かわうそさんの映画レビュー・感想・評価

かわうそ

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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フィルマ3.5っぽい作品。
コミカルだしシリアス。

特筆すべきは「マブリーが全く暴れない」点でしょうか。

しかし主要の三人の配役に意外性があって面白い。
ベタに割り当てたら
軍人:マブリー
教授:
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前半の方が心が苦しくなる感じがあったのが不思議。
作品の構成としては、後半(レミがいなくなってから)の方が苦しくなりそうな展開なんですけど。
自分の過去のことを考えながらなので、前半の方が現実味がある
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

すごい映画だとは思う。

核なき世界を目指す世界市民としてはよい作品だとも思うけど、やはり被爆国の国民として無意識に期待してしまう部分があって、そこが物足りなくて残念。

まあでも、そういう作品ではな
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

泣いた。

友達が死んで悲しいなんてずるいんだけど、笑顔のシーンで泣かせられたので悔しい。名作だと思う。

死なずに済んだのかもしれない世界線を想像するけど、やっぱり「大学の近くを走ってたら~」なんて
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

ユン・ヨジョンは上手だな~
だけの作品でした。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

ストーリーは面白いけど、平均3.9ほどの名作ではないような気が。
主要キャストの演技はさすがに上手だけど、捜査会議に出てくる幹部がなかなかひどい。
嬉々として演じている感じがして気持ち悪くなりました。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

ラスト10分はすごく良いけど、そこまではちょっとな。。
おっさんドリーム感に満ち満ちていて胸やけします。
でもほんとにラストは良い。

義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

4.0

キャストが豪華。
ストーリーがちょっと複雑だけど、難しくはないので見やすい。
南北モノとしては珍しいパターンの作品だと思いました。

ソン・ガンホが細かったり、みんな若い!

怪物(2023年製作の映画)

5.0

全編面白いんだけど、それだけだと良くても4.5くらい。
なにしろ最後の10秒が秀逸。

ハッピーエンドのような絵面だけど、これはバッドエンドなのだろうなと。
それをはっきりとは描いていないのがよい。
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対峙(2021年製作の映画)

4.5

加害者側の家族の心情が描かれている、特異な作品。

加害者、被害者のそれぞれの両親が一つの部屋で対峙するというワンシーンだけで100分持つのだからすごい。
演技力も抜群で、記録フィルムを観ているような
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.5

オーナーが名言っぽいことをいろいろ言うんだけど、単発なので今一つ心に響かないのがもったいない。詰め込み過ぎなのかも。

ただ、現代モンゴルの様子がよく分かる、と言うかウランバートルは普通に先進国っぽい
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

厨二病臭さがたまらん!
(悪のアジトは照明がパープル)
ザコ相手だとノールックでも弾が当たるのに、ボスには絶対当たらないのご都合主義がきつい。。
何と言ってもストーリーが薄い。

などなど、ずーっと斜
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

松たか子がおじさんをだます結婚詐欺師で、阿部サダヲが裏で糸を引いている。。

ならともかく、逆なのが楽しい。
最後の最後まで松たか子が狂気を帯びていて面白い。

不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.5

チャンシルさんが出てくるよ!

全体的なストーリーは良いと思う。
やっぱりチェ・ミンシクは上手いよねえ。

しかし、取って付けたような安易な展開が気になる。
特に終盤。

息子が急に河を渡る展開。
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

喫茶店で椅子ごとひっくり返って「愛ですか?」と問うシーンはとても素晴らしかったのだけれど、終わってみて、なんで偽医者になろうと思ったのかが全く分からなくて驚く。
親との関係が何かきっかけになってるんで
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森のムラブリ(2019年製作の映画)

4.0

ゆる言語学ラジオから辿って来ました。

これはもうドキュメンタリー映画というより純粋にアカデミックな記録映画ですね。
確かに、ムラブリ語は「ラララ~」と歌うように流れていくので耳に心地よい。

先日『
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.5

幸福論の映画。

経済的に豊かなことが幸せなのか、はたまた経済的に潤っていなくても絶景の中で心豊かに生きる方が幸せなのか。
みたいな作品なのだろうとは思っていたけれど、ここまで極端に山奥だと観ているこ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

胸糞映画

なんだけど、映像の美しさと主演俳優の演技力がすごい。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

4.0

日本語タイトルがダサいけど、内容は良いです。
パニック映画ってご都合主義が目立つとげんなりしますが、その点も大丈夫。

閉鎖空間でのパニックをしっかり観られる作品にしているのはハ・ジョンウの演技力でし
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

2.5

好きな人はすごく好きそうだけど、自分は全くはまりませんでした。
もうちょっと少年の演技が上手ならよかったかな。

直後に、同じような何も起こらない系の作品としてaftersunを観たらすげえ良かった。
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淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.5

車いすユーザーの単身おじいちゃんと、その家にやってきた外国人家政婦。
という組み合わせなので、途中から『なんやかんやあって最後はラブラブ』みたいなおじさんドリーム映画だったら嫌だな~と思っていたら心配
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