kikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

kiki

kiki

映画(537)
ドラマ(0)
アニメ(0)

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.5

原題:The Professor and the Madman

原作は1998年に発行されるやベストセラーになったノンフィクション。
小説より奇なり。

1928年の初版発行まで70年以上
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.7

初めての黒澤明作品。

余命を宣告されてから、本当の「生」を生きる。生き切るというのかもしれない。

自分にできることは何かと考えながら生きているけど、まだまだ先が長くて終わらないって思い込む。

>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.8

ホスピタルクラウンを始めた実在の人物の話。

3度の入院生活を経て、若干18歳で問題から逃げるのではなく社会変革を起こして立ち向かうことを決め、愛とユーモアが根底にある医療を目指すって凄い。

病気で
>>続きを読む

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.8

スケール壮大で迫力満点だったから映画館で観られてよかった。
アクションてんこ盛りで話も面白かった。

ほぼ初めてのマサラ上映だったけど音楽のライブみたいでビックリした(笑)
リティックローシャ
>>続きを読む

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.8

哲学が主要科目になっているアイルランドの男子小学校。

子どもとしっかりと向き合って寄り添って味方でいてくれる大人がいるって羨ましい。

道徳や哲学について、子どもの頃から自分で考えて自分の意
>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

原題:Elemental

字幕版で鑑賞。
火・水・土・風のエレメントというキャラクターを通して、人種差別や移民、身分差、貧困、跡継ぎや都会的な暮らしなど、人間社会における問題のあれこれを描いて
>>続きを読む

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.5

『マイ・エレメント』と同時上映でカールじいさん初めて見た。

気持ちが通じ合って相談しながら、いろいろやり取りできる犬いいなあ・・
歳を重ねて生き別れても愛し続けるって素敵。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

VRの世界に現実逃避する近未来。
アニメを見ているみたいで、段々と乗ってくる感じだった。
これは映画館で観たかった!

1940年ぐらい(?)からの名作と呼ばれる映画・アニメのオマージュが次々
>>続きを読む

捜索者(1956年製作の映画)

3.3

原題:The Searchers

映画史上の最高の作品に何度も選出されている作品だからか?いつかさっぱり覚えていないけどマークしていた。

南北戦争が終わった後のTHE 西部劇。
インディ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

1作目しか見ていないから、スケールが壮大になりすぎていてビックリした。

全力疾走、カーチェイス、バイク、、アクションというアクションてんこ盛り!
60歳のトムクルーズ凄い。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.7

原題:کفرناحوم‎ (アラビア語でカペナウム)

レバノン・ベイルート周辺にカペナウムというスラム街があるらしい。

貧困・児童婚・人身売買・不法移民・・日本にいると全然わからないレバノ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

ミッション:インポッシブルシリーズではあるものの1話完結のようなので、
最新作をみる前に内容の雰囲気を知るためにも1作目を鑑賞。

あの音楽は知っていたけど映画は初めてみた。
有名も有名な天井
>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.3

原題:Sorry We Missed You

プライベートを豊かにするために仕事に励んでいるはずだったのに、いつの間にか仕事に振り回されている状況。

個人事業主はプラスの面ももちろんあるけ
>>続きを読む

裸足になって(2022年製作の映画)

3.7

原題:Houria (フーリア・自由)

『パピチャ』を見てすぐ後に、同じ監督・俳優で新作が公開されると知ったから観に行こうと思った。

明らかな被害者であっても、アルジェリアの女性はこんなに
>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

ずっと同じ2分間タイムループしていた。

なかったことになる時間だからこそ、今やりたいことをするという発想がなんかいい。

2分だったら話し合えるのかもと思ったりした。
短いと途中で終わっち
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

失礼かもしれないけれど、宮崎駿監督の作品をあといくつ劇場で観られるのだろうかと考えたら、本作を観ようと思った。

まだあまり情報が回っていないときに。できる限り自分からも情報を見ないようにして。
>>続きを読む

星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.6

原題:窄路微塵 (英題:The Narrow Road)

静まり返ったコロナ禍の都会の片隅で懸命に生きる、決して裕福とはいえない人たち。

理不尽なことが多い世の中で悩みもがき苦しみながら生
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

原題:Primal Fear

後回しにし続けていたけど、とっても面白かったー!
事前ネタバレなしで見て正解。

法廷シーンのハラハラ感とエドワードノートンの演技。
映画デビュー作にしてア
>>続きを読む

高慢と偏見(1940年製作の映画)

