qroさんの映画レビュー・感想・評価

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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

穏やかな映画。
話題作だったのは知っていて、でも特に理由もなく観ていなかった作品。

「人生」というものを考えさせられた。
というと物凄い大それた事かもしれないけど、そういう事を考えるのは極々当たり前
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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

下北が舞台ってだけで興味100沸いた。
フラットな気持ちで観れる、いい映画です。

下北はよく古着も漁りに行ったし
ライブでもよく通ったし
過去の彼女とよくデートでも行ったし

何かと思い出のある場所
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.9

あの頃はよかったなぁなんて、思ってしまうような映画だった。

時代の移り変わりだったり、人とのつながりだったり、景色だったり、持っているものだったり、
着ているものだったり、

変わっていってしまうも
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます


ネトフリで鑑賞。

全く知らない作品でした。
ただ、サムネが不穏な雰囲気で気になったので。
銭湯の床に血、たたずむ人。

どんな社会派ホラーなのかと。。。

銭湯に通う青年
その青年は東大卒
エリー
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.2

MKシリーズはそこまでガッツリプレイしたことは無いけど、格ゲー自体は好きだったのでかじった程度の知識。

今作の題材は洋ゲーで爆発的人気を誇るモータルコンバットが元ネタ

フェイタリティといういわゆる
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

全体的に薄っぺらい印象

復讐おばさんvs殺人鬼

復讐おばさんチェーンソーで腹貫かれてるのにショットガン撃てる元気あるの草

レザーフェイス、あの巨体で足速いから可愛い。

最後ショットガンの弾切れ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

いやぁ、またいい映画を観てしまった。

なんか、いい意味で「生」っぽい映画。
なんかその場の匂いとか空気が、こちらまで伝わってくるような。
家族を題材にした映画は沢山あるけど、この映画はなんか、観てて
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

普通に面白かったなぁ。
普通に。

騙し騙されかと思ったけど結構一方的に大泉洋が騙しまくってた感じ。笑

元々自分が出版関係で働いていたということもあり、そこは多少なりとも感情移入できた。
まあもちろ
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空白(2021年製作の映画)

4.5

衝撃作だった。本当に。

ある少女の万引き未遂から、様々な人の歯車が狂い始める様を描いていて、自分では体験した事もない、今後体験しうるかもしれない事の壮絶さを、リアルと思わせる程の描写。

毎日ニュー
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

マトリックスレザレクションズの予告が解禁され、予習として再度鑑賞。

いつぶりだろう。
この作品が公開されたのは僕がまだ小学校の頃。
あのころの映像作品の中では群を抜いて画期的な表現で一世を風靡してい
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バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

大分久しぶりに鑑賞。
思い立って。

キャストとか全然忘れてた。笑
出てたねぇ〜!!って思いながら。
なんか前作でもそうだったけど、この作品に出た役者さん達はそれ以降の日本の若手役者の顔って感じの人が
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

やっと鑑賞。

もうね、アリ・アスター監督の脳内どうなっとんねん!
という感想だし、この人まだ35歳なの?
どういう人生を歩んできたらこうなるのか。
いや、褒め言葉です。

映像がとても綺麗。
色使い
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初に言っておきますが、僕は前からクリント・イーストウッド監督の名前は知ってはいましたが(映画好きならそりゃそうだろ)覚えている限りクリント・イーストウッド監督の作品は今回が初です。

米国伝説のスナ
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.1

ある一家の壮絶な崩壊していく様を描いた今作。

別にこんな経験したことすらないし、周りにもこんな家族いた事ない(知らないだけかも)し、リアルさとか知らないけど、すごくリアルに感じとれた。

なんか心に
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(2016年製作の映画)

3.1

冒頭から流れる絶望的に謎なBGMを聞いた途端もう身体が踊らずにはいられない筈。

そんな始まり方で脳を掻き回される。

内容は全体的に重い内容。
過去に犯した罪が何十年も経ってから迫りくる。
良くも悪
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

周りから面白い面白いと言われていたけどなかなか観れていなかった作品。

時々観ていた岡田くん主演の映画やドラマはとにかくアクションがかっこよくて痛快なのが特徴だなぁーと捉えていたので今作も題材からして
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アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.6

アダムスファミリーは実写を子供の頃バイブルという程観た。

それが自分の中でのアダムスファミリーだったので、ちょっと取っ付きにくかったけど観てみたら現代風にいい感じにブラッシュアップされてて良かった。
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.4

