せいめいたいさんの映画レビュー・感想・評価

せいめいたい

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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.7

シンプルにいい映画
チェ・ミンシクの演技がしみる

自由を求め南に来たおっちゃんの気持ちよ…
確かにこの世の中どこを見ても
社会は最悪で、正しくあるべき大人が最悪で
生産性の前に勉強の本当の意味なんて
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

他の韓国ノワールと比べると少し大人しめで粛々と進む感じなんだけど、そこに情緒を感じる。(言うて十分血は流れている…)
話を詰め込みすぎてないし、語り過ぎず感情を込めすぎてもいない、いい塩梅にちゃんと余
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リトル・ブッダ(1993年製作の映画)

3.0

大人しめというか
なんとなく静かに夜に流しておくにはいい感じ
まぁなぜにシッダールタがキアヌ?という感じはある

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

2.7

ひぃ…一番苦手なタイプの若者の悪ノリ
霊という新しいお手軽ドラッグ

主人公の不安定さがしんどい
いやぁうまく描いてる…

霊がちゃんと醜くて好感👍
霊ってただの害獣よね、、、

面白さとイライラが拮
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

2.9

今際の際のカラヴァッジオさんの半生(創作)を振り返る

退廃的で生々しい雰囲気
芸術の美しさとグロさ
正直あまり直視したくない何か…
でも紛うことなき
人の営みのそれなんだよな

落下の王国(2006年製作の映画)

3.5

今更ながらの視聴
我ながら寝かせたな…

映像表現が良すぎる、、、

なんかシュヴァンクマイエルぽさある…?
と思ったらちゃんとコマ撮りも出てきてほくほく😊

象が泳いでるのを美しいと思う事があるんか
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台北アフタースクール/成功補習班(2023年製作の映画)

3.2

本作の監督自身の恩師であり友人だった、セクシャルマイノリティのドキュメンタリー監督、アクティビストであった故ミッキー・チェン氏をモデルに、恩師と生徒たちの交流と青春模様を描いたドラマ。
という事で映画
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マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

3.0

わんわんちゃんが可愛い映画
とはいえ可哀想な犬たちの話でもあって、主人公たちに対しても、いやいやお前ら…と度々なる
生命を預かる責任の重さ、肝に銘じておきたいよね

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.8

なんというか
人生大変なことがたくさんあるけど
実はそんな大した事ないのかなっていう感じの
ポジティブ過ぎないポジティブさが
ほんのりあたたかくて心に沁みるんすわ

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.0

評価するのは難しいけれど
なんの期待もせず観られる映画の気楽さというのは
時には有り難かったりする
不思議なもんだ
いろんなものを求め過ぎなんかな

ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.5

チョン・ソミンもカン・ハヌルも好きなので見るしかないよね

いい感じにゆるいのでそんな真面目にならずに気楽に見られるの助かる
普段ガチガチに鑑賞モードに入って映画見がちなので、こういう映画ありがてぇ〜
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このろくでもない世界で(2023年製作の映画)

3.5

苦しいな。苦しいんだけど、他の韓国ノワールと違って、なんだか人の優しさを感じるんだが…。それでも地獄から抜け出せなくてそのまま行ってしまうところはやっぱり、らしいよね…。こういうイメージなかったんだけ>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

3.5

フィリピンに住むマルコくん、病気の母親の治療費の為、父を名乗る韓国人の元へ行くことに…しかし遺産を巡る争いに巻き込まれてもうしっちゃかめっちゃか、大変な目に(涙)…という話。

重たいノワールかと思い
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

5.0

公開を待ちに待った作品。
公開日にるんるんで観に行った。
ってなんだこれ…
まじで天才か…
期待してはいたけど
想像を軽々超えてきたよ…
流石韓国映画のパゥワァー…。

とんでも展開なようでとても緻密
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サバハ(2019年製作の映画)

5.0

いよいよ破墓が公開されるのでめっちゃ今更ながらのレビュー。
ここ数年で鑑賞した中で一番自分にハマった作品。

ある日双子の片われとして生まれ、人ならざるものとして隠されてきた、クゴ(それ)と呼ばれる悪
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劇場版 空の境界/第七章 殺人考察(後)(2009年製作の映画)

3.5

7部作のラスト。

白純里緒…完全にぶっ壊れてしまって、もはや人じゃなくなってるの怖すぎる…。
キモい表現がやり過ぎなのよ…(笑)
まず、弱い人は嫌い→じゃあ暴力という飛躍…ひぃ…。
そういう子を選ん
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劇場版 空の境界/第六章 忘却録音(2008年製作の映画)

3.0

今作は本筋から少し外れて、黒桐幹也の妹、鮮花にスポットを当てた話で、一転ちょっぴり可愛らしい感じ。
鮮花ちゃん、出来る子なのね…。
式と鮮花の関係、微笑ましい
シリーズラストの前の小休止って感じが自分
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劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋(2008年製作の映画)

