いぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

見ながらリアルタイムで感想を書いてるのでとっちらかっています


・屋根裏部屋の遺体は祖母?

・祖母が降霊師で、その技を使ってジョーンが孫を、主人公がチャーリーを呼び出した。そこから家族が狂っていっ
>>続きを読む

妖怪人間ベラ(2020年製作の映画)

2.5

私が妖怪人間ベムを知らないからなのかもしれないけど、終始意味がわからなかった。妖怪人間に関わると皆気が狂うようになっていくということ?
血が出る描写全般が変すぎる。

エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

題材やあらすじは面白いし、実話ベースということを考えると衝撃的な部分もあり(わずか10日間の出来事、ネリー・ブライは実在する人物であるということ)面白かったが、アマゾンプライムのあらすじ(全部ネタバレ>>続きを読む

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.5

色彩と背景、衣装が華麗で本当に素敵だった。大人の二人の密会が始まったら、不倫の始まりと同義というような下衆い偏見を持っていたのが恥ずかしくなるくらいプラトニックな関係の二人で、嫌な野次馬的感情を持たず>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の映画。展開が二転三転し、何が本当か、本当は誰が誰を騙しているのか分からなくなるのが面白い。
スッキと秀子が愛し合っているのが本当かさえ分からなくなってくるけれど、最後は下衆野郎も成敗され、スッキ
>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり原作漫画のほうが面白いし分かりやすい気がした。あと先生の異常さがやっぱり実写だと劣る.....ただ舞台での首吊りシーンなどの臨場感は実写ならではの良さだと思う。

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・電話ボックスが呪われているのはなぜ?
犬鳴村の人達は助けを呼んでも助けてもらえなかったから閉じ込めて同じ目に、ということ?

・祖父の家の前に捨てられていた赤ちゃんは亡くなった祖母?付きまとっていた
>>続きを読む

自殺サークル(2002年製作の映画)

-

見終わる前に書いてます。途中途中でジュニアアイドル?の底抜けに明るいライブ映像が挟まることで何だか全てが馬鹿らしく感じてくる。
これは自殺サークルが現実で実際にあったらそれを鼻で笑って信じないような人
>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あらすじだけ見てコメディタッチのミステリーだと思ったらまさかのゾンビもの!思っていた作品と全然違っていてびっくりしました。神木隆之介さんと浜辺美波さんが可愛かったので見続けられた感......ゾンビも>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

・累も顔の傷が無ければ普通に綺麗な顔立ちだから違和感があった。あと二人が似てるのか累が顔を隠すようにするからなのか入れ替わってるのが分かりづらかった

・累が無抵抗に罵られるシーンは本当に胸糞が悪かっ
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

途中から登場した外国人が謎すぎる。その外国人の人格を自分の中で飼うことでそいつの意思なんだと自分に言い聞かせているのか?
途中から人の名前と関係性がかなりごちゃごちゃしていたが、序盤の明らかな伏線描写
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.8

全て壮大な親と子の物語。
原作は中学生くらいのときに読んで、暫く呆然とした覚えがある。こうやって映画を見てみると、より原作の方が衝撃的だったと感じた。
ただ、随所にやたらポップなBGMで、踊ったり笑っ
>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.0

少女の、霧をつかむような掴みどころのなさ、危なっかしさ、目を離したら消えてしまいそうな繊細さ、そういったものが同級生の男の子たちの視点で語られることで、より謎に満ちていて、より少女たちを神秘的にさせる>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

本当に良い映画!仕事に奮闘するジュールズも素敵だし、その苦労をちゃんと分かって労りながら良いアドバイスをくれるベンが素晴らしすぎる。長年の経験値をしっかり余裕として活かせるのが憧れる。
ジュールズが泣
>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.2

日常生活で無意識に感じていた当たり前の概念が崩されたように感じた。
背景はとにかく可愛いピンクと紫に拘られていて、BGMも映像の情景と関係ないロマンスのようなものが度々流れる。それによる内容とのアンバ
>>続きを読む

