おとはさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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不器用で真っ直ぐで生きづらいながらも前を向く主人公と支えようとする周りの温かさに泣ける。
生きやすいとは、普通とは何なのだろう。
何かを我慢して耐えることは幸せか。見てみぬふりをしてなんとなく生きるこ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

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夏休みを思い出す青春映画。もう永遠に戻れないからこそ尊く感じる時間がそこには広がっている。
学生時代に学校で観た時、千昭のラストの言葉が「ギャー!!!!!!」というクラスメイト達の声でかき消されて何て
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怪物(2023年製作の映画)

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子役2人の演技がとにかく素晴らしい。自然で瑞々しくて、でも陰があって儚い。
各々の目線で物語が語られていき、徐々に真実が見えてくる。
人によって怪物は違うけれど、自分も誰かにとっての怪物かもしれない。
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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小さな部屋の中だけで物語が進行していくのに狭さを全く感じさせないし、ほぼ日常会話だけでストーリーの盛り上がりも特にないが感情を揺さぶられる。
ブレンダン・フレイザーのイメージがハムナプトラで止まってい
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

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2時間あっという間だし、余韻がもの凄い。
悲しくて切ないけれどそれすら美しかったと思わせる程の堤真一さんの素晴らしい演技。
生きる希望をもらった彼女のために無償で尽くしたかった石神の愛の物語だと思う。
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

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色々とカオスで楽しい作品。
小五郎が可哀想すぎたり、安室さんの運転技術が凄すぎたり、少年探偵団重要な仕事しすぎだったりツッコミどころはたくさんあるけど最後はかっこよさで全部ねじ伏せていく感じ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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明るく綺麗で変に爽やかで不気味で胸糞。登場人物に全く感情移入できぬまま、100mくらい先からこっそり覗き見している感じで終わった。
考察を読んで、なるほどな…と思うことはあったけれどホラーもグロも得意
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

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オギーも家族や周りも素晴らしい。オギーだけの話ではなく、各々の見えない部分での葛藤が描かれているのもとても良かった。
"君は太陽"という意味が観ているとよく分かる。私自身もオギーという太陽によって明る
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

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今年の映画観る前に観た方が良いのかなと思い鑑賞。
リマスター版ということで映像が綺麗。
「お前を巨匠にしてやるよ、怪盗キッド。監獄という墓場に入れてな…」は名言すぎ。人生で1度は言ってみたい。
OPの
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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ジム・キャリー×コメディは間違いなし。
クスッとできるシーンが多く、疲れた時に観ると心に沁みる。
最初は嫌々始めたが、やってみるうちに主人公の人生がどんどん変わっていく。
何事もまずやってみることは大
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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強い女たち、最高!
かっこよくて可憐で見ていてスカっとする。ストーリーも王道で難しくないので何も考えずに楽しめる。
びっくりするような展開は無くても、びっくりするほどカッコよくて美しいのでオールオッケ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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当たり前だけど、過去の自分のあらゆる選択が今を作っているんだなぁとしみじみ。
過去に戻りたいと思うこともあるし、今日はなんだか退屈な日だったと思うこともあるけれどそれもきっと尊くて大切なことなのだと改
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セブン(1995年製作の映画)

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ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの豪華コンビ。
次々事件が起きるので、あっという間にラストまで駆け抜ける。
どうかこうならないでくれ…と思う展開にどんどん進んでいって、後味の悪すぎる終わりを迎え
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パレード(2024年製作の映画)

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俳優陣の演技は素晴らしいしストーリーも良いと思うけれどどうしても登場人物を掘るのに時間が足りず、不完全燃焼感があった。
色々なことが曖昧なまま終わってしまって、もう少し知りたかったなと思ったのでいつか
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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小さい頃に親にすすめられて以来、何度か観ている。
人生は永遠ではないし、時間も有限。その中でどう生きるか、自分だったらどうかといつも考える。
秘書がナイスキャラ。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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ゲームもライアン・レイノルズも好きなので楽しみにしていた作品。
ゲームのモブキャラに自我が芽生える、というアイデアがまずすごい。
変わり映えのしない毎日も、自分の選択次第で変えていけるしそもそももっと
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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年齢を重ねて大人になっていき、ライフステージや環境が変わっていくにつれ永遠だと思っていたものがそうではなくなっていることに気がつく。花束みたいに持ちきれないほどたくさんの思い出があって、それを抱きしめ>>続きを読む

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

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美しさと強さ。ダンスが好きな人はぜひ観てほしい。
将来を期待されていたバレエダンサーが本番中に大怪我をしてしまう。挫折し傷つきながらもコンテンポラリーダンスという新たな出会いをきっかけに前に進みだすお
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

