こけしさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

時系列めっちゃいじってくる映画

一直線に話が進んでいくんじゃなくて、頻繁に戻って進むを繰り返していくからあまり中弛みしなかった。

ホステル2(2007年製作の映画)

3.8

思ったより1からの続編という感じが強い。前作では組織や行われていることの全貌は明らかではなかったが、今作ではその裏側を見れる感じが視点が変わって面白かった。

局部切られるシーンは痛そうすぎて引いた。

ホステル(2005年製作の映画)

4.2

後半からのブーストのかかり具合が半端じゃない。

前半の楽園ぶりがフリとなって後半の地獄描写に拍車がかかってる。ラストの復讐劇も華麗ですっきり。

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

前作からのスケールアップ感がとにかくすごい!日本を舞台にしたド直球コメディ映画で、劇場で見ている人たちが同じタイミングで笑ったりなど一体感が生まれてる感じも良かった。

各都道府県に喧嘩を売ってるのは
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

前作のキャッシュ・トラックもそうだったが、ガイ・リッチーとステイサムの親和性はとても高いと思うが、いかんせん内容が残らない。
それが良いパターンもあるが、なんか最近のガイリッチー作品さいまいちパンチが
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.8

中盤らへんはジェットコースターのようにどんどんホラー展開が来て楽しめた。(ただただジャンプスケアが連続して来るだけと言ってしまえばそれまでだが)

悪魔がシスターとして出てくるのは良いんだが、山羊みた
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白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.8

キャラの設定と演技のリアリティが絶妙だった

ばしらさんは普段からYouTubeで寸劇を観てたから、前半は結構その色が強かったけど、怖がったり暴力を振ったりなど新鮮に観れた。

沖田遊戯はザ・ハマり役
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

イカつい音楽にのせて暗闇から颯爽と現れる、スタイリッシュな殺し方、ハラハラや不安すら感じないストーリー

マッコールのサイコパス味が増しててこんなやばい奴だったっけって。殺した後に無表情で顔覗き込むの
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.8

前半で出演シーンは少ないながらに強烈なインパクトを残す映画史に残る極悪党のゴロちゃんが頭から離れない。やってることエグすぎて鳥肌立った。

誰が見ても純粋に斉韶を恨めるようになっているから、何の迷いも
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殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.2

ワークショップに来たキャラたちの設定が面白い!1人だけ別の理由で来てる奴いてめっちゃ笑った

ラスト人混みの中に消えていく江野がなんか怖すぎた

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.8

さらっと暴言吐く江野めっちゃいいな

もう正直意味わかんないし、視聴者をフル無視して突っ走る感じ、視聴者はあれこれ考えず、ただ流れに身を任せる感じが、他のどの映画でも味わえない白石監督独特の世界観。
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

スゥゥーーセィッ!

もう、絶対食べるな!は絶対食べるのフリなのよ。

三浦涼介のあの性格のキャラで片手異能なのは完全にオーズを思い出した

極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.8

人質が全員無事というわけではなく、犠牲者が出ているからこそ緊迫感があった。

予告とか見ずに行ったけど、もっと会話劇なのかと思ってたらアクションもあり。外交としての信念と交渉官としての信念がバチバチだ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

映像の迫力はあったが、ストーリーで自分に引っ掛かるところは特になかった。正直映像の迫力だけでは満足できなくなってる昨今(特にハリウッド作品)、とても惜しい。

作品とは関係ないが、試写でやってたキャン
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.5

名曲がたくさん

途中ドロドロしてたり、世界情勢的に複雑な中の話ではあるが、単純に子供が可愛いのと歌が良い。

冒頭いきなり雄大な自然を駆けるマリアに心掴まれ、そこから3時間。眠くなるかと思ったが、そ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

胸糞純度100%

冒頭に意味ありげに船の中に落ちるナイフも、ようやっと一矢報いた一発の銃弾も、全部胸糞に繋がるの憎すぎるー

徹底的に観客の胸糞メーターを貯めるように進んでいって、もはや第四の壁を超
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.5

作品を象徴するテーマ曲とかはないけど、あの5音の音階は耳に残るしラストらへんはやっぱりすごい、ジョン・ウィリアムズ。

UFOも少年心をくすぐられるようなイカしたデザイン。

ロイが初めてUFOと遭遇
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スマイル(2022年製作の映画)

3.8

たしかに目が笑ってない笑顔が1番怖い

飛び上がるほどビックリしたシーンが3回ほど来る。
オープニングの発狂からの無言笑顔が衝撃すぎてしばらく忘れない。

サイコ(1960年製作の映画)

4.2

音楽の惹きつけがすごい。曲によって3割り増しぐらいでハラハラする。
カメラワークも変態。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

音声でモニターを操作(拡大・縮小・コピー)してる感じがたまらん…!

