Ktsuneさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高校卒業し自立の現実に苛まれながら、
殺し屋稼業はきっちり成し遂げる。

外向的で社会的に自立しようとするちさと、
内向的、コミュ障で働こうにも働けないまひろ、
真逆な性格ながら、日々の私生活はルーズ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

兎にも角にも、痛快アクション作!!
何も考えずに身を委ねれば大丈夫。

ワイルド・スピードシリーズの真骨頂、
カーアクションは今回も見事。

ジャングルとエジンバラでの
疾走感溢れる怒涛のカーアクショ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

Dolby ATOMOSで鑑賞。
大スクリーン&爆音で観れたこと、
ハリウッド大作を観れたことが嬉しい。

この作品、ドラマ部分はどうでも良い。
そんなものはストーリーを回すための添え物。

我々が観
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

何年経っても色褪せない作品。

クライマックス、
モスクワでのカーチェイス、
興奮しっぱなし!! カメラワークも凄い!!

あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハロプロ推しになったことにより、
かけがえのない仲間と出会うことで、
好きなことに没頭しバカなことばかりし続ける。

そんな姿が終始描かれる。
兎に角、ハロプロ好きな日々が紡がれ、
仲間達の別れを端折
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

終わりであり始まりの物語。

冒頭からダーク色が強く、
過去作にはなかった人を次々にぶった斬り、
血祭りにする剣心の抜刀斎ぶり、その殺気が凄まじい。

この作品は過去作のようなアクロバティックな剣術で
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.8

期限ギリギリ、アマプラで鑑賞。

女子高生ハヅキと葵が認知症の老婆と交わり、
大切なことに気付いていく成長譚。

未回収な点、描く順序が違う点が気になる。

ハヅキは今いる友人との関係、
葵の万引きの
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

ほぼ1人で作り上げたストップモーションアニメ。

その世界観、動きの滑らかさ、
笑いとグロも綯交ぜとなって観ていて飽きない。

しかも3部作?完成までに一体何年かかるんだろ。

マニアックでカルトな作
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.3

古書を扱うディーラー、
収集家達が古書や本への愛情を語る。

また、デジタル社会での本のあり方、
その立ち位置を語るドキュメンタリー。

本の行末を語るあたりは引き込まれました。
紙の本はすぐに手に取
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

上映前の舞台挨拶ライブ中継付で鑑賞。
新田真剣佑さんが若干ネタバレしてましたがw

閑話休題。

スピード感と目まぐるしく立ち回る剣術アクションが凄い。
人のために生きる決意を持つ剣心を後押しする仲間
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

好きだからセンスがあるから努力したから、
それだけではうまくいかない無常感、
モヤモヤした思いを抱えながら、
ボクシングで闘う姿は人生そのものだ。

スポ根のような爽快さよりも
人間臭い展開にどんどん
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

傑作。

古着屋で働く青と
彼が出会う女性たちとの物語。

下北沢を舞台に他愛もない会話、過ぎゆく時間、
それを意識した長回しと間の使い方がリアル。

街や人は変わるが、
起こる出来事はどこにでもある
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

4.0

「あのこは貴族」の岨手由貴子監督作品。

デキ婚する倦怠期なカップル真生と緑。

価値観も趣味も違うのに
お互いの家族との触れ合いや葛藤を
結婚までのプロセスとして、
会話中心で見せる展開が良い。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

傑作。

会社が潰れ何もかも失い、
夫の残したキャンピングカーで
季節労働者として生きる主人公ファーン。

厳しい自然環境の中、
美しい風景と共に生きることが人間そのものと悟る。

広陵とした風景と
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

農業で夢をつかもうとする韓国系移民の物語。

理想と現実に揺れ動きながら、
逞しく生きようとする家族の絆を確かめる展開。

大きな出来事は起きず、淡々とした中、
ミナリ=セリのように根を張り、
辛抱強
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

騙し合いというよりも
丁々発止の駆け引きの面白さがら際立っている。

編集長速水が仕掛ける企みの不穏さ、
その展開が気になることを逆手に
テンポ良く進み2時間以内で仕上げる
監督の力量にも脱帽。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

思想や世界観の奥深さ、それに伴う難解さ。

しかし、伝えたいことはシンプルかと。

色々あちらこちらに球を投げたが、
全て拾って着地させたのは良かったかな。

エヴァンゲリオンに強い思い入れないので
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

続編公開情報が解禁になったことから、
劇場公開時以来の再鑑賞。

警察vs暴力団、暴力団抗争をベースに
個性的なキャラクターと原作とは異なる
エッセンスを加えた傑作。

役所広司さん演ずる無謀な大上、
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

何度目かの鑑賞。
何度観ても面白い。

怪獣映画、ゴジラ映画というより、
ディザスタームービー。

そして、政府の危機管理体制を知る映画。

矢継ぎ早に繰り出されるセリフの渦が
緊迫感を生み出している
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

映画を通して、繰り返される言葉がある。

時代は変わる。 時代は変わった。

それとは対照的に舞台となる都市の
モクモクと空に伸びていく工場の煙。

変わらない風景であるのに
描かれるヤクザが法に世間
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