良い!!
あえてモノクロで撮ってリアリティを希薄にしたのは、当事者の辛さは当事者にしかわかり得ないという意図があったのではないかと勝手に推測。哀悼を感じました。
岸谷五朗がヘロイン打って以降が最高。パンツ一丁で飛び跳ねながら発砲しまくってた。
反面哀しいストーリー。
カメラの性能が影響してるのか、屋外は白飛び気味で屋内は潰れ気味。逆に良かった。
耳鳴りみたいな不快な効果音が、あたかも自分が主観体験しているかの如く知覚できるように使われている。
幻視・幻聴とか多重人格みたいな脳の機能異常の拡大解釈という感じで、現実離れし過ぎていない内容。
スト>>続きを読む
構造的には批評・皮肉をやってるのに、画面の中の強度もある。劇映画として成り立ってるバランス感覚がすごい。
撮り方もセリフも心理描写も全てが綺麗で儚い。そんでユーモアもあるからすごいな…。
朝焼けのシーンも2人で酒飲むシーンも失明しかけのミシェルに付き添って歩くシーンもポスター燃えてるシーンも雪降ってるシー>>続きを読む
これは良。
俺もおじさんになったら2タックのグレースラックスに薄汚れた白シャツをインしよう。
自然って人工的な部分があったとしても視覚的に強い。
地元にある健康の森を思い出した。
物語の中身だけを映画にせずに画面内で人形浄瑠璃を再現しようと試みてるっぽい。
本編前のバックステージらしき映像も良い。
マスク付けた男の子と猿のアップのイメージが頭に残る。
雪景色とか雨の田舎道とかロケーションが良い。
白竜は片脚無い。
ラストシーンのタイトルバックは皮肉っぽい。
映像が現実そのものじゃないことを説明してる教材っぽいし、映画としても面白い。
製作会社がスーパーの西友。
映画のメタ認知みたいな事をやってるんだと思うけど、ストーリーとか画は好みではなかった…。
貧乏な家なのにコートだけ洒落てたな。
故人の生前をほとんど映さない事で故人に何の感情移入もしないし、葬式とか遺族に自然と視点が向くように作られてた。
通夜後に外から聞こえてくるコオロギの鳴き声になんとも言えない良さあった。
ストップモーションの移動シーン、鉄目線のノイズ映像、少しぼかした過去の記憶のシーンと撮り方がいろいろ実験的だった。
大概の事では驚かない発言×3回からめっちゃ驚くシーンはお笑い。
もっと突き放した見せ方の方が良かったんじゃないか…。
心温まる話にしなくてよかったと思う。