女性の扱いや暴力描写等、どうしても受け入れられない部分があった。終盤は見入ってしまったが、感情を盛り上げてから一気に緩和させるラストはとても切れ味鋭いなと感じた。
河村さんの遺作にあたるのかな。
この映画を語れるほど、自分は現実に目を向けられていない。
最高峰のアクションとその魅力を余すことなく伝える最高のカメラワーク。文句のつけようがない傑作だった。久々に上映終了後に拍手が起きていたのも印象的だった。
民主主義のあるべき姿を見た気がした。
終盤で女性たちが口ずさむ歌が、ただただ美しかった。
安易に型に嵌めないテーマ性の深さ。それを"曖昧"の一言で片付けさせない物語の力強さ等々、衣装とか美術含めて良いところを挙げ出したらキリがないけど、一言で言うと最高だった。
とあるキャラクターを登場・活躍させる前提でお話を進めているようで、なんだか冷めてしまった。扱っているテーマが良かっただけに残念。レベッカファーガソンはアクションも頑張るいい役者さん。