キヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

キヨ

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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

〈2014/6/27〉完全犯罪サスペンスの王道的な映画。頭いいのかバカなのか、なんとなく変な緊張感の中、最後までハラハラさせる。アラン・ドロンが悪役だけど、いい具合に犯行や計画に穴がありオチャメなので>>続きを読む

大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

4.0

〈2013/6/25〉勇者ヨシヒコとかが個人的に好きなので、同じ感じと興味を持ち観賞。期待通り、とても面白かった。たしかに舞台向きの話で、映画としてどうか?という感じもあるけど、あの緩い笑いを求めて見>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.6

〈2014/6/21〉前作の映像表現に感動して、期待しての観賞。感想としては「完全な続編としてではなく、300を一つの歴史としてみれば面白い」という印象。前作は兵力300対100万という抜群な設定とド>>続きを読む

トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.7

〈2014/6/17〉試写会にて観賞。CMからSF超大作をイメージしていたけれども、そこまで派手ではなく物語はたんたんと進む。「インセプション」というよりは「ガタカ」的な物語運び(全然似てはいないが)>>続きを読む

V/H/S シンドローム(2013年製作の映画)

3.5

〈2014/6/13〉POV映像のホラーオムニバス。1本目はなかなかグロ怖でホラーとして面白い。2本目は内容自体は微妙だけれど、犯人(?)がビデオを覗きこむのはPOVとしては斬新。 3本目はなんかシュ>>続きを読む

π(1997年製作の映画)

3.2

〈2014/6/16〉数字の法則性にのめり込んでしまった男の話。題名の「π」はあまりメインではなく、その研究で出てきた数字に囚われていくような感じだった(勘違いかな?) 映像は白黒でノワール調であり、>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

〈2014/6/12〉ヴィジュアルモンスターと呼ばれるターセム・シン初監督作。聞いていた通り、衣装や美術、映像表現がすごい。少し趣が違うが、ギレルモ・デル・トロ監督の「パンズラビリンス」のような狂気に>>続きを読む

ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0

〈2014/6/13〉某アニメの台詞の元ネタとして興味を持ち観賞。限界に挑戦し続ける男達の熱いドラマ。上映時間が長いこともあり、当時の宇宙計画(マーキュリー計画)をとても丁寧に描いている。また、マーキ>>続きを読む

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.0

〈2014/6/9〉前作と続けてDVDで観賞。このシリーズの特徴なのか監督の特徴なのか、大作映画にしては1シークエンスの描写が丁寧な気がする。そのため場面転換が多いわけではないが、1シーン1シーンが見>>続きを読む

スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

〈2014/6/8〉スタートレックシリーズ初観賞。the SFの王道といった感じで、今では逆に珍しい宇宙船がしっかりメインなSF。リブート作品1作品目で、主人公が船長になるまでの話としてストーリーもテ>>続きを読む

ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.5

〈2014/6/7〉ミシェル・ゴンドリー長編1作目ということで観賞。「恋愛睡眠のすすめ」「エターナル・サンシャイン」などで、後に監督の特徴としてあげられる手作り間のある映像はあまりないが、監督独特の会>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.6

〈2014/6/7〉「グランド・ブダペスト・ホテル」が公開ということで、W・A監督作品初観賞。言われていた通り、やっぱり構図が独特で、絵本的な雰囲気を出している。景観や家具などの色にも拘っているのか、>>続きを読む

オーガストウォーズ(2012年製作の映画)

3.3

〈2014/6/3〉ロボット映画と見せかけて本格的な戦争映画。母が子を想って、戦争の中を駆ける。でも、少しお母さんが独りよがりな行動(電波で狙われてるのに必死に携帯使っちゃう、とか)が多くて、確かに子>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

〈2014/6/2〉「エイリアンの造形がすごい!」と聞いて、見てみたら想像以上に凄かった(笑) 作り物感が逆にいい具合に気持ち悪く、今の映画や漫画に影響を与えているような見た目。また、普通のパニック映>>続きを読む

