが自分と完全におんなじだったのでなんだかグッときてしまった
ぜんぜん感情移入できないのにちょっとだけ気持ちが分かるなあ…って泣いてしまう不思議な映画だった
2人とも、何もかも全て捨て去ってどこか遠くにに走り去ってほしい、そこで安寧に過ごしてほしいと思った。
いつだって負けそうだけど、いつまでも夜が降りてこないのはかけがえのない存在が夕暮れのように優しい光で照らしてくれるからなんだろうね。芯のように根を張り山のように聳え立つ母性には何も敵わないんだね。