ホプキンス版レッドドラゴンと比べて主人公の刑事グレアムにより感情移入できる構成になっている。
心を病み息子と疎遠になった原因である『サイコパス』という存在。それに再び立ち向かうことは、彼にとってただの>>続きを読む
とてもほっこりする映画。友情とはかくあるべきだと感銘を受けました。
欲を言えば実話と同じようにアラブ人(正確にはアルジェリア人)の役者さんに演じて欲しかったと思います。黒人役者さんが演じている場合と映>>続きを読む
最高の映画です。長さも丁度いい。
私の中のベルギーのイメージはこれで固まりました。間違っているとは思いますが。
見る人が見ればこの面白さに圧倒されると思います。
青臭いマイケル・J・フォックスとやくざなショーン・ペンの掛け合いに魅入る。名脇役のドン・ハーヴェイも良い。
地獄の黙示録やプラトーンに比べると地味に感じるが、実話を元にしているだけあってリアルな展開に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イーストウッド監督作品で、許されざる者と並んで特に好きな作品。何度も見たくはないが、深く心の中に残る。かつて車が去っていった方向へと、ふらふらと歩いていくショーン・ペンの姿に、全身の力が抜ける。
三作の中では一番アメコミ映画らしいパニッシャー。
悪人を殺すのが生きがいなのにも関わらず、一度善人を巻き込んでしまっただけで苦悩し引退しようとするなど意外と繊細な部分が描かれていて笑いを誘う。
戦闘シ>>続きを読む
ネチネチとジョン・トラボルタを追い詰めていく様がとてもヒーローとは思えず逆に清々しい。キャラの立った(立ち過ぎ!)笑いを誘う魅力的な刺客やコミカルなアパートの住民が暗い雰囲気を吹き飛ばす。
一番好きな>>続きを読む
パニッシャーVSヤクザ()
2004年版やウォーゾーンと比べると見劣りするが、パニッシャーのパニッシャー感は出ていたと思う。
このレビューはネタバレを含みます
金髪ジェームズ・ボンドの本気。
リニューアルにあたってボンドをよりリアルな存在に設定し直した。ダニエル・クレイグの本気の演技に引き込まれる。
ヴェネツィアの川と、崩れ行く建物が美しい。
米映画では悪役なことが多いソ連。そのスパイが主役の一人。バディものは数多くあれど、敵国同士でバディを組むのは珍しいかも。不憫な背景を持つソ連のスパイイリヤが面白い。
個人的にかなり好きな映画。
前半のバックパッカー部分が、日常から脱却し見知らぬ土地に行くという旅行好きの自分の欲求とも相まって作品に夢中になった。幻覚のシーンも、音楽も最高。万人には受けないがウケる人>>続きを読む
無敵のスーパーマン(無敵は下手に見せるとギャグになる)と人間のバットマンとの戦い。どう調理するのかと思ったが、スーパーマンを不気味がる人間側の視点を多く盛り込むことで、その無敵さから笑いがなくなり、シ>>続きを読む
旧共産圏に強い関心を持った頃にこの映画を見た。コメディと聞いていたが失われていくもの(たとえそれが誰かにとっての悪いものであっても)への強い哀愁や親子愛などしみじみとした情感あふれる良い作品だった。
強者には刃向かわない方がいいし、穏便にうまくやった方が得。だがプライドがそれを許さない。たとえ損をしても自分の心に嘘はつけない。そういう気持ちのわかる不器用な人が見れば、この映画は最高の体験となるでし>>続きを読む
滅茶苦茶に愉快な映画。明るい気分になりたい時に観ます。ペキンパーが好きなら見て損無し。ガルシアの首が一番好きな人には合わないかもしれない。