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A24にこんなにほっこり作品があるのか。
マルセルがとにかく可愛い。
実写×ストップモーション×モキュメンタリーなので、現実世界のどこかで出会えるような気になる。
暖かい土曜日のお昼に、好きな飲み物を
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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最高のヲタク映画。(褒めています)
映画アニメ漫画が好きなので、観ていてテンションが上がるシーンが多かった。元ネタが分かれば分かるほどブッ刺さるのかなと思う。
ストーリー自体は王道だが、とにかく情報量
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

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陽気な音楽と美味しそうなご飯でハッピーな気持ちに!
情熱溢れるお仕事系映画かと思っていたけど、それだけではなく親子愛・そして人間愛に溢れるあたたかな映画。
観終わった後、思わずUberEatsで食べ物
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最強のふたり(2011年製作の映画)

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何回観ても良い。オープニングのSeptemberから最高すぎる。
ストーリーは王道でありながらも、感情描写が丁寧で最初正反対な2人が段々と心を通わせていく様子に心があたたかくなる。
生きていく上で、人
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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ピンクを基調とした世界観が本当に可愛くて魅力的。映像の撮り方もMVのようでお洒落。芸術作品を観ているかのような気持ちになる作品。
可愛い世界とシニカルな笑いのバランスが良く、展開も分かりやすいので最後
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インターステラー(2014年製作の映画)

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大好きな映画。
3時間という長い時間を余すことなく使っていて、壮大且つ愛に溢れている素敵な作品だと思う。
綺麗に伏線を回収しつつ、脳みそフル回転没入体験をさせてくれるノーラン監督に感謝。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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あり得ない組み合わせなのに、この2人のやりとりを永遠に見ていたいなぁと思った。
笑って泣けてほっこりするストーリーの中に合唱部という青春要素も入っているので、多くの人に刺さりそう。
何も考えず世界観に
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

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幼い頃に観て、映画音楽が好きになったきっかけの作品。
切なさの中にも温かみがあって、じわーっと胸に響いていく。ストーリーにツッコミどころはありつつも、音楽と映像がとにかく素晴らしい。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

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あんなにも過酷で絶望的な状況の中で、自分だけでなく周りまでをも大切にし希望を見失わず最後まで生き抜いた姿に胸を打たれた。
遺書を各々覚えて帰る、ということも当たり前にできることではないけれどそこには強
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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テーマは重いが、登場人物達が魅力的なのとジョジョ自身の成長を追っていくことでヒューマンドラマになっている。音楽やファッションもとても良い。
コメディタッチでありながら残酷なシーンも多く、ただ明るいだけ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作を読んだことがないので、読んでみたいなと思える作品。
1人目が退場した時にみんながやけに冷静だったことや、主人公がまるでミステリー物のようにどんどん謎を解いていく姿を見てもしかしたらこれは舞台で台
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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俳優陣がとても良い味を出していて、各々の人生を覗いている感覚になった。
環境というものは人にとても大きな影響を及ぼすし簡単には変えられませんという話かと思ったけど、窮屈な世界ながらも最終的には2人とも
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

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心があたたかくなる作品。
「行動あるのみ」という言葉と、何事も前向きに取り組むベンを見ていると私も頑張ろうと思えてきてなぜか涙が出る。
私もベンのように素敵に年齢を重ねたい。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

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公開から20年経っていることにびっくり。何一つ色褪せない。ファッションが本当に可愛くてうっとり。
生きていれば理不尽なことや大変なこともあるけれど、明日も頑張るかと思える作品。
アン・ハサウェイが様々
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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とっても良いところで終わったので続編を早く観たい!
前編だから当たり前のことなのだが色々なことが起きているのに何一つ解決してなくて超絶カオスなので、後編どうやって着地させるのか気になる。
映像はもちろ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

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体感3秒!カッコ良過ぎてあっという間。
アニメ×マルチバースで情報量と疾走感がとてつもない。音楽も良くて終始ノリノリ。
漫画も映画も音楽も好き!っていう方は必ず観てほしい。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

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起承転結の"起"の部分。マダム・ウェブへとなる過程とチーム結成の話。
深掘りもされず倒されていく敵に同情しつつも、ぎゅっと濃縮されていて飽きずに観ることができた。
2000年初期が舞台なのでファッショ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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謎解きミステリーかな、と思っていたけど想像とは全く違った。法廷バトルもの。
重要なのは真実ではなく、起きてしまった事実と法廷でのやり取りを通して私たち受け取り手がどう感じるかということなのかな。そして
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