このレビューはネタバレを含みます
この映画がインドでウケるってことは、毎年99万人が共感してるってことなんだろうなあと思いながら観ていた。
明るく、楽しく、自分らしく、生きていることが幸せなんだと自分の人生を肯定してくれる。みんなで楽しく踊ったり歌ったり。
そりゃ日本が世界で戦えなく貧しくなっていくわけだ。日本映画で同じことをやったらどうか。「こんなのあり得ない、人生はもっと辛く苦しいものだ。踊るだなんて大袈裟で虚構だ」となるだろうと思う。負けを認めても、そこから立ち上がることを教えてくれない。それが今の日本だと思う。
この差はどんどん開いていく。そんなインドの勢いを感じさせてくれる映画だった。