カタヤマさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

忍びの国(2017年製作の映画)

3.6

19-022

意外と悲しい物語
軽いコメディタッチも入る為はぐらかされる感じがあるが、キモとなる部分は多くを語らずエンタメに走りすぎない、ちょっと変わった作品だった。

あともう少し何かあるかな?と
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

19-021

なかなか見応えのあるSF
見終わった後、ちょっと唸ってしまった(笑)

時間の概念
未来の思い出
"今"の大切さ

割りと設定はぶっ飛んでいますが
エンタメ色の薄い、重厚感のある面白い
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ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(2019年製作の映画)

3.9

19-020

デビューから全盛期にかけてよく聴いてたしライブもいった。
後期を見ていなかっただけに、いろいろ衝撃を受けた部分もあった。
しかし解ってはいたが、モトリー・クルーは本当にぶっ飛んでいたん
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

19-019

ざらついた砂のようにドライな物語。
イーストウッド節は健在で、こういうレジェンドと呼ばれた兵士がいたということを淡々と見せてくれた。
それだけに戦地の惨さ、帰国後に訪れる経験したものし
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テリファイド(2017年製作の映画)

3.9

19-018

理由もなく別次元が繋がった悪夢の地域。
悲劇に襲われた住民を捜査する体の弱い刑事と専門家たち。
もうヤダ~と逃げ出したい刑事と、現象にニヤつくジジババ専門家ですがどちらも最悪なことに。
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

4.0

19-017

ピンクとパープルのポップな色彩、構図が素晴らしい。

あるカップルの話が軸となり、
奇形あるなしに関わらず人としての愛の形が繰り広げられる。

厳しくも優しい世界だった。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.8

19-016

ぼーっと観てれば楽しい作品。
色々な作り込みの甘さを少しでも気にしてしまうと、とてもじゃないが…

前作のオタク丸出し感は押さえ目。
アクションをスピーディーにしたお陰で
すべてがフワ
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

19-015

死霊の盆踊りならぬ魔女の大宴会。
オリジナルを踏まえつつ70年代のドイツ情勢を絡ませ独自の解釈で再構築らしいですが、リメイクというよりオマージュに近いオリジナルみたいな感じ。

ラスト
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.8

19-014

雪の中の暗殺者
渋いぞ!マッツ・ミケルセン!
眼帯すると完全にアレですが、それがまた更に痺れる。

物語的にはありがちですが、対比的な色彩やコメディとシリアスの緩急、グロさの度合いなど
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.8

19-013

音のない長回しがこれ程怖いとは。
姉ちゃんのサブストーリーが本編に絡んでこないのが絶妙にリアルでした。
ジュリアンの表情とラストの親父に痺れた。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0

19-012

昼と夜
人間の誰しもが持っている二面性
綺麗事だけでは生きていけないこの社会と、そこに上手く乗る人間と乗れない人間。

ただただ、悲しくなった。

清原さんは逸材。

黒い雪(2017年製作の映画)

3.6

19-011

サルバトルが寡黙に生きた理由
すべてを知ったラウラのラストの表情

黒く染まった家族の秘密
マルコスはどんな気持ちで生きてきたのだろう。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

19-010

まぁリリー・コリンズが可愛らしい。

とことんスレ違う二人の恋愛モノですが
ちょっと駆け足な感じもあり他の人たちが雑に扱われがちかな。

それでも、イギリスの美しい風景と音楽、そしてき
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.1

19-009

スタイリッシュな映像と音楽
セリフ少なめで解りづらくしてる風ですが
意外と深くはないです。
人間に興味を持ったが為にあの結末ってことで。

ヨハンソンはちょっと短足。

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.5

19-008

クソガキの胸糞悪さ
じいちゃんの悲しさ

承認欲求が強すぎて何も響いていないあの顔のラストは、最近のsns絡みへの問題提議か。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.8

19-007

ベンジャミン・バトンを思い浮かべますが、こちらのキモはアチラへ一旦帰らなきゃいけないところですかね。
そこで生まれる時差。
だからこそ切なくなる。
sf部分はふんわりと捉えた方が理解し
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

19-006

極端な教育方法は親のエゴになるんだろう。
主義、思想まで隔離された場所で押し付けられ、それが普通だと信じきってしまうと外の世界に順応できなくなってしまう。

しかし、根本的な知力体力精
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追憶の森(2015年製作の映画)

3.7

19-005

樹海の神秘的な美しさと禍々しさ、
東洋的なスピリチュアルな作風で、
とても日本人の方が理解しやすい作品なのかなと。

渡辺謙が前に出すぎない感も良かったですね。

フィアー・インク(2016年製作の映画)

2.7

19-004

なぜかホラー好きとなるとスクリームが出てくるのね。

オマージュが雑でちょっとがっかり。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

19-003

結末ありきのドキドキ報道合戦
流石スピルバーグ、見せ方が上手い。

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

2.3

19-001

POVの先駆けだった「ブレアウィッチプロジェクト」
見慣れない手法で話題を呼びましたが、あれから約20年近く経って色んなPOV作品が出てきたわけで、それを今更同じ手法でねぇ…と言うのが
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