ぱるみん9999さんの映画レビュー・感想・評価

ぱるみん9999

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あしたの少女(2022年製作の映画)

3.6

話の筋書きは、いたたまれない気持ちになるような理不尽な話
生き生きとしていた少女が闇に飲まれていく過程がやるせない
みているみんながペドゥナと同じ気持ちをもって結末へと進んだと思う

そこで私の疑問な
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

邦画は期待外れが多い中、1年に一度くらいは私にもヒットする
綾野剛が出てくれて良かった

大阪のきったない街はまー合格だけど、もっとゴミ積んであったり、浮浪者のおっちゃんたち寝てても良かった、ミナミ銀
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.0

私にはこの感情は理解できない
不倫相手の方が好きだけど、周囲には知られたくなくて、夫とはうまく行ってないけど夫の稼いだお金で遊びに行けるのか
まるで理解の外の話だから良くも悪くも語れない

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.9

ロードムービーとスキンヘッドに外れなし

乱暴そうに見えて、実は繊細で優しい彼というのがとても良かったわけですが、ちょっと物事がうまく行きすぎるような気はするけど、そこはおばあさんやら同郷の泥棒やら、
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

3.7

あまり覚えていなかったけど、以前に見たことがあったような気がする
被害者にも死刑囚にも寄り添いながら、残忍な殺害の映像と、死刑の映像を交互に流すとか
若い頃にはこのギリギリのところを攻めて、死刑制度の
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.7

決まってる話なのに心地良い
それは役者の技量だとは思うけど
まずはロードムービーにハズレなし

過酷な若い頃を経験したのに上品な老婆と真面目にやっても生活は良くならない中年男、プロットは完璧で悪く言え
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

もともと父親と娘の話には弱い
娘を愛している父親と父親を労わる娘にも弱い

父親の苦悩の原因が物語に隠されてないかたか、これから何が起こるのとか、今の場面はどういう意味だろとか考えながら見てたけど、後
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

ガールの監督さんというのは後から知ったし、LGBT映画とは思わずにみた
家族ぐるみの閉鎖的な空間で2人だけの友情を育んできたところが、中学に進級したらいろんな価値観に晒されて、すれ違いが生まれてしまっ
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市子(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり私向いてなかったですわ
細かいところが気になってあり得んだろそれはと思い始めたら最後、あれもこれもどうしてだろう、なんでそうなる、そんなことないだろになって、描写されていないところまで想像して
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.6

伝説の建築家として輝いていたケイトが娘を産んで育てるうちに社会の厄介者になり、人と関わらず生きていたら、パニック障害のような症状に悩まされらようになり、詐欺にまで遭って
逃げ出した南極で生きる希望を見
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

よかった
わかりやすいストーリーとキラキラの画
日曜日の朝8時半からみて爽やかな気分になったわ
ジョニデの時には変なおじさんのシンクロダンスが気持ち悪かったけど、それがあったから小さいおじさん出てきて
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

前作の聖ロザリンド風展開にラストでびっくりというのが面白すぎて、今作は普通と感じた
マミーが大物悪役というのが面白いので、エスターはもう少し哀れみがあった方が良かったし、パパにもっともっと愛されて、ラ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

わかっていても、というやつです
耳をちぎるところでテンションが上がった

両親が生きてる時から結構問題児だったり学校は必要ないっていう個性的な教育を受けていたりというケイディと野心家で結果を残したいジ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.1

日本人は鬼太郎とゴジラに甘いと私は思う
私も例外ではないので、映画館でぜひみたいと思ったわけです

見てみると鬼太郎より目玉のオヤジより人間水木にやられましたわ
人間らしく使い分ける表と裏、完全な善で
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

ちょっと期待しすぎたかな
ケンもいろんなバージョンあるのねとか、そっちに気がいってしまって人間世界との対比を皮肉るところや、人形たちの自立やらに気が入らなかった

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

笑って泣けて健気ないい人ばかりで、最後には辻褄があって何事も丸く収まるといった、朝ドラ見てないけど朝ドラみたいな映画でした

青木さん久し振りに会えて嬉しかったわ

それと橋爪さんがノリコさんを助けて
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.4

集団心理の恐ろしさではあるけれど
どういう思想が根底にあれば、止められないリンチにまで発展してしまうのか

ある程度の差別、傲慢、慢心、優越感は誰の心にもあるとしても、倫理感とか常識とかもあるだろうに
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なくもんか(2009年製作の映画)