街全体が暗いし、ずっと雨降ってるしザ・近未来という感じ。日本テイストもあり和を感じられるシーンなんかも良い。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

ストレスの蓄積

絵力がとにかく強い。ざらざらした画質と異様な建物、そのすべてが不気味で怖い。
世間的にこうあるべきという理想像と現実の自分とで乖離ができ、そのジレンマに悩み、それを解消すること(殺す
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.5

今年あった激推しホラーの"その曲を聞いてはならない"ほど鬼畜ではないが、"その数字を言ってはならない"という良い設定。


ホラー的な演出は結構来るが、ワンパターンな感じが多めで徐々に慣れてくる。ただ
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.0

本年度ベストオブジャケット映画3本に入るであろう1作

予備知識0で単純にジャケットが気になって行ったものだから、全く想像してなかった青春・成長譚みたいな話だったのが思いのほか良かった。
確かに思って
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

なんかやっぱり17、18歳って特別な時期なんじゃないかと思う。他の歳と別に変わりはしないんだけど、ちょうど子供から大人になる境目であり、昨日まで買えなかったタバコや成人誌が買える年齢でもある。

閉鎖
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

女性を性癖や快楽の発散のために消費する男性、自分の野望のために女性を駒のように扱う男性からの解放。家父長制が根付いている時代背景も鑑みると女性応援映画として、またシスターフッドものとしても見応えがあっ>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.2

前作から8年空いておりいろいろな進化が見られた。キャラの設定はもちろん、セリフや行動がなんと社会的な情勢を踏まえたメッセージ性まであるとは。

今作は世界線を共有していないため関連アイテムなどはなく、
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

サクセスストーリーの実話だし、観てれば勝てそうなレースと勝てなさそうなレースは分かるが、それでも面白いし手に汗握るのは映像と音の惹きつける力が強すぎる。

ゲームのような演出がいたるところに散りばめら
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.2

一人二役かと思いきや一人一役という罠、
3年前の自分と、そこから3年後の自分を一晩の出来事を絡めて描くストーリーが斬新だった。

3年前に夢見た自分を生きている今の自分。しかし、夢が叶った今の自分も苦
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.8

お母さんの顔が完璧すぎる

始まり方からこれまでのシリーズとは異なっていて、内容も恋愛要素を前面に押し出しつつ、コワすぎの魅力も損なわない絶妙なバランス。

38歳童貞変態勘違いおじさんまじキツかった
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.8

泣きながら「コワすぎに送ろうよ〜」は名セリフ

そして、コックリさん有名だけど、起源とかルール知らなかったなー。

暴走したかと思えば、何か起こると先頭切って逃げ出す工藤ほんと愛おしい。

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

かつて親友だったが今は疎遠な3人が一つの事件を機に容疑者、被害者、捜査官としてまた関わる事になる残酷かつ悲劇

もう観ているときから明るい終わり方はなさそうだったけど、どこで歯車が狂ってしまったのか、
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.2

サンタが本物のサンタであることにちゃんと意味がある。
ファミリー向けのコメディ要素もほんのわずか残しつつ、ちゃんとグロに振ってくれる潔さ(R15+)


「Mr.ノーバディ」「ケイト」「ブレット・トレ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

4.0

行くところまで行った感

爆笑に次ぐ爆笑。中身が入れ替わって市川が工藤をボコるシーンが爽快すぎて、これを見れるとは。

市川が中に入っている工藤を演じる大迫さんがじわじわじわじわずっと来てる。

自分
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.8

人を拉致したり、バットでボコボコに殴る映像を撮って作品として世に出してると思うと頭おかしすぎて笑える。

予想できない展開が次から次へと舞い込んできて、どんどん先が気になる。


エイッ!!

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.8

今回も例に漏れず「やるだろ?」は、みんなやる前提で考えててパワハラすぎて面白い。

四谷怪談、お岩さん
正直名前しかしらなかったけど、こういう妖怪について知れるというのも大きい。笑


ほんと怖くなる
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.5

まず、ミュータント・タートルズを全く知らなくても理解できるし、めちゃめちゃ楽しめる。

今年はアクロスザスパイダーバースでさんざんアニメを浴びたが、今作はそれとはちょっと違うアプローチでたくさんの情報
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