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作と比べて、気持ち悪くなるようなグロテスクさは少なかったけれど、満足度は前作の方が高かった。
何故偽加藤ではなく多恵を殺すミッションなのか、ドラマ性はそのほうが生まれるけれど、筋は通らないように思う
>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.0

西岡さんが馬締さんに友好的になったのは、実は好きな人がいる(自分と同じ境遇)と知って親近感が湧いたところから馬締さんに少しずつ良い印象を抱くようになり、そうして見ていくうちに頑張ってる姿を応援したくな>>続きを読む

GANTZ(2010年製作の映画)

3.5

とにかく敵の顔が不気味すぎる。全編を通して常に不気味な雰囲気があったけれど、敵の得体の知れなさが大きいと思う。

恐らく続きありきで作られていると考えれば、設定、メインキャラクターの把握などが分かりや
>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ただただ斜陽が読みたくなる作品。
そして太宰治の新作だと騒ぐ大衆ではなく、この作品を理解している側になりたいと思わせる作品。
話の内容を楽しむというよりは、太宰治の作品が出来るに至った経緯や時代背景、
>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

蜷川実花さんならではの色彩が美しすぎる、終盤にかけての艶やかな色使いに思わず恍惚としてしまった。
ストーリーも進めば進むほど面白くなる展開で引き込まれた。スキンが初めから優しすぎると疑っていたけれど、
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

時代の移り変わりに伴って、自分のしたいこと、正しいと思うことだけを貫くことの難しさが表れていて切なかった。
浅草のフランス座はまだ現代にも存在しているけれど、こんな気持ちで劇場を守ろうとしている人がい
>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

このような映画はストーリー自体を楽しむものというより、設定や情景から作り手がストーリーとは別に伝えたい事を考えるのが楽しい作品だと思う。
何も考えずにただ美しいなと眺めるのも良い。
最初は台詞がない作
>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何よりもまず設定が面白い。80歳で生まれ段々と若返り、初恋の相手と40代で同い年として交わり、やがて幼児になっていく。

最初に病室でのデイジーの説明にあった、時計がベンジャミンのこの奇妙な人生を作っ
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

子供の頃に見る不思議な夢のような映画。莫大な費用がかかる割に収入源は番組内の商品のみというのは現実味に欠ける気がするけれど、現実の尺度で考えるのは違うかもしれない。
番組に出演してるエキストラの人たち
>>続きを読む

NANA2(2006年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

キャストが何名か代わっていたのがやはり残念。
話も途中から携帯小説のようでもやもやした。望まない妊娠以降からの話がつまらない。あんなに良い友達と仲間と恋人(ノブ)がいても、その環境を失っても、タクミを
>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

設定からあまり意味がわからない。子供を恐れた大人が作った法とされていたが、国が作った法なのか、はたまた先生の無理心中のために勝手にやっていただけだったのか(でないと指名手配はおかしい、BR法側が二人に>>続きを読む

NANA(2005年製作の映画)

3.8

私から見たら平成初期の風景や文化はむしろ新鮮であるけれど、いつ見ても誰が見ても可愛いファッションと良い曲
ロックを好む人たちのファッションはずっと変わらないんだなあ
髪型だけは一昔前のものという感じが
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

ネット上で癒やし映画と言われている理由が分かった。ホルガ村の人々は主人公に危害を加えないし、寄り添って一緒に泣いたり感情を分かち合おうとしてくている。無条件に自分を受け入れてくれるこの村は主人公にとっ>>続きを読む

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.5

僕が守るといいながらベラを自ら危険なことに巻き込むエドワードにもやもやする!最後の敵一家との争いでもベラが致命傷を負うまで現れなくて悲しい。でも話のテーマはすごく好きだし、何でエドワードがベラに惚れ込>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

2.0

中学生の頃に誰しもが感じていた周りが全員敵に見えるような、自分を特別だと思いたがるようなそんな感情を煮詰めて映像にされたように感じる。だからすべてがぐちゃぐちゃで整合性が取れてないように思う。
前半の
>>続きを読む