kinggg35さんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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友達以上恋人未満の2人が24年後に再会するお話。ラブストーリーものは積極的には観ないし、予告編を観ても全く興味がわかなかった作品だけど、友人から勧められて鑑賞。

友情でも恋愛でもない、名前のない感情
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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昔観たのに内容忘れてたシリーズ、再び。
なので初見かのようにレビューします。

ウェイトレスのルイーズと主婦のテルマの週末バカンスが旅の始まりに思わぬ事件が起こり、まさかの女2人の逃避行に。
テルマは
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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ちょうどアトランタのシーズン3を観終えたばかりだったので、ステレオタイプの黒人が求められる世の中に、ステレオタイプではない黒人がうんざりするっていう皮肉めいたストーリーはすごく興味深かった。
アメリカ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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ポスターデザインの圧倒的な強さと「雪山と殺人」というファーゴ的なキーワードに心踊らせて、重厚なるサスペンスを期待していた派なので、正直、結末は少し肩透かしを食らった感じ。
色々な考察を読んで、配信され
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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閉店後のスーパー、ネオン越しのインコ、ひとりぼっちで繋がれた犬、深夜の救急病院、見たことのない娘の大人びた顔。
うっかり終電を寝過ごしたからこそ、出会えた、ひとつひとつの景色がとてもいい。
母さんの長
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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トーキンヘッズの音楽は、やっぱりピンとこないんだけど、1曲ごとにバンドメンバーが増えていくスタイルとかデヴィッド・バーンのデカいジャケットにくねくねダンスとか、前衛的な演出はめちゃカッコいい。
ただ歌
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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ラスト、お互いに名前を呼び合うシーンがしみじみいい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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なんだか置いてけぼりになりそうだな…という予感を序盤から覆されてしまった。
とってもとっても面白かった。大満足!
知識や経験はお守りにはなるけれど、ときに人生の足枷となる。だから体は大人、心は子供のベ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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3時間弱、観られるかなあと思い、やはり前半うとうとしちゃったけど、転落してからの後半戦に釘付け。ケイトさま、すごいです。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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ほんっと、なんにも覚えていなくて、タランティーノも出演してたことすら忘れていた。救いのない終わり方なのに、なんか笑っちゃうのがすごい。

Saltburn(2023年製作の映画)

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ユーフォリア民なので、ネイトことフェリックスに裏がありそう〜と踏んでたのだが。 
2006年設定?だからか、Bloc Party、MGMTとかあの頃の音がガンガンでよかった。キャリーマリガン、どこに出
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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終始、ラジオからウクライナのニュースが流れている。フィンランドという近隣国に住む彼女の日常もそんな現実と地続きで、胸を痛めながらも毎日を粛々と生き、アル中のダメな男との恋の始まりに心を弾ませたりしてい>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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2024初鑑賞。

寝台列車がメインのロードムービー、またまた旅欲を刺激された。真冬にどこか雪深い、さびれた街に行きたくなった。
リョーハは粗野な印象なのに人懐っこくて不器用で、さらに恋愛には奥手。
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

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配信系でもう観られないかもということで、配信最終日の大晦日の夕方に駆け込み鑑賞。
といっても20年以上ぶり、2回目。
ストーリーは全く覚えていないのに、主題歌だけはいまだ鼻歌で歌えるほど覚えている。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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観終わって、正直ちょっと落ち込んだ。私も人生、後半戦に差し掛かったからかな。
居酒屋のママの「このまま変わらなければよいのに」みたいな呟きと、平山が影踏みする前に言った「変わらないなんてことあるわけな
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

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衝撃的な結末と聞いて観たけれど、本当に震えるような結末だった。1+1のくだりは、そういう意味だったのか。
レバノンの内戦や監獄の壮絶なシーンが多くてしんどかったけど、壮大な景色と時折流れるRadioh
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