3.3

ジェーンオースティンの名作だから一度観たいと思っていた。

18〜19世紀のイギリスにおいて、女性は相続権利すらなく、良い身分の相手と結婚することが全てといっても過言ではなかった。

身分や立場による
>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.3

友人に教えてもらって知った作品。

人生で大切な思い出をひとつだけ選んで、天国へもっていくという死生観。

インタビューをした500の思い出の中から、一般人10人が映画に登場しているというドキュメ
>>続きを読む

火の道(2012年製作の映画)

3.8

父親の屈辱と死をきっかけにした復讐。

泥臭くてヘビーで濃厚な約3時間だった。悪役の俳優が体格も雰囲気も怖すぎる。

リティックローシャンは筋肉質な身体な見事で、ビリビリに破れても汚れていても
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

聴覚が問題なく機能していることのありがたさ。

無音と術後の違和感がある音の疑似体験は初めてかも。

手術をすることでいることができなくなった場所。
手術をすることで取り戻せると思っていた音
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.9

名作と知っていたものの、なんだかんだ後回しにしていた。

最初は口が悪くて怒鳴り散らしてばっかりだったけど、良かった面白かった。最後の30分のめり込んでいた。
今見たからこそ良さがわかった気がす
>>続きを読む

ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版(2022年製作の映画)

3.9

インド大映画祭で鑑賞。

タミル映画のインディ版でリメイクされたクライムアクション。

次々と謎が明らかになっていく……面白かった!

犯罪者だから悪で、警官だから善?
善と悪とは?
>>続きを読む

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.6

回収できていない部分が多いけど、王道ストーリー。

実際のオペラ座での撮影ということで豪華絢爛。

家族を含めた今まで過ごしてきた環境と自分の気持ちとのギャップ、
そこから生じる自分の居場所
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

原題:The Post

ベトナム戦争を分析・記録した米国防総省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容を暴露した、二人のジャーナリストの実話。

報道の自由とは。
国民が犠牲になる戦
>>続きを読む

(1954年製作の映画)

3.3

フェデリコ・フェリーニ監督の代表作。

監督が本作に対して、近代人としての私たちの悩みは孤独感と言っていたらしい。
なぜ『La Strada (道)』というタイトルにしたのか。

愛や所属。
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.5

1990年ジェンダー問題として物議を醸し、アカデミー賞脚本賞を取った作品。

女を性の対象でしか見ていない男に対するアンチテーゼだった。

男尊女卑という言い方は極端かもしれないけど、女性を見
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.4

セリフも状況説明もほとんどない、
二人が過ごした時間を追いながら行間を読む映画だった。

画面は明るいのに、不穏な空気感が漂っていた。

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.4

人は環境の生き物だから、環境が変わって周りの人が変わると自分も変わる。

その人がどういう人かは、良くも悪くも自分に対して取った行動によって変わる。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

原題:The Family Man

もしあの時、違う選択をしていたら?がテーマ。
豪華で優雅な独身生活か、家族との平凡な暮らしか。

お金もパートナーや家族との関係も大事な要素。
>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.3

原題:Estiu 1993 (夏1993)

実際に監督が生と死に触れた幼少期の体験を元に描いた自伝的映画。

子どもは大人を見て敏感に孤独を感じているもの。
自分も同じような感情を抱いてい
>>続きを読む

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.7

パピチャとは、常識にとらわれない自由な女性という意味をもつアルジェリアのスラング。

監督自身の、暗黒の10年と呼ばれる1991年から始まったアルジェリア内戦での経験を元に作成された作品。本国では
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

絵本をパラパラ見ているような感じ。

この監督の作品は、ストーリーよりも色味や撮影方法が特徴的。

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.7

同伴者のいない未成年移民の統合というフランスの社会問題をコメディタッチに描いた作品。

移民の少年たちを調理師として育成し、フランスでの安定した暮らしを手に入れるよう手助けをする社会活動を行ってい
>>続きを読む

地球が壊れる前に(2016年製作の映画)

3.6

気候変動に懐疑的な政治家は、お金が絡んでいる事実。

先進国による利益や利便性の追求が、現在の変動を招いている。

未来の地球のために、一人一人ができることから取り組むこと。

国民が諦念
>>続きを読む