時をぶっかける少女さんの映画レビュー・感想・評価

時をぶっかける少女

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただ普通に座って観ているだけなのに足がすくむという初めての経験を得た映画だった。

何でこんな事やるんだよ、何でこんな事見させられるんだよって最初から最後までツッコまざるを得ない展開と舞台装置の連続で
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

立ち向かう勇気の話。日本でも「性暴力」と「構造的権力」という事なら同じようにジャ◯ーズでも吉◯でも自◯隊でも起きている昨今、同じように告発する人や打ち明けた人の側に立てているだろうかと突き付けられた。>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

たしか佐久間宣行さんがオススメしていたのをキッカケに鑑賞。面白いシチュエーション・コメディ。ちくしょう、街の上でって映画を観た時にも、空気階段のラジオを聞いた時にも同じように強烈に感じたけど、本当に本>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

最近すみっコぐらしを認知し始めた3歳の娘と鑑賞。泣けるというレビューがあり「おいおい、世の親御さん方は相当疲れてるんだなあ」と鑑賞前は油断していたが、案の定私も泣けてしまった。温かい映画です。原田知世>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

サスペンスの度合いが丁度良かった。原作と映画でラストが違うが、映画はとても映画らしい気持ちの良い締まりだったと思う。

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画がインドでウケるってことは、毎年99万人が共感してるってことなんだろうなあと思いながら観ていた。

明るく、楽しく、自分らしく、生きていることが幸せなんだと自分の人生を肯定してくれる。みんなで
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもが気に入ってしまい最近毎日夜観ています。

キャラは可愛い。話は私は特に泣けるという感じでは無かった。子どもはファイブが置いていかれてしまうシーンが悲しくていつも泣いている。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予告が気になって観たからか、「もっと気持ち抉られるほど観客を突き飛ばしてくれよ!!!」という気持ちになってしまった。

綺麗にお洒落にスマートにまとまり過ぎてあんまりしっくりこなかった。

石川監督に
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

途中から今どこの誰が何の為に何をしているのか5W1Hを全く答えられないくらい難しいなと感じたけど、後半からほとんどホラー映画やゾンビ映画にしてくれることで急に頭空っぽで楽しめる映画へとマルチバースした>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

途中までこれMCUなんだよね?って疑問に思うくらいには良いテンポの中国映画だった。アクションとSFとコミカルのバランスもよくて観やすかった。

でも、めちゃくちゃ面白いかって言われたらそうでもなくて、
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エターナルズ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーの難解さやMCUとの関連性はさておき、この時間内にこんなに複数の文字通りキャラクター(内面性)の多様性を描き切ったのは本当にすごいと思う。聾唖のヒーローやセクシャルマイノリティのヒーローが世>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

出てくる人たちはみんな演技派なのにストーリーと演出が恐ろしいほどお粗末でつまらない。

町長とお爺ちゃんのくだりなんて完全にお笑いだったし、オチを含めてコントだった。

警察が町民全員の家を片っ端から
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

5.0

人生に迷っていた自分にとって現在一番好きな映画になった。与えられた役割を果たして乗り越えていく美しさが詰まっていた。本当に観て良かった。

チキン・リトル(2005年製作の映画)

4.0

2023年に子どもと観賞。物語の本質とは全然違うんだけど、20年くらい前は何の気無しに観れていたけど今改めて見るといじめ描写、いじられ描写、ルッキズム諸々がかなりドギツイ。今だったらこんな表現だったら>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

5.0

本当にたまたま一ヵ月前に車通りが多い道を歩いていて(私は横断歩道でしたが)同じく車に轢かれ乗り上げフロントガラス割れるくらいの事故に遭った直後に見たので、あぁ、車もう一台来ていたら2回目の衝突で自分は>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

アクションは一つ一つがエキサイティングだし、途中からMr.インクレディブルを見てるのかなと思わせるようなコミカルファミリーモノも本当にワクワクした。マーベルの小ネタも盛りだくさんだった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

最後の登場人物の眼差しは、マルとかバツとかじゃなくて人間の生は繊細で、その人が選んだ人生の選択もゆるやかに大きなその人自身という道へと続いていくんだなと思わせてくれる。すごく良い映画だった。

罪の声(2020年製作の映画)

3.0

良質なサスペンスだったけどそれ以上では無かった。最近映画に胸糞展開を求め過ぎていたのかもしれない、盛り上がりはなく単調で肩透かしだった。テレビドラマなら綺麗にまとまった良作になったんだろう。

キャリー(2002年製作の映画)

5.0

きゃりーぱみゅぱみゅってここから名前取ってるのかな?最高に多感な女の子が最高にパワフルに爆発する映画、好き過ぎる。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

ライアン・ゴズリングは本当に良い寂しい目をする役者。惚れてまうやろ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

大大大好きな胸糞映画。なんでこんなに嫌な気持ちにしてくれる展開思い付けるんだろう。マジで最高の連続でした。見終わったらグルングルンめまいがする。思い出しても気持ち悪い。こんな体験、映画だけでいいや。

愚行録(2017年製作の映画)

5.0

私が見た中で日本映画で最も胸糞な映画。でも現実世界もこんなありふれた憎悪の中でみんな笑い合って生きてるんだよなあ。虎視眈々と生きよう。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

最後ずっと嗚咽する程泣きました。家族を大事に。先祖を大事に。命を大事に。

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

5.0

エレンペイジが輝いていた。水の中のキスシーンは永遠の青春の憧れです。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

5.0

胸糞史に残るアツい胸糞展開。素晴らしい余韻を感じさせてくれる。

プロメテウス(2012年製作の映画)

5.0

テーマがそもそも最高過ぎる。そしてこれに出てくるエンジニアが好き過ぎる。

プロメア(2019年製作の映画)

3.0

徹頭徹尾アツい勢いが凄い映画だった。風邪引いたらまた見たい。治りそう。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

報われない悲しみの果てに、もう最後の方ずっと笑っちゃいました。人間って本当はみんな綺麗でも美しくもない馬鹿で滑稽な生き物なんだよなって気付かされる。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

5.0

何故かわからないけれどハマってしまう強い引力のある映画。魔法少女まどかマギカの原作だと思ってる。

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

すべてが最高の映画。この街で青春期の人生を過ごしたかったなと心から思った。もう何回でも見てあの人もあの人も自分の昔話の登場人物だと錯覚させたい。ほんとに素晴らしい映画。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.0

クリスプラッドの溢れて出るウィットさとジェニファーローレンスの溢れ出るエロさを画面に映るだけで見る価値はありそうだったから見たけど、ストーリーは全く緻密じゃなく見応えなかったしテーマが面白そうなだけに>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.0

こんなポスターだったのか。なんかミステリーみたいな感じなのかなと思って見たら意外にもヒューマンドラマを見させてもらえたのでお得感がありました。あと錦戸亮の演技を初めて見たけど上手い!木村文乃も松田龍平>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

1.0

Netflixのブラックミラーに出てきそうな話。ブラックミラーの方がもっとエグいオチを付けてくれそうなので余りにも消化不良が否めないラストでした。

サマリア(2004年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

キム・ギドクというブランドに肩透かしをくらう。

援助交際は決して芸術でも無いし抽象的でもない。現実で具体的な生々しい実感がそこに残るものだ。ここを作中で炙り出さずしてどうして登場人物たちは贖罪を導け
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