ぱるみん9999さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ぱるみん9999

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ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

筋書きを読めばただのSF
見ればドラマ
生き方や偏見を考えさせられる
未来は決まっていない、わからないから頑張れる

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.7

不幸な子供に思いを寄せるなら、養子縁組でもして育てればいいわけで
亡くした自分の子供の代わりがほしかったという側面や、麻薬売人は殺してもいい、お金が手にはいるといった身勝手な理由が隠れている
アマンダ
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.4

ローラはきっとみんな愛されるいつも世界の中心にいるような女性だったんだね
その人を失ったときバランスが崩れてしまったんだ
喪失感を補うように求めあうふたりと邪魔をする理性
男とか女とかは見せかけだけの
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.4

キモい奴らたち
他人と目を会わすことができないストーカータイプのムロツヨシ、優柔不断なパシりタイプの濱田岳、キレやすくその場かぎりの嘘をつく森田剛
3人のちょっとかわいいおんなの子を巡る恋物語⁉
そん
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

この映画で善悪を問えるはずもない。復讐のために殺戮を重ねる暗殺者の話だ。麻薬組織、裏切、汚職、取引、殺るか殺られるかの厳しい地域が実在するから説得力がある。
あまちゃんのFBIはそのまま私の目線。大人
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.1

生まれ落ち生き延びたことが奇跡であり生きることに執着がない。自身の存在そのものに匂いのないことから、自分自身も実態を感じられない。香りだけが生きていく証であり自分を表現できる術であったのか。
西洋の残
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

ゲルダの愛に、友人たちの支えに、自分自身を取り戻すために命さえ投げ出したリリーに、まだ囚われたような感覚が残っています。
自分の中の女性探しのシーンには、最初エゴを感じたけれど、やがてただ自然体の自分
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

部屋のなかでいたときの苦悩と外に出てからの苦悩、両方が描けた良作
子供だけ捨てれば子供は普通の生活が送れたのにという意見に世間を見た、そうか確かにそう考えるかもしれない
世間は広くいろんな意見があり混
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

ボーンは悩んでいてこそボーンだから、記憶を取り戻してしまったら話は続かないよね。次回は余程の理由が必要となる。合衆国の危機とか大量殺戮とかでCIAに協力するけど内部からも狙われるとか(勝手なこといって>>続きを読む

勝利への旅立ち(1986年製作の映画)

3.4

そういえばあの頃スタジャン流行ってたよなって感じの名作。歓迎されてない監督、熱い指導、試合中の乱闘、アル中のコーチ就任。
でも町中でひとつになるなんて、古典的、王道、だから気持ちいい。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

現在と過去が交錯するストーリー展開で飽きさせない。実話というのは単調になりがちだけど機内の様子がフラッシュバックする度に緊張感が、本当に自分は正しかったのかと悩む姿に、彼の重圧が伝わってくる。
重い1
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.5

巨乳でスタイルもいい、色気がありアクションも派手な美人が主人公なら見ないでしょ。
彼女の努力と心意気、優しさがあっての両手にイケメン。
ゴーストバスターズではリケジョの、スパイではキャリアウーマンの鑑
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ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

2.2

ゼラがなぁ、大事なとこなのに、残念。こういうばかばかしいストーリーだと役者の力量がわかる。野村周平がいなかったら学芸会レベル。
ライチはよかった。

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.8

ヒトラーやアウシュビッツ、ユダヤ人迫害の作品は傑作が多い
ただの戦争反対、人権問題、かわいそうなユダヤ人といった視点だけで描かれていないからドラマを感じる
この作品も追い詰める若き検事がどんどん熱くな
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.6

なにかひとつのことに一生懸命になれば救われるのかもしれない。ただ我が子を葬ることだけのために。
ここでは屍体は処理しなければならないゴミである。そこには畏れ悲しみなどまるで存在しないという狂気。そして
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キャロル(2015年製作の映画)

3.3

美しい映像と美しい二人。
恋に落ちていくテレーズに、「止めといたら?あの女は人をダメにするタイプよ」と声をかける大人の私でした。だけど止められないのが恋ですね。

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.1

この年頃の悪がきは嫌いだ。生意気でいうことを聞かず、それでいて本当にこどもで自分達だけじゃあ何もできないのだ。
大人の方が分かりやすい。保安官もヤクザも麻薬がらみで悪いことをしていて欲のためにひたすら
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

見始めて最初は私も思ってた、ウサギは可愛くて、キツネはずるいと。アイスキャンディでせこく儲けようとするニックのことを好きになるなんてないだろうと。
人間ならちょいワルイケメンなキャラ設定なんでしょうが
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

エヴァは知らないので真っ白な気持ちで鑑賞。
ゴジラは存在感あり。日本政府も官僚も自衛隊もその役割を全うしようとする姿が滑稽なほどリアリティがあった。3.11を思い出して胸にくる場面もあった。
ひとつだ
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海街diary(2015年製作の映画)

2.8

原作作者は好きな漫画家。独特の世界観があり、作品に広がりがある。登場人物ひとりひとりに大切な物語がある。
なんだかそれを切り取って見せられた感じ。誰が主人公でもないと思ってるのに、何だか映画ではすずち
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

ただきれいなだけの映像の監督だと思ってた。秒速のときも言の葉のときも、それがどうしたとツッコミっぱなしだった。
今回はストーリー構成、キャラ設定共にチームプレーの勝利か⁉とくに口噛み酒がいい。女子の描
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

わかっててもドキドキする。気持ちよく騙されてあげようって気になる。あんなことできるはずないとか、オチがすぐわかったとかいうヤツはみなくていい。

アリスのままで(2014年製作の映画)

4.0

認知症を材題として扱うのは難しい。あたたかい作品として作り上げると綺麗事と言われてしまうし、主人公から離れてしまえば冷たいと言われる。
夫や兄、姉が自分達の生活を優先しても愛情に変わりはないと理解でき
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