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

3.5

〈2014/6/1〉思ってたよりシンプルなストーリーだった。設定についてあまり説明しすぎなく、あくまでも人間ドラマ、サスペンス部分に時間を割いたため、なかなか飽きずにテンポ良く進む。ただ、そのためか、>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.9

〈2014/5/26〉「マッハ!」並のアクションを期待して見たため、思っていた印象と少し違った映画。でも面白くないというわけではなく、シンプルな舞台設定を生かし、緊張感のある潜入劇とアクションが観れる>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

5.0

〈2014/5/31〉何気なく見たらすごく心に残った映画。音楽も主役。劇中のストーリー自体や会話文は何気ないものだが、言い表せないびみょうな感情を歌や歌詞に表されている。すごく印象的なシーンがある、と>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.6

〈2014/5/27〉SFタッチのヒューマンドラマ。序盤の不穏な雰囲気を出しながらな、徐々に謎が明かされてく展開は脚本がよく、ハラハラと引き込まれる。伏線(「その古臭い服……」という悪口など)も細かく>>続きを読む

崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.8

〈2014/5/30〉脚本としては良くできていて、ビルの縁というシチュエーションを生かした盛り上げ(時間稼ぎにお金をばらまく、など)もあり、テンポがいいサスペンスといった感じ。リーマンショックなどの時>>続きを読む

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.8

〈2014/5/30〉ソウルバンドの結成からライブまでを生々しく映した映画。自分がバンド経験があるため、ライブハウスの雰囲気やバンド内の喧嘩など、なんとなくわかるようなことがリアルに描写されていて見い>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

〈2014/5/27〉ある種、恋愛が下手な人の方が共感できそうな映画。演出や構図はMV監督経験者らしくとてもおしゃれ。冒頭で「これは恋愛映画ではない」と言っていて、一つの意味としては恋愛「観察」映画と>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.5

シリアスと言えどもやっぱりウディ・アレン監督作品。なんとも皮肉の効いたコメディの雰囲気。周りのキャラもいい感じにダメなやつが多く、誰にも感情移入させずにブラックな芝居をみているような感じ。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

大物女優の落ちぶれ事情、ハリウッドの内側を描いたホラーサスペンス。ラストのグロリア・スワンソンの狂気じみた顔が怖い。それ以上に、彼女の現実の経歴、デミル監督との関係、シュトロハイムとの関係性など、現実>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

3.8

まずゾンビ映画なのにゾンビ達が蔓延してるところから始まるというのも珍しい。アパート突入シーンで、ゾンビが出る前だというのに、人間の怖さがでてる。ゾンビをあくまでも舞台設定に持ってきた人間ドラマ、という>>続きを読む

シャレード(1963年製作の映画)

4.2

テンポもよく、まさに古きよき娯楽映画。オープニングもお洒落、セリフもお洒落。サスペンス風であるが、あまり場面移動をおこなわず、演劇風コメディとしてまとまってる。昔の映画はこういう風に、一つのジャンルに>>続きを読む

セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.5

いい意味でも悪い意味でもショートフィルム風な作品。序盤から映画的ではないセリフのテンポ感で、1シーンや伏線などもサクサク描写していて、二人の偶然のすれ違いを面白く映してる。もう少し伏線の繋がりがあった>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.0

クラウド・アトラス、ラン・ローラ・ランのトム・ティクヴァ監督と聞いて鑑賞。 上記二作品と同じく映像表現が面白い。特に時代の雰囲気というか、セットと明暗がすごい。エログロな感じかと思っていたがそうでもな>>続きを読む

ブラック・ボックス 〜記憶の罠〜(2005年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

最初演出も相まって面白そうに見えたが失速。頭の中の言葉探ししてるときはなかなかハラハラしたのに。脳内世界の話か現実の話かどちらかに絞って脚本書くべきだと感じた。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

思っていた以上に良作。 こういう地味だけど職人気質な職業系映画なら日本映画がピカイチだと感じさせる作品。 途中の学生バイトを見て、自分もやってみたいと思いました。

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