ゾンビ映画としてはまた珍しい映画

世界は既に飢えた者たちで溢れかえっているところから。
研究所で授業のような体制で部屋に集められる子供達には拘束具が。
この子達が何者なのかは後に明らかになるのだがこ
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ワウンズ: 呪われたメッセージ(2019年製作の映画)

1.0

ここまでゴキブリに頼った映画観たことがない酒クズ暴走サクセスストーリーって感じ。

迷作。

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

大人になったハリーがもう魔法使いなんてやめてやると自暴自棄になり毛むくじゃらになった結果冒険家になると決心し、ジャングルに行く話です。


序盤でこれは実話です。と
出てきたのにも関わらず
途中で実話
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.4

「圧倒的なシェア率を誇る検索エンジンを開発した天才(変態)社長の別荘に招かれた有能社員。
そこでは最新のAIが極秘裏で創り出されていてその知能試験を頼まれる事になってしまう。
女性型AIと試験を重ねて
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ポラロイド(2018年製作の映画)

2.9

アンティークショップで働くカメラ好きの女子学生バード。
彼女が働くお店で働くもう一人の同級生がガレージセールで手に入れたというポラロイドカメラを彼女に手渡す。
しかしそのポラロイドカメラには秘密があり
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

字幕版、観てきました。

ゴジラシリーズは全て観てきているものの、コングは今作が初めて。
髑髏島の巨神は観ておけば良かったなぁと。

コングのバックボーンがわからない為、コングの知性の高さに驚き。
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

過去を視ていたと思ったらそれは未来だった。

突如として現れた人類が"殻"と呼ぶ宇宙船。
それは12の地域にそれぞれ出現した。
宇宙船内部にいる彼らと交信するために軍は言語学者のルイーズと理論物理学者
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.8

クレヨンしんちゃんシリーズ映画は結構観てきているけど今作はまだ観たことがなかったので。

いつも通りリアル鬼ごっこをしている最中に路地を抜けた先にあるカスカベ座という古い映画館に辿り着いてしまうカスカ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.3

みんな声を同じにして発言する内容だが、この年に作られた映画だとは思えないくらい綺麗な映像と発想。
こんな時代が来るんじゃないかと期待して作られた意欲作なんだろうなと思うけど、どれも的を得すぎていて違和
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ある人物との出会いにより人間の中の深層心理、すなわちその人の中に眠るトラウマを可視化できるようになった記憶喪失の主人公。
その能力により街行く人々の奇妙な姿を捉え始め、対峙していく。
その中で様々な人
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何階層もある無機質な施設で1階層2人に分けられ、上層階から降りてくるテーブルに置かれた食糧を食べ生き延びるという展開。
ただ、0階層で作られた食糧は上層階に居る人間が食べた残飯が下に降りていく事になっ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.0

アルマゲドンとよく比較される今作。

というのは知っていたが観たことが未だなかったので自然災害が近年来ると騒がれている今鑑賞。

個人的に率直に最高だった。

アルマゲドンが劇的と言うならこちらはなか
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

豪華キャストのバイオレンスアクション

そういう気持ちで観始めたが
もう心にグサグサくる作品でした。

時代ってやっぱり切ないなぁ。
あの頃とは違う、という言葉、結構嫌いかも。

状況は常に変わり続け
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.3

こういう何も考えずにすーっと入ってくる映画好きだなぁ。
テンポもよく全体のバランスもいい。
だらける印象がなかった。

韓国映画は「パラサイト 半地下の家族」
しか観た事がないけれど、韓国映画結構痛
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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

2.8

なんとなくで観始めて何となくで終わったありよりのなし映画。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

るろうに剣心作品は全て映画館で観てきていますが、今作は最高傑作になっていると思います。

アクションに定評があるるろうに剣心シリーズですが、アクション面も底上げされている感じ。
素早い応酬と力強い攻撃
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

人生ってたまーにドラマチックを求めるけど、
別にそんなの求めなくても普通が一番幸せだったりするし、なんとかなる。

大それたものではない。

そう感じた。

ぼーっとしながら、なんとなくで観たい
そん
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて鑑賞。

その時現地にいた人の気持ちになれる訳では無いが、緊迫感が伝わってくる。

あの恐怖は現地にいた人にしかわからないと思うけど、遠い東京にいた私でも恐怖を感じたあの経験を改め
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