グシケンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

グシケン

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

わりと誰にでも経験ありそうな話だけど、過去の思い出を誕生日にフォーカスして遡っていくスタイルよかった。キャストの演技もめっちゃいい。
タイトルのわりにガッツリ思い出してたけど、自分もこんな風にたまには
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.7

色々無理はあるけど意外と面白かった。
ラストはスマホに電波届いたままだと意味がないのでは?

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.6

冒頭で唐突に流れたラムシュタインが一番意味わからんかった。
色んな男とのセックスをハーモニーに例えるところが意味わからんけどなぜか説得力があり、でもラストでやっぱり意味わからんかった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

話が動き出すまでが少し長かったり、ちょっと理解するのが難しいシーンがいくつかあったりしたけど、色んな伏線張りや考えさせられるシーンも多くて面白かった。
ケイトブランシェットの演技が本当に素晴らしい。
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レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ(1976年製作の映画)

-

所々入る謎演出は確かに謎だが、ライブ自体は最っ高にかっこいい。

スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.6

下品なところ以外、意外にも正統派ロードムービー!!
あまりにも王道すぎて途中眠くなった。下ネタ+犬が良いスパイスになってたけど、下ネタなしだと少し退屈だったかも。
セリフとワンコの口元の動きの一致度の
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

絶賛するほど良かったかな?笑
中盤まで犬神家の一族みたいな感じで思ってたのと違う、、、
と思ったけど、最後の方は特にファンの人にはアツイ展開なんだろうと思う。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.7

ヨルゴス・ランティモス系を想像してたけど、思いの外分かりやすい内容だった。思ってたより面白い。
キモい、悪趣味なところは通ずるところがあった。

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.0

例に漏れず、苦手なフランス映画。メタファーだらけで好きな人は好きかもしれないけど、めちゃくちゃシンプルな話を掴みどころなく延々とやるから、90分ちょいなのに体感時間2時間半くらい。

レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

4.0

素晴らしい話。どの程度まで事実が脚色されてるかわからないけど、日本人としては観るのが辛い内容ではある。
過度な演出がなくても登場人物の心情描写に長けててグッと入り込める脚本、コリンファース真田広之の演
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犬王(2021年製作の映画)

3.6

平家物語、能、琵琶法師の関係をほとんど知らなかったので、話の流れでなんとなく理解した気になりながら鑑賞。
室町時代と現代の音楽カルチャーのMIXに違和感はありながら不思議と不自然さはそこまで感じなかっ
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.6

まぁまぁ面白かった。
モナリザは統合失調症でありながら人の動作を操る超能力があるという放っておいたらやばすぎる人間でありながら、性格や行動は全て純粋そのものなのが良かった。彼女のバックボーン(多くは語
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

こういう若気の至りで、自分は特殊な人間だと思い込んで孤独から逃げるように当てもなく放浪する感じ、今見ると自分もこういうときあったような気がしてなんか共感した。

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.3

あまりの浅ましさに何も感じることはなかった。
実演してみたらやられた側の気持ちがわかったとか子供染みたことを言ってるし、孫に自分が拷問されてる演技の映像を見せて、自らを罰してる気になって満足しようとし
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.7

ジムジャームッシュとウエスタンは相性いい気がする。
音楽とブラックアウトの場面転換が最高に良い味出してる。インディアンと逃避行する設定も面白い。
顔が骸骨に変わるシーンで最終的に死ぬ運命なんだろうなと
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スリザー(2006年製作の映画)

3.7

きもす。最終形態のキモさはもはや芸術。
深夜に一人で観るべきB級映画としてはかなり面白かった。

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.4

都合の良さが郡を抜いてる。ご都合主義の映画は嫌いじゃないし、後半は都合の良さより脚本の良さの方がギリ勝ってたけど、前半があまりについていけなかったので感動することはなかった。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.6

第一部のファーフロムヨコハマが良すぎた。これぞジムジャームッシュってかんじ。

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.0

やるならもっとプーさんの世界観を活かしてほしかった。ベタすぎでつまらないけど、B級ホラーとして抑えるべきところは抑えてた。
蜂を操る特殊能力だけは面白かった。

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.7

凄まじい話だけど、決して美談にせず、中立的な視点で淡々と描かれているので伝記のよう。
陸軍中野学校の最後の秘密の話は結構衝撃だった。名誉のための戦死より辛いかもしれない。想像するだけでしんどい内容だっ
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

よかった。じっとりとした雰囲気でどんどん引き込まれる。
終盤までミステリーチックな展開もあるためか、警察官と被疑者の関係は基本崩れないが、その上で内心で惹かれあっていく過程を描くのが本当に上手だと思っ
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夜逃げ屋本舗2(1993年製作の映画)

3.6

前回よりもいい話になってる笑
今回はプロの夜逃げパフォーマンスがあんまり見れないし、自己破産後も債務者が非人道的に追い詰められたりして全体的に重めの内容。
ただ、今回のメインの債務者は、自己破産した債
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Winny(2023年製作の映画)

3.7

Winnyの件が取り沙汰されてた当時は、アングラなやばいサイトがあるんだというイメージで何となく興味を引かれていた。
思い描いていたイメージは表面的には事実だけど、根本的には全然違っていたので、真実を
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.9

90分間寄り道一切なし。ラストシーンまで主人公セリフ一切なし。ストーリーは超シンプル。金塊を奪われ奪い返す。ヒューマンドラマ一切なし。
それでもってラストは金塊を換金するだけなのにカタルシスハンパない
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

3.0

難解とか以前に、会話劇がつまらなすぎて途中から観るのが苦痛でした。

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.7

心に穴の空いた甲斐性なし男と遊ばれる女たちとその女たちに密かに恋するサブ男たちの話。
めちゃくちゃありきたりな一昔前のトレンディドラマな感じだけど、妙に絵になる。退廃的なのに儚い美しさがある。
実力派
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

3.6

こどおじ版ラプンツェル(語弊あり)
家を出る前も強烈だったけど、出た後の方が見るのキツかった、、、
人のおっぱい触りまくるのも、母親から唯一「良い子」と言われた行いが乳を揉むことだったからだと思うと切
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

戦後まもなくゴジラが襲ってくる絶望感のリアリティは、やっぱりガチで戦後まもなく撮った初代ゴジラには遠く及ばないけど、自分の中で終わっていない戦争のケジメとゴジラ討伐をストーリーとして上手く絡めてまとめ>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ポスターにもなってる冒頭の9秒殺しは最高に緊張感あってカッコよかった。
最初の方は全然情報なくて、意味深なやり取りが繰り広げられ、これはヤバい組織とその背後にあるヤバい陰謀を暴こうとしているのではない
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夜逃げ屋本舗(1992年製作の映画)

3.6

この空気感は90年代にしか出せない。まだ若干のバブル感が残る平成初期の感じ最高。
夜逃げが美化され過ぎてるのはどうかと思うけど、貸す側のモラルもちゃんと指摘されていて、なんか違和感なく正当化できてる感
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.6

フィクションとわかっていても切ない。生まれた時代に感謝🙏

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

前作とだいぶ作風変わってたけど、これはこれで好き!アクションシーンのバリエーションは減ったものの、相変わらず弄ぶように敵を殺していくけど、サスペンス・ミステリー要素やヒューマンドラマ要素も加わって映画>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

敵の身を案じてしまう稀有なアクション映画
基本銃を使わないスタイルがかっこいい。