映画として本当に良くできていると思った。
貧困生活の細かい描写や役者のナチュラルな演技から「万引き家族」を思い出したが、それとはまた全く違った強烈なメッセージと展開。
何となく先が読めるのにそんな>>続きを読む
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スカーレット・ヨハンソンはじめ、役者の演技が秀逸。
不満の蓄積、すれ違い、こだわり、プライド。結婚とは何なのか、夫婦のコミュニケーションについていろいろと身につまされ、考えさせられた。
カウンセリング>>続きを読む
司書としては観るべきマストな映画だった。
いつか行ってみたい憧れのニューヨーク公共図書館のバックヤードが観られるという宣伝だったが、それ以上に、NYPLの驚くべき多様性、イベント力、図書館の使命と役>>続きを読む
恥ずかしながら知らなかった。
第二次大戦後からベルリンの壁ができるまでにこんな歴史があったということを。
もしも自分があのクラスの一員だったらどんな行動を取っていただろう。
クルト、テオ、エリックの>>続きを読む
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想田和弘監督が絶賛していたので、ずっと楽しみにしていた作品。
慰安婦問題は、個人的には2014年に朝日新聞が記事を撤回、謝罪した頃から興味を持ち、真実を知りたいと思っていた。
映画での歴史修正主義>>続きを読む
ドキュメンタリーだとは知っていたけれど、これほどまでに、壮絶で赤裸々だとは思ってもいなかった。
ホイットニーの歌声だけでなく、笑顔が大好きだった。
しかし、その陰にいったいどれほどの苦悩があり、彼女>>続きを読む
ホロコーストを生きのびた老人ってこんな感じなのかもしれないと思った。
廃業して、病気の足を引きずって歩く88歳の老人でありながらも、仕立て屋としての誇りが染み付いているのだろう。スーツをパリッと着こな>>続きを読む
脳死、臓器移植、人間の尊厳、QOL、科学が侵してはならない領域、家族、別れ、、、、
これらの答えのない問いをつきつけられた。よくこれだけ重くて深いテーマを盛り込み、しかも中途半端ではなく描けたものだ。>>続きを読む
先に原作読んで号泣したので、映画も涙腺崩壊覚悟でティッシュを箱で持ってったけど、映画はティッシュ数枚で済んだ(笑)
なぜなら、やっぱ2時間の尺の中におさめるために、原作の良い場面があまりにも削られて>>続きを読む
こういう人たちが実際にいたのだということを知らなかったし、この映画で知れたことが良かった。
彼らは本当に一つ間違えば命を奪われていたはずであり、普通では考えられないほどの幸運と奇跡が重なって生き延び>>続きを読む
あのキャスト以外には全く考えられないというキャスティング。
りん(じゅり)ちゃんの境遇が最近のニュースとも重なり、世の中の不条理さを思わずにはいられなかった。
今の日本が失いつつあるものが、確かにこの>>続きを読む
ウサギたちが予想以上にリアルというか、人間っぽくて、ピーターの目力に引きこまれた(笑)
よくこれだけ、1本の映画の中に現代の社会病理を炙りだし、人間のエゴイズムと偽善を散りばめたものだ。
自分は善人だと思い込み、社会がここまで病んでいるということに日常的に慣れてしまうことの恐ろしさ。>>続きを読む
初、観察映画。
初めは、単にお喋り好きな明るいおばあさんかと思った。
しかし、後半、おばあさんの思いもかけない、心の闇が明かされていく。
登場する人たち1人1人と
魚、船、お墓、街、
猫たちの存>>続きを読む
オタク向けな面白さ。年代的に我々、中年世代向けなネタも多く、いくつ見つけたか?いくつわかったか?という宝探しゲーム的な面白さとスピルバーグの遊び心には感服。しかしながら、スピードも笑いもあるのに、そも>>続きを読む
展開が読めるベタなストーリーなのに、何もかもが最高だった!
音楽が秀逸。歌詞も曲も。すでにサントラで楽しんでいたけれど、映画のシーンの中で観ると鳥肌。
役者の歌唱力にも心揺さぶられる。
個人的には>>続きを読む
映画の日とは言え、観客の多さにびっくり。
野良猫なのに、みにゃさん、なんと綺麗な顔。人間からたっぷり愛されてるんだなぁと思った。
猫達は全く自由で、子猫も産み放題のようだったが、爆発的繁殖や、糞害>>続きを読む