aAaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

アルバムの中の親って意外と若い
大人になることに目を輝かす娘と大人であり続けることが不安な父親

「somewhere」感
故郷と居場所
トルコの遺跡と海
最後のダンスシーンの曲
ソフィ役ナチュラル過
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.8

楽しく愛らしく愉快に走り切る作品
お春ちゃんの語尾全てきゅるんってしてて可愛い〜
和楽器でオーケストラ!??!?
志村喬さんのダメ親父っぷり新鮮(「生きる」「悪い奴ほどよく眠る」「蜘蛛巣城」)
193
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.3

普通っぽい子が雪だるま式に徐々に踏み外す事はあり得る話だから知識と常識は自分の身を守ると噛み締めた
自分自身や身近な環境を客観視する感覚大事
アルマゲドン/NASA/ロケットのおもちゃ
レーガン/トラ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.2

人を掻き立てるのは目標より執着なのかも
一難去ってまた一難の小さな緊張ずっとある
”砂漠のトカゲ”の人いくらでもいる
このままじゃ終わらないよね?てところできたーってなる
不死身具合面白い
僧侶個人名
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

前半部分で固有名詞が非常に多いのでクラシック音楽への教養が問われるし、わかる人には楽しいのかも
既視感のある展開で、どの作品で観たっけ〜ってずっと思って観てた
ケイト・ブランシェットさんの演技圧巻
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.6

「綺麗に死ね!(パーン)(ギュッ)」のシーン&綺麗に死ぬ姿が素晴らしい森七菜さん
父/賢治/トシのキャラ全員人間臭く愛おしい
ラストシーン美しくて必見 どこまでもどこまでも一緒にいてほしい

所々カメ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

扱われるように振る舞う
終始当時の女性の社会的地位がわかってモヤモヤするけど、演出/衣装/カメラワークは楽しい

スリッパ
骨格大優勝
イギリス英語って階級分かってつくづく大変
映画館で休憩(7分)挟
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.2

何事も型にはまらなくていいし向き不向きも徐々にわかっていければいい
恋に落ちる描写好き:顔に赤く反射/エアスケート
都内育ちからすると大分自立した生活スタイルに見えたけど心の成長は年相応で安心感&親近
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

最初の文言が全て 盛者必衰/栄枯盛衰
予想できすぎる結末だけど描く過程はスターサンズみしっかり
エンドロール後の人は連鎖断ち切れますように
横浜さんの演技に感服した数日後に大河主演発表されてて期待大
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

採寸裁縫ドレス越しの愛
手に始まり手に終わる
WKWあるある:骨格/顎のライン/首の長さ
アイライン/髪盛々/指輪素敵〜
想像力を掻き立てる顔アップ/壁/電話
切り取り綺麗
旅立つ前でもマニキュアこだ
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幻滅(2021年製作の映画)

4.2

再洗礼シーンの演出好き
「悪は自己完結し目標がない」
ドランのナレーションが割りと多めで内容分かりやすくて有り難いし、いい声たっぷり聞けて尚有り難い(日本時代劇の説明ナレ的な量)
「ゴリオ爺さん」「人
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.8

2023年トップ10に入る
マズローの5段階欲求の上が自己超越なの思い出して、彼は最高の充足感で死ねたんだろうなと同時に私も寂しく温かい充足感でいっぱい

雪ブランコシーン素敵
生きるまで死ねない
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

自分と自分の親はどうなるんだろう
「殺してください救ってください」
柄本さんの演技に感服
周囲のすすり泣きが結構聞こえたけど、絶妙に泣けなかったのはリアルな懸念だからかな

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

4.3

良い意味でタイトル詐欺な気恥ずかしさのないラブストーリーで、邦画でこんなに滑らかなVFX初めて観た

終始美しく綺麗:出演者、色味、衣装、小物
余白/画角/背景の繋がりセンス好き
建築好きにはたまらん
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無法松の一生(1958年製作の映画)

4.7

三船さんの演技力を体感
不器用まっすぐの愛おしさ
車輪/花火/太鼓
乱闘シーンの本気度
映像表現面白い:回想シーン磨りガラス、ネガポジ反転の走馬灯
日本家屋は雪に映える

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

everything happens for reason
リアとアーノルド
幼少期〜映画界に入るまで
そう受け止めるのねっていう一軍の彼
地平線修整

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

small and stupidなんだからbe kind
コンセプト面白い、忙しない、目が離せない
ソーセージ指の世界
ベーグル
完全に「花様年華」のトニー・レオン意識
クリーニングと税金

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

“七つの大罪”がよく描写されてる
絶妙な皮肉がずっとベースにある
原題の「triangle of sadness」なるほど
最後のトライアングル

ヌテラなんかい!
中盤カオスすぎてお腹痛かった
「雲
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.8

人種/性別/年齢/障害誰もが抱える差を埋める様々な光(人との出会い、映画)
詳細を知らなければ白い目で見たくなるけど、その状況の中に居ると自然で違和感がないことってよくある