2.8

クドカンオールスターキャスト映画だけど、やっぱり阿部サダヲがどこか好きになれないんだなー
いしだあゆみがパールのネックレスでご飯食べてるのは、笑うとこでないけど笑っていいものか、迷う気持ち悪さがあった
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レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

3.5

旅の会話劇だと思っていたら、なんだかコミュニケーションがあまりとれないままで終わっちゃったわ
船を選んだのはゆっくり話をしたいからかと思ったら、別の理由で飛行機がNGだったのか
それでもある意味密室の
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まず邦画でこのテーマの映画をやっと作ったと褒めてあげよう
前半は登場人物の背景を説明するような描写が断片的で、設定を説明してるようなわかりやすさだったけど、ちょっと散漫な感じだった

関東大震災の後の
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

この話はお初だから犯人もトリックも知らず、集中してみることができて面白かった
ずっと犯人誰かを考えてみてた、ミステリーの常識からすると犯人はあの人なのに、ミスリードされてたと気付く

ホラーテイストも
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

3.1

この中では伊藤健太郎の顔が好きです
オレ様系の主人公は好きだけど、この描き方はモラハラと言われても仕方ない、描写がもう3歩足らない

ボンネットバスが出たあたりで私の居住地のとても近くでロケしたことに
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.2

ママレードボーイよりマシかな
色々と設定に無理がある少女漫画

ノッキンオン・ロックドドアとか仲間由紀恵の解剖するドラマとかでもみた松村北斗、これも然りでまだまだ発展途上の演技力

ハント(2022年製作の映画)

3.8

私の頭の中の消しゴムのチョン・ウソン、いまや50歳です

韓国近代史の激動期を扱った男たちの物語はとてもいい

けど誰がスパイかばかり考えてみてた前半がもったいなくて
もっとわかりやすくして、早くから
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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

檀れいと中山美穂という美しい中年女性をもってしても、再婚後同居という感覚が理解できない、あとミステリと言う勿れでみたから、筒井道隆にすぐ気付きました
この設定が不自然すぎて、中身のないストーリーでも少
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未成年だけどコドモじゃない(2017年製作の映画)

3.5

休日出勤の長い昼休みに見た
主人公の二人がかわいくて悪くなかった
明るい気持ちになった

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

ずっと見ようと思っていながら戦争ものというジャンルから後回しにしてきた
今にして思えば話題になった頃は、100日の郎君様もサイコだけど大丈夫も内省的なボスも知らなかったから、今でよかったのかもしれない
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.5

夜中に見始めたて怖いような気がして昼に見直すとホラーではなかった
キムナムギル出てくるまでが長すぎる

オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

予定調和と思いつつ、ラストで泣けたのはこのトムハンクスの可愛らしさでしょう
グラントリノはあまり好きじゃないもの(笑)

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

君の名前で・・・の時はすごく好きとか思わなかったんだけど、今作はやはり普通ではない感性(今回は人を生きたままでも食べたいという衝動でこれは普通ではないと言わせてもらってもいいのかと思う)をいいとか悪い>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

昔の私ならイ・ビョンホンとソンガンホくらいしかわからなかったが今となってはキムナムギル、チョンドヨン、イムシワンとか顔見て名前が出てくるの、今の私すごいわ

パニック映画に人間模様を織り交ぜてくる韓国
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

画面が暗くて何度か意識がなくなった
それとこのキリスト教的独白、私は罪を冒しました、がやや苦手

テルマの何が悪いのか、何故能力が封印されていたのか目覚めたのか辺りが不明なままの前半がもたつく感じかな
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

障害のあるお姉ちゃんに不思議な力があって、いじめられた仕返しをするというような、そんな平凡な話を想像してました

キャッチコピーに、無邪気さが引き起こす恐怖とかあるけど、はじまりはこんなことができるよ
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

とても良かった
邦画はあまり褒めたことがないが、今回は文句言うところがない、というか細かいこといえばあるけど気にならない
別人にならないといられない、過去を全て消し去りたい、私を探さないで、と人生のリ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

ラッセル・クロウの明るい悪魔祓い役がお似合いでとてもよかった
悪魔が人間の過去の罪に付け込むっていう視点や、悪魔がいっときは教会を支配していたとかいう壮大な設定も面白いけど、そこまで話広げなくても、い
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

自伝だと思ってみるから面白いところと、自伝じゃなければ面白いのにと思えるところが交錯してるようなストーリーと感じた
良くも悪くもお母さんのキャラが濃すぎてさ、でもこれを抜いちゃうと、ただの映画好きの少
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