アンニュイさんの映画レビュー・感想・評価

アンニュイ

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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

ブルゾン、片桐、斉藤、鹿賀のキャスティングに疑問。映画のアクセントではなく、雑味になっている。

主演4人と平田満さんがせっかく素晴らしい演技みせてるのに、勿体ない。

名作になれたろうに、勿体ない。
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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

原作では、慶應大学っていってるのにね…


そういう忖度が邦画の課題。

全ての映画に必要なわけではないが、この映画の場合は、実名を使うか、使わないかで、作品の強度が変わる。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

CODAを描いた素晴らしい作品というだけでなく、子を持つ全ての親に見てもらいたい作品でした。

この映画では、耳が聞こえないという障害によって、親は娘(の才能)のことを理解出来ません。
しかし、ほとん
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二重生活(2016年製作の映画)

3.0

尾行によって、見えてくるもう一つの人生(秘密)がありふれ過ぎてて、少しも面白くない。
論文の結論も浅過ぎない?

『あゝ荒野』でも思ったけど、岸監督のSEXの時、コンドームつける描写あるのは素敵です!

天使のたまご(1985年製作の映画)

2.9

もしもノアの方舟が陸地を見つけられなかったら…の世界観らしいです。


物語よりアニメーション表現だけで勝負してやるみたいな気概は評価したいところだけれど、これでは他人には伝わらなさ過ぎるでしょ

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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

2.6

期待した後篇だったが、酷いね。前篇に比べて、演出も雑。役者陣の演技もバラバラ。

映画としての完成度もそうだけど、肝心のボクシングシーンが酷すぎる。ボクシングシーンごとに萎える。

特に、ラストシーン
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

映画の完成度は低いが、菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかりの熱演が素晴らしいので、傑作青春映画かなって思ってしまう。


木下あかりさんは今作で初めて知ったけど、良い女優さんですね、もっと他の作品で
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

5.0

一歩間違えれば、漫画になってしまいそうな物語を、リアルの境界線にとどめつつ、果敢に表現の限界を攻める監督のバランス感覚に脱帽するボディホラーを超えた規格外の傑作でした。(この内容でめちゃくちゃ笑えると>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.9

【Netflix映画だけど、映画館で観るべき映画】


凄かった。最初から最後まで全く無駄のない映画でした。



緻密な演出と、それを繊細に演じきる俳優陣素晴らし過ぎます。カンバーバッチたまらん。
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映画 みんな!エスパーだよ!(2015年製作の映画)

2.0

夏帆さんは降板して正解でしたね。

度が過ぎると、エロくないし、面白くもない。
尺も含めて、ドラマが丁度良い。

男子中学生向け⁉️

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.0

日本には少女マンガという独自の漫画文化があるが、山戸監督はそれを映画というフィールドでたった一人作り上げようとしているのか…

少女漫画の映画化にあらず、これは少女エイガそのものだ。

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

2.0

あのガタガタズームはなんなのか…


出来の悪いホン・サンスみたいな映画

股旅(1973年製作の映画)

3.5

鶴田浩二のようなヒーローの出てこない

等身大の渡世人たちの物語。

これはこれで面白いけども、やっぱり粋でカッコいい渡世人の映画のほうが好きだな〜

愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン(1986年製作の映画)

3.9

非常に丁寧にシーンを積み重ねていたPART 1に比べると、ちょっと物足りない。

簡単に恋に落ちるし、たまたま水源見つけるし…


あとは、セムシのドパルデューに変わる登場人物の教師が魅力にかけていた
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愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン(1986年製作の映画)

4.0

フランス映画と言えば、セムシ!
セムシと言えば、フランス映画!

大柄で、インテリで、イケメン⁉︎

という従来のセムシのイメージを覆した演技を見せるドパルデューが魅力的です。

セムシファン必見の映
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細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

3.5

良くも悪くも、創立50周年記念作品って感じの映画。

美術も風景も着物も綺麗で豪華だけど…映画館で観たら、もっと感動したのかな

座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

2.9

座頭市であって、座頭市でない。

用心棒であって、用心棒でない。

ご本人でパロディ映画を作りました的な程度の映画になってしまっている。

とにかく、テンポが悪い。90分でまとめてたら、面白かったんじ
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赤ちょうちん(1974年製作の映画)

2.9

引っ越して、引っ越して、引っ越して、鳥を食う映画。

香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

2.9

ポリス・ストーリー言うから、久しぶりにジャッキーの歌う『英雄故事』が聞けると思ったのに…


パンチーンゴー  ンガァンホンチー

ペンチョッ  ヤッサンチィー♪

が聞きたかったぞ!!