3.5

個人的な好みは抜きにすると、今作が一番面白いのかなって気がする。
劇場アニメらしい楽しさ。
それなりの尺がありつつもスピード感のある感じ。
演出的に分かりにくい部分もあるけれど、自分はそこが返って好き
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劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞(2008年製作の映画)

3.0

他に比べて派手じゃないんだけど、うーん何というか…すごく丁寧さ、真摯さを感じるというか、映像的にとても良い。
覚醒する時は言わずもがなカッコ良いよね。

劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留(2007年製作の映画)

3.4

今作は、ところどころハッとするような作画だったりカットだったりがあった印象
あとやっぱ浅上藤乃が敵キャラとして魅力的
改めて能登麻美子…サイコー、となる
にしてもクズ男達がホントに酷すぎて正直辛い

劇場版 空の境界/第二章 殺人考察(前)(2007年製作の映画)

3.0

連続猟奇殺人事件というだけで心が踊る(もちフィクションでの話)
突き放されても離れてゆかないコクトー氏、怖すぎ
シリーズ通してだけど、初見だと意味がわからない部分、欠落というか虫食いというか、そういう
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劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景(2007年製作の映画)

3.5

不気味さがシリーズの中でも一番あってそこが好み。
舞台がいい、すごく。
これからの展開も期待させてくれるワクワク感もよきよき。

白く濁る家(2019年製作の映画)

2.5

ちょっとした小話的な感じでサクッと見られるのはよい👌

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

1.0

んー
結構期待してたってのもあるけども
何というか表現として安易というか、安直というか、稚拙という、極端というか
テーマはすごくわかりやすいんだけど、直接的すぎてもはやメタファーでもない感じ…?
この
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.5

有名作ながら初めて視聴
映画で寝ちゃう事早々ないのに、流石に眠くなって一度中断してしまった😪
へぇ、こういう話だったんだ…って感じ
別にホラーでも無くない?って思ってたらそこでぶち込んでくるのね
それ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.5

レイシズムの行き着く先。
登場人物たちの吐く言葉にはどれ一つとして正当なものはない。
社会的背景、構造、力関係を無視して、自分たちばかりが損をしている、逆差別だなんだと言い、さも当然の事のように恐ろし
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聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.0

うへぇー
地獄を観たくて選んだのに、なんというかフィクション的、娯楽的な地獄じゃなくて、ちゃんとした地獄で、本当に人間の嫌なものを観てしまった感覚
貧困、犯罪、暴力、性暴力…
あぁ映画の中だけじゃなく
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.5

悪夢の中でボーイズ&ガールズが次々にフレディ・クルーガーさんの餌食になっていくお話。


フレディさん、普通に不気味だし、ちゃんと気持ち悪い。

誰しもが最初、腕長っ!と言ってしまうはず。

初めてち
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オーメン(1976年製作の映画)

3.5

ホラー映画好きなくせに、子どもがヤバい系の映画だけは苦手なのでなんとなく観てなかったけど、よく考えたらこの名作ホラーを観ないなんて選択肢あるのか?と唐突に思ってちゃんと観てみた。

いや面白いねぇ。
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

主題歌を聴いてたら、そういえば高校生の時くらいに見て以来見てなくない?…と思い郷愁で唐突に見たくなった故✋

うーん、この感じ…懐かしい。
ていうかたぶん当時生きてなくても懐かしいと感じると思う。
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.0

ふと思い立って鑑賞。
子どもの時分、何となく見た事あったり、漫画版を読んだ事もあったりはしたが、ちゃんと鑑賞したのはなんだかんだで初めて。ダークなイメージがあって魅力的だったのでいつかはちゃんと見てお
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ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.0

見た目可愛くてブラックユーモアのあるような作品なのかなって思ってた。
全然そんな作風ではなかった。
いたって真面目に戦争が描かれている。
そしてラストはすごく納得させられる。
ハッとさせられる。
俯瞰
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

今回は彼氏に連れられ訪れた超ド級グルメのレストラン(不穏)でハプニングに巻き込まれるアニャ・テイラー=ジョイちゃんなのであった、、、

ニコラス・ホルト&アニャ・テイラー=ジョイとか自分的に観るっきゃ
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

4.3

都会っ子のわがまま坊主が家庭の事情でど田舎のおばあちゃんのお家に暫く預けられることに…。

以前から見よう見ようと思いつつ後回しにしていた作品。たまたまユ・スンホにハマっていたところ、ふと見たら本作の
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ケス(1969年製作の映画)

4.2

貧しく家庭環境も学校生活も最悪。楽しみはふと手に入れた鷹の雛の世話と訓練。そんな少年の日常を切り取った作品。
あ、そういえば映画ってこういう感じで良かったんじゃん…と思い出させてくれる感じ。
映画を観
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.3

胸糞というか救いのない話で、新年早々心が虚無になった
貧困に喘ぐ人々が生々しくて息苦しくなる
やっぱりどんな人間でも人間だし、愛が必要だよね…
主人公が人間らしくなってくのがつらい
最後に淡々と線がツ
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