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2人の少年の環境もキャラクターも実話とは思えないぐらいコントラストがはっきりしていて、ストーリーもテンポよく、2時間強あっという間。結末は最初から分かっていたし、その方法も冒頭のシーンをみれば想像がつ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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観る前にいろいろな口コミやらを読んでしまうと、観るのにちょっと身構えてしまうし、メッセージ性の強さに正直ちょっと辟易してしまった。あの世界観とユーモアの感じは好き。あと家で観るとやっぱり集中力に欠けて>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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昔観たはずなのに全く覚えていなかったシリーズ。イーニドに扮したジェーン・スー氏のトークショーとともに観たかったな〜。
ソーラ・バーチのファニーフェイスも好きだけど、スカヨハの透明感にまたも惚れ惚れ。
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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リバイバル上映で2回目の鑑賞。
当時観たときはスカヨハの良さがあんまり分からなかったのだけど、今観たらあの体つきも含め、なんと可愛いことよ。眉毛の感じも2000年代初期の感じがあってよかった。(今私の
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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自宅でゆるーく観てしまったのだが、シンプルで特段ひねりのない展開で正直、あれ?っとなってしまった。アクションシーンもなかなかだったし、音楽の使い方とか独特だったし、大根仁さんが劇場で観ることを推奨して>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

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再鑑賞なので再投稿。

記憶が薄れつつあった今、うん十年ぶりに鑑賞。思っていたよりベタな展開と台詞回しで、なんかもっとこちらの想像力を掻き立てるような演出だった気がしていたので、アレ?っとなってしまっ
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

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冒頭のシーンからは全く予想し得なかった衝撃的な結末。途中、彼女の不可解な行動や時系列の流れにいろいろと混乱してしまったけれど、終盤にかけて徐々に理解できた。なんとも切なくて美しい喪失の物語でした。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンを見届けて、一瞬、バスティアンは最初から亡くなっていた? クロエが話していた幽霊も、水中で足を引っ張る何かも、もしかしたらバスティアンだったということ?と 混乱したけど、冷静に考えてやはり>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行がニューヨークタイムズに告発されるまでの記録。被害者女性たちの名前に混乱する部分も否めないけれど、ところどころ感極まって涙してしまった。私がもし>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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事前にほぼ情報を入れず鑑賞したので、どう着地するのか全く読めず、2時間あっという間だった。
ラストシーンは観客の想像に委ねるような終わり方で、現実には残酷な結末だったとしても、バッドエンドではないと信
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ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン 〜ア・フィルム・アバウト・ブラー~(2010年製作の映画)

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時系列がよく分からなくなったけど、サマソニがさらに楽しみに。
tenderのサビを一緒に歌う準備はできた。
当時の彼らのファッションがおしゃれすぎて、画像検索するのが最近の楽しみ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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11歳のソフィが離れて暮らすパパと過ごす夏の数日間。
正直、中盤まで抑揚のないストーリーでちょっと飽きてしまったけれど、パパが抱える苦悩がちらちら見え始め(その正体は最後まで何なのかはっきり分からなか
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アンナ・ニコル・スミス:ユー・ドン・ノウ・ミー(2023年製作の映画)

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面白かったけど、ラスト、生い立ちの真実を知ると、じゃあ彼女はなぜそこまでして金と名声に執着したのか謎だなあ。

AIR/エア(2023年製作の映画)

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結末は分かっていても、クライマックスでは鳥肌がたっちゃうし胸が熱くなってうるっとしてしまった。
マットデイモンひさびさに観たけど、いいおじさんになってた。

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

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親の介護をする日常と自身の恋愛模様が交互に描かれる。
状況はちょっと違うけれど、10年前ぐらいの自分としっくり重なった。
子育ても仕事も家庭も恋愛も、年を重ねるほど安定するわけでもなく、そこに突如親の
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

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全編通して台詞がかなり少ない。
なのに主人公のオータムがなぜ迷いなく中絶という選択をしたのか、こちら側はその理由をなんとなく理解することになる。
手術を終えたあと、彼女とともに安堵する私がいた。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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お酒飲んだ後に観たらうっかり最初の3分の1ぐらい寝てしまいましたが、それでも充分面白かった。
1が救いのないラストではなかったので、今回も後味悪い終わり方にはならないだろうとなあと安心してはいたけど、
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