kojirinさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あーーー好き!言葉を失う面白さ。「寝た子を起こすな」じゃないよ!エレガントの極み。最後に塔の上で笑うの100点満点! 
黒の組織、赤井ファミリー、安室さんがいなくても怪盗キッドがいれば充分面白い事が証
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

心理的に重いストーリーで物語としての質量も重厚だが、そこまで難解でないふつーーに面白すぎる映画。ノーランはまたメメントみたいなモノクロショットや時間、シークエンスを遡行させる事を利用した美しすぎる構成>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.6

大昔に見たけれど、男をなぐるシーンの爽快感は忘れられない。

メメント(2000年製作の映画)

4.6

シリアスな雰囲気が支配している、時間を遡行させて謎をほどいてゆくミステリー映画。全員が怪しく見える。無駄に大袈裟なグロ表現やダイナミックなアクションがない部分が記憶についての主人公の苦悩と努力、そして>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.0

待機児童問題にいち早く警鐘を鳴らしていた作品。ジャンプスケアがクソでか音量かつダイナミックで、風呂場に河童がいる。汚いシャイニングリスペクト。徹底した教育を謳う幼稚園と、キレる管理人のおじいちゃん面白>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

愛と正義感と偏見と罪が手を取り合って大笑いしている映画。職場の落ち着いてどこか冷淡な雰囲気が主人公の熱さを強調し、暗い部屋での電話が途切れた瞬間の静寂が観客に逃げられない緊張感をもたらす。キレて物にあ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

人にもっと優しくしようという気分になる美しくて可愛い映画。脱獄やスキーのシーンがバカすぎて好きすぎる。グスタヴの俳優がヴォルデモートだったの驚き!ジェフゴールドブラムカッコ良すぎるし、「哀れなるものた>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

リコリスリコイル?アクションシーンテンポ速くて最高!まひろの寝ぼけたようなキャラクターが好き。たむらかえのような顔で、社会の明るさを冷ややかに見つめる姿勢が面白い。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

サメみたいな帽子を被っているジジイ面白い。化け物ジャンプスケアで死にそうになった。ディズニー行きたい。後半はずっとゴジラマイナスワンのようで楽しいおにごっこ。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.7

エログロ映画の代表。真っ赤な血の海を笑顔で観客に見せてくれる。でんでん演じる村田が賢くて計画性もあり、喋り方や自身のキャラクターの維持、社本への気遣いと脅しのバランスの取り方などとにかく優秀で凄い。>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.2

常に不安にさせてくるホラー。シャローフォーカス、ディープフォーカスによるショットが多くて良い。ラストの芸術的な連鎖的出産とオチは、なんだかんだしっくりくる結果となって面白い。日本人だから分からないのか>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.7

テンポが異常に速いのに全ての殺しが印象深い、ディストピアバトルコロシアム。やっぱり性善説や性悪説というより、メンタルの強い奴と狂っている奴が最強。藤原竜也と北野武が凄い。「人間」を表現するうえで俳優の>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.8

さすがにラストの演奏が恐怖と衝撃と熱さで満たされすぎている。どんでん返しというか人間の生々しい感情を心に直撃させる一撃。アンドリューのガッツがありすぎて魂が燃え尽きそうで心配だった。ジャズ好きにはぴっ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

ありのままの自分って最高となる映画。発売前のハリーポッターの原稿を持ってこいよという命令には笑ってしまった。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

呪術廻戦の呪言みたいな力が神秘的で、スターウォーズのフォースと重なって良かった。小ネズミと砂ワーム可愛い〜

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.8

爽快感と皮肉と愛がたっぷりのミステリーサスペンス。伏線も丁寧でどんでん返しも用意してくれるし、グロシーンも完璧で楽しかった。覚醒剤や地元の巨大企業、神秘的な海のシーン、殺害方法などを含めて沖縄という舞>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

4.0

純愛邪悪ラブストーリー笑。ちょうど良いグロさ。光の加減で老婆が若さを吸収しているかのように見えるシーン良かった。ワニ好き。シャイニングリスペクト良き!あと主人公あんまり可愛くないと個人的には思った。

エスター(2009年製作の映画)

4.6

カメラワークと演出が凝ってるヒトコワ。エスター勉強はできるけど根本的にアホなの面白い。閉じ込められた女性的な欲望と身体と精神の乖離が分かりやすく表現されていて(トイレで暴れるシーンなどが印象的)良かっ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

適度なグロさ、幻想世界、SF、キャスト、ユーモアセンス、映像美、脚本とオチ、哲学的語りかけ、成長、ホラーなど多様な魅力溢れる独特の要素が全てバランス良く混ざり合った綺麗な映画だった。頭はブルドックで足>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.9

王様だけが最後まで人を信じるという救済、素晴らしさに気づくことができないのが愚かすぎて爽快。特に刀を振り回して周りに人がいなくなるシーンが素晴らしい。体が痙攣するシーンあまりにも怖くて怖い。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

初タランティーノ! 軽快な音楽と軽い話が暴力的な展開によって、綺麗に繋がっていく構成が見やすくて良かった!
ジョントラヴォルタの顔が強すぎる。
尻に隠して保管され代々受け継がれてきた幸運の(笑)時計の
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

ハウダニット、フーダニットをテーマとしないミステリー映画ではなかったのが予想外。証拠が全くない裁判の中で親子の心の状態と夫婦という関係性について観客が一緒に考えさせられるドラマ映画であった。最近自分が>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.6

石田彰を楽しめると聞いて鑑賞、声聞いただけで嬉しすぎて笑ってしまった。ストーリーが思ったより重いしグロすぎる。観客に怒りを与えるほど悪役のキャラクター作りが完璧。戦闘シーンにおける風の動き、死体のビジ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.9

レオンの不器用さとマチルダの心の強さが絡み合った最高の綺麗な映画。2人で霧吹きでじゃれあったり、ジョギングしてるおじさんを試し撃ちするシーン良すぎる。レオンが『雨に唄えば』を休日に映画館で見ているのが>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.9

自分好みすぎる混沌ファンタジー映画。水が関わるシーンへのこだわり(羊水、風呂場など)、大スクリーンを意識したような映像美、フレーム外の音とフレーム内の音の使い分けが秀逸で良かった。「親子の愛」をテーマ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.8

ミッドサマーみたいで最高!ヒトコワの極み。みんな顔が怖いし演技が上手、伏線の張り方も良い。沈む演出が宇宙みたいでカメラワークへのこだわりが素晴らしい。ラストの黒人の強靭な身体というもの、遺伝子的な構造>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.3

原作ゲーム好きな人からしたら楽しいシーンが多い。特にフォクシーの鳴き声とか。黄色いウサギの登場シーン迫力がキモくて面白い。目から血を流す子供は怖すぎたけど、全体的にグロさとスリラー要素をもっと増して欲>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

4.0

老人が心も身体もボコボコにされる映画。今の若い人生をどう生きるのか考えさせられる映画で良いと思った。老いという状態をとにかく醜く表現していて、若者が誰も老人を助けようとしない冷たさがそれを際立たせてい>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.2

一方的に交換殺人を持ちかけられるというお話。典型的なエディプスコンプレックスが表現されている犯人のキャラクターと、その不気味さを強調させるようなロングショットが印象的だった。終盤のメリーゴーランドの疾>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.1

エイリアンがびっしょびっしょで歯の中に歯があるビジュアルが好き。猫の使い方がうますぎるし可愛い。ロボットアッシュSFすぎて良い。

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