Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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北の国から '83冬(1983年製作の映画)

3.0

北の国からシリーズの爺さん連中が侯孝賢の作品に出てきそうな人ばかり。
サインする時はきちんと確認、いい人程早く死ぬという教訓を学んだ
ドラマ全24話と比べると、蛍と正吉の成長が著しい。

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.5

冒頭、車から脱出を試みる際に2回ほどタイミングを伺う時の手のショットが最高にいい。2回繰り返すことで冒頭から強い緊迫感を与えてくれる。
1回でも3回でもなく、2回。
ただナレーションは無くてもよかった
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.5

ブレッソンお得意の手の超絶ショットが1番味を出す作品
これを76分で完結させるとこもすげぇ

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

5.0

ブレッソン特有の演出でカメラとか音とかは十二分に楽しめたが、話が絶望的過ぎて観てて辛い、、

少年(1969年製作の映画)

3.5

大傑作
日本各地を周り、当たり屋として生計を立てる家族のロードムービー。

ラストの水平線を見つめる少年の姿が印象に残る

楽日(2003年製作の映画)

4.5

超絶大傑作だが眠い時に観たら秒で寝落ちしそう

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

うーん
こういう社会問題を題材にした映画に関しては一つのことにフォーカスした方がいいと思う。
本作に関しては、人種問題、LGBT、イジメ、蔓延る低所得者、薬物問題
色々あり過ぎる。それによって、一つ一
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スージーの真心(1919年製作の映画)

5.0

超絶大傑作
グリフィスがリリアンギッシュへのクローズアップを多用するのも無理はない。

彼女の一つ一つのささやかな動作や、純朴で切ない表情、身振りによって、キャラクターに一気に魅力的な生命を吹き込んで
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ありふれた事件(1992年製作の映画)

3.0

まあまあ
冒頭では面白そうって思ったが、徐々に飽きてきた

エル・ニド(1980年製作の映画)

3.0

子悪魔的な13歳のティーンエンジャーと彼女に翻弄される60,70歳過ぎのおっさんの話
「シベールの日曜日」っぽいことは否めないが、全編を通しての空気感はいい。2人が草原で遊んでるシーンはニヤける

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

怖がらせようという演出がちょっとくどい。
初めから続編を作る姿勢での製作もうーんって感じだけど、90分以内でまとめたっていうのと新感覚ホラーって面ではまあまあ楽しめた。

やっぱりどの映画でも1回敵を
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

超越してる。
VHSでは暗くてよくわかんないシーンもリマスターだとかなり鮮明になっており、そこでまたひとつの暗闇の“世界”が構築されてた。
ヤンの作品のエンドロール時には体が動かない

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

5.0

最近リマスター版観たので、過去にVHSで観た方も。
VHS画質と比べて、リマスターの綺麗さにマジで感激した

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.5

『夏の遊び』が大して面白くなく、疎遠状態だったベルイマンだが、見くびっていたかもしれない。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

名作批判厨(批判するほど評価低くないけど)と思われるのは嫌なので、こういう世間一般で高評価の作品は自分なりの感想を出来るだけ細かに説明しようと思います。

脚本に関しては“普通”。
まぁミュージカルは
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あなたの目になりたい(1943年製作の映画)

4.0

おもろい
懐中電灯照らしながら歩くシーンにしろ、面白い演出がいくつかあったものの、ストーリーにちょいちょい乗れない部分があったのが惜しい。
ギトリは本作と「とらんぷ譚」しか観てないが、「とらんぷ譚」の
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幸福の設計(1946年製作の映画)

4.5

超絶大傑作
ベッケルの映画は本当に丁寧。
最初の一歩間違えると指を切断してしまう裁断機のショットが不運を暗示しているように思えた。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

こっち観てから完全版観た方がよかったかもしれない