下北が舞台ってだけで興味100沸いた。
フラットな気持ちで観れる、いい映画です。
下北はよく古着も漁りに行ったし
ライブでもよく通ったし
過去の彼女とよくデートでも行ったし
何かと思い出のある場所。
今作はそんな街で生きる青年の物語。
序盤から恋愛にだらしない人が二人出てきて、イラついたけど
そのあとまさかのマヒトゥ・ザ・ピーポー出てきてうれしくなっちゃった笑
一気に下北臭が増した笑
下北という土地柄ならではの人間関係というか、
なかなか言葉では言い表せないけど
ボク個人の中では、人間臭い人たちが集まる場所が下北で
そこで生きる人たちの素直な関係性が描かれている気がしました。
みんな本当にこの街に住んでるんじゃないかって思うくらい。
そんな関係性を1アングル長回しで、演者の会話を覗き見るようなシーンが多くて
ますます登場人物たちへの愛着が増したし、
自分がその場にいるんじゃないかってちょっと錯覚しました笑
いい意味でみんな自分勝手に生きてんなぁって思います。
そりゃそうだよね、自分の人生だもんって。
まあ、映画監督役の女の子は嫌いだけど笑
劇的な最後なんてないけど
最初からそんなもの求めてなかった
でも、よかったねって言いたくなる
ちなみに、序盤で書いた恋愛にだらしない二人もなんだかんだで
ハッピーな感じで
こんなに人物ひとりひとりに愛着が湧く映画ひさしぶりでした。
近いうちに下北行ってこようかな。
最後に
イハちゃん最高に可愛かった。
この映画はそれに尽きます。(嘘です)