どこまでも人間のことを信じているタイカワイティティの作る映画が本当に大好き。
主人公とその息子がとてもエゴイストに見えた。ただただ不快になる映画だった。
たぶんスリービルボードみたいなことをしたかったんだろうけども…
単純にお話として面白いのはもちろん、バチバチに決まった撮影やロケーション、演出等まじでエメラルドフェネルのレベルの高さを見せつけられた。ただ、最後ご丁寧に種明かしするのはちょっと野暮に感じてしまった。>>続きを読む
うーん、なんというか自分は監督ブラッドリークーパーが苦手なんだろうなぁと感じた。俳優としては本作含め大好きなんだけどねぇ。
素晴らしい映画というものは、時として観た人の解像度を上げてくれるものだけど、この映画を観終わって劇場を出たあと、道行く人や夜の景色がとても愛おしく感じられた。
ケイコに続いて傑作を作った三宅監督は、>>続きを読む
劇中でベラが披露するダンスが、ものすごく不格好なのにとても美しく見えるのは、きっと彼女が自分の感情や信念をまっすぐに表現しているからなんだろうな。
エマストーンはもちろん素晴らしかったけど、マークラフ>>続きを読む
ポールキングの作る宝箱みたいな映画たちが本当に大好き。
もうこれは説明不要でしょ。
これからの人生で何度も見返すことになると確信している作品。
このレビューはネタバレを含みます
望む展開のために物語が進む無理矢理感とか、子役の演出とかぶつ切りな編集とか、良いところよりも気になるところが先行してしまった。
あと、終盤どれだけ前向きで感動的な展開を入れようとも、「でもこの子自分が>>続きを読む
シンプルが故に素材の良さが引き立つというか、映画が上手い。
撮影もアクションも素晴らしかったが、ティルダスウィントンの存在感がはんぱねぇ。
自分の中の今年の一本が決まった。
登場人物が尋常じゃないくらい豪華で、当たり前のようにめちゃくちゃうまいんだけど、その中でも佐藤浩一が化け物でした。
邦画の醍醐味が詰まったような傑作だった。
特に終盤、瑛太が登場してからの展開が素晴らしい。
今年は他者との対話についての映画が多い印象。