画面の切り取りが非常に美
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別れる決心(2022年製作の映画)

5.0

今年TOP10に入る
“愛してる”の表現
画面展開/カメラワーク/CGの使い方うますぎる
人物描写が静かで丁寧なのに時間配分が適度で間延びせず充足感が強い

リップクリーム/ハンドクリーム/タブレット
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

夫婦関係からみた織田信長の人生
お金と気合が入ってるのよくわかる
ダブル主演かな
ロケ地豪華
エンディングの潔さ
斎藤工さん笑わずにいられない
綾瀬さんの肌ずっと綺麗でどこの皮膚科か気になって仕方なか
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バビロン(2021年製作の映画)

3.2

カオス/酒池肉林/R指定なの納得
監督映画大好きなんだな
「雨に唄えば」のサンプリング

開始1分でポップコーン食べる手が止まる
パーティシーン=「グレート・ギャツビー」x「ウルフ・オブ・ウォールスト
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

対岸の火事のように見えてた内戦
壮大な大自然とシンプルな生活様式の中での赤のコントラスト(指&家)
田舎特有の密度大変だ〜
アクセントの強さに英語の映画で久しぶりに字幕頑張って追った
「マクベス」の魔
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

起承転結/勧善懲悪はっきり
素晴らしい迫力で圧倒されるけど拷問シーンも同じテンションでくるから要注意
グロすぎてテルグ語全く分からないけど目潰って自己防衛タイムあった

現地の匂いがしてきそうな空気感
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.5

ありとあらゆる人の話
女性であるだけで街中、電車、学校、職場で経験する不愉快な事の延長線上にある事案だから全登場人物の涙にもらい泣きした
結末知ってても終始胸を押さえつけられている感覚で苦しかったけど
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

淡々と日常生活を覗き見るドキュメンタリーのよう
主人公がほぼ発語がなく静かだから、手紙を握り締めるカサカサする音やコンビネーションミットの音が際立って聞こえた
一般的理解の不足を警察で表現しがち
手話
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.8

過去を忘れようとすればするほど歪に鮮明になっていく
追いかけたり追いかけられたり手に入ったり手に入らなかったり

WKWあるあるで相変わらず皆さん骨格が綺麗
右顎ホクロ有無で印象大きく変わる
小指で拭
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そばかす(2022年製作の映画)

4.7

テーマがテーマだともっと大げさに傷ついたり深く落ち込んだり感情大爆発になりそうだけど、誰にでもある日々小さく傷ついたりモヤモヤしたり誰かに相談するほどでもない空気感で、このテーマを包んでくれてよかった>>続きを読む

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.0

羨ましさまである振り切りようと意思の弱さ
ハイの演技うますぎん
最高にロマンチックなパンケーキ使った演出w
ダイナーのマネージャーとの三者面談w
「表で威張ってる人ほど変態」
ラストシーンのドルフィン
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

4.2

生まれ変わりという世界観を斜めに見がちだったり、実際途中まで遠い俯瞰から観てたのに、最後はそういう考えもいいなって思えてた
純粋なものの真っ直ぐさっていい
子役さんたちの演技素敵
エンディング歌どのR
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.1

「1984」の放送/拷問彷彿させる
サランラップぐるぐる
鏡:バスルーム洗面所スタジオ
Whose world is this! Ours!
音響面白い/明るいBGMが不穏な幻聴になる
女性たちの踊り
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母性(2022年製作の映画)

4.0

一見狂気じみた話っぽいけど所々共感/経験/目撃したことで苦々しかった
人間の記憶は曖昧だし都合よく好きなように整理/処理する
「母」と「娘」は雑だな〜
「愛能う限り」
呼ばない違和感はやっぱりそうだっ
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

マグリット
豪華俳優陣の本領発揮
妻夫木さんの横顔シーンで徐々に剥き出しになる過程が面白い
もはや自分とは何なのかってなる
ラストシーン現実逃避/自己防衛のための遊び?本気?

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.7

百足と兎
糸巻き蜘蛛巣
音が魅力的:着物の衣擦れ音が人成らざるものを引き連れるようで不気味、日本家屋の床板を歩く音が歌舞伎のツケ打ち
森が動くの表現が逸話に聞く黒澤さんらしくてそうくるか〜ってなったし
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

純粋に泣けた
公式からの注意事項以外の事前情報入れずに観たけど、冒頭の船があまりにもニュースで見た光景で一瞬で何が関係するのかわかった
胸を締め付けられるようなシーンもあるけど希望持てる内容
大切にす
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.4

愛は必要とするのではなく選択するもの
愛して愛して愛してスープまで愛して時々憎むのが人生
出演者超豪華
バードウォッチング
感染症大丈夫?ていう解剖
どう見ても怪しかった布
あの人たちが同じ目してて傾
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