世界の涯てに(1936年製作の映画)

3.5

期待した分、ちょっとガッカリだった。

【初期の傑作】だそうですが、この言葉には気をつけなくていけない場合があるを思い出した。

そう、つまり、全キャリアの中では、必ずしも傑作ではない!ってこと。
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ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

3.5

ベタ褒めしてる人多いけど、そんなに面白いかな、この映画…

サーク映画として観たらイマイチだし、スクリューボール・コメディとしても、回転数が少ない気がする。(オチが見えてる)


もちろん、普通に面白
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ハムレット(1990年製作の映画)

3.5

ハムレットの顔の皺が(ハムレットってアラフォーですか⁉️)気になる。

そして、威厳ありすぎ、強さ溢れすぎで、義父への復讐を躊躇ったり、思い悩むのが不自然に見える。問答無用で殺しそうな顔してるに。
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ブレイブ(1997年製作の映画)

2.0

ネイティブ・アメリカンの生活を通じて「生きる勇気」「幸せの価値観」を
描きたかった。何か本能的なものにかりたてられ、夢中になっていました。
これは、人の生き方の真意を問う愛の映画です。皆さんにもこの映
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.5

映画の価値とは?

教科書が教えてくれないことを教えてくれる

それは【感情や想い】

水俣の人々の感情や想いをちゃんと描いた、またフィクションだからこそたどり着ける真実を描いた素晴らしい映画だった。
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少年の君(2019年製作の映画)

4.7

中国の受験戦争を舞台に、いじめ問題、貧富のさ、中国社会の矛盾という重いテーマ扱いつつ、青春映画として描ききった文句のつけようのない傑作。


特に、主演の二人が素晴らし過ぎる。


中国の若手俳優にあ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

-

カルト映画としては、5点満点!!

普通の商業映画としては、1点。。

そんな映画です。

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.2

素晴らしい作品なのは間違いないが、どうしても、三船敏郎の年齢が気になる。

本作の主人公の正義感を体現するには、もう少し若さがあったほうが、良いのではないか?


もし、三船敏郎が10歳若かったら…と
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どですかでん(1970年製作の映画)

2.9

時代的に、エロ・グロ・ナンセンス映画に憧れたのか…

俺だってエロ・グロ・ナンセンス映画撮れるわ❗️って作ったのか…


とにかく、つまらないし、笑えないから、ただただ話が暗いで終わった。

遠雷(1981年製作の映画)

3.2

石田えりの脱ぎっぷりと

ラストシーンのクック クックだけは素晴らしい❗️


が、他はたるい。なんでそこまで当時評価されたのか…

青い塩(2011年製作の映画)

2.8

映画に出てくるまぜこぜスープが如く、韓国ノワールと韓国ラブコメをまぜこぜしたら、どちらの良さも半減して、微妙な味わいの作品になってしまった映画。

今まで、ソン・ガンホ出演映画にハズレなし!って思って
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愛の流刑地(2007年製作の映画)

2.5

つまらないというか…ダサい。

撮影も、編集も、音楽も、照明も、衣装も、セットも、俳優の演技も、演出の全てがダサい。

テーマ的にもっと美しく撮れたろうに…

特に、長谷川京子の衣装の酷さ。。。

ポップスター(2018年製作の映画)

3.0

監督のクセが凄い!!


個人的にこの映画における演出のクセのは嫌いじゃないのだけれど…

ラストのライブパフォーマンスが全く魅力的じゃないことで、ただただクソ女のまま、クソ映画のまま終わったように見
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー音響賞は伊達じゃない‼️


イヤホンで動画配信でもいいんだけど、これは是非、映画館で観てほしい。

何故なら、映画館では、音の振動が感じられるから。
映画館のサウンドだと、聞こえる(=音)
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華麗な関係(1976年製作の映画)

2.5

ロジェ・ヴァディム監督が自身の『危険な関係』をリメイクした作品。

自らリメイクした意味がわからないぐらいにつまらない。

ジェラール・フィリップ、ジャンヌ・モロー版の方が断然面白い‼️

とらわれて夏(2013年製作の映画)

4.2

UーNEXTの紹介文に【R40の大人なラブ・ストーリー】と書いてあったが、ほんとそう思う。

若い子には、わからんだろうな。この恋愛の深みは。

愛も理想も夢も失ったあとで、もう一度、出会う本当の恋・
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愛しのシバよ帰れ(1952年製作の映画)

3.7

妻ローラの不気味なくらい落ち着きない様子に、実は妻の方が病気なのでは?と思わされるが、後半、ついに夫ドンが飲酒し、暴れる様を見て、こんな大男に毎晩暴れられて、殺されそうになってたら、そりゃあ、ちょっと>>続きを読む

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