らっこたろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

らっこたろう

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今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

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競馬業界に着目したドキュメンタリー映画。
競走馬は経済動物といえど生き物であり、競走馬になれなかったり引退したらどうなってしまうのか。
ホースマン達が本気になって馬に向き合う。

本日、天皇賞(春)で
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

ホアキン・フェニックスが素敵な叔父さん役の作品。
子供に対して未来を問い掛けることを生業としていたが、甥っ子の面倒を見ることをきっかけに子供の考え方や子育ての難しさを知ることになる。
リアルなインタビ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

アカデミー賞 国際長編映画賞、日本アカデミー賞 最優秀作品賞等を受賞した作品。
文学的な表現(あらゆるコミュニケーションを使った劇中劇、脚本ありのセリフ)を物語の本筋と照らし合わせた魅力的な作品でした
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

シングルマザーの家庭で兄に強いられ自由に過ごせなかった13歳のスティービー。
スケートボード店で出会ったスケボー仲間は自由でありのまま生きている姿が大人らしく感じたスティービー。

タバコや酒などの大
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

観賞できてなかった名作の1本。
殺人の罪を冤罪で無期懲役の刑で刑務所に投獄された主人公。
主人公の性格や突飛な行動から刑務所内で信頼を掴み、希望をもって日々を過ごす。
懲罰刑を受けるシーンや冤罪の確信
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.0

未来の自分が突然やってきてタイムリープによって迫り来る危機を解決するSF。
よくあるストーリーだけど、ありがちなSFって心地よく感じる笑

パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて観賞。

私生活がうまく行かず、精神的に不安定なエミリー。
大学に復学したが、ポルノ女優と間違えられ満足いく生活が過ごせないノラ。
それぞれが性行為を捌け口に、エミリーは「安定」、ノラは「安
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

魔法界と人間界の危機に触れる作品でした。続編では更なる事件に期待です。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

現実世界で魔法を使ったバトルシーンはハリー・ポッターシリーズに無かったので見せ方として新鮮に感じました。
魔法動物集めのドタバタ劇かと思いきや、ファンタビシリーズとして次が観たくなるような展開でし
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名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

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コナンの映画は全部見てるはずだけど、filmarksにアップできてない。。
アマプラの公開を機にこれから。。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

2.5

コーヒーとたばこを手にテーブルを囲んでまったりと会話する、
スタイリッシュな映画でした!
映画のワンシーンに入りたくなる作品です笑

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.0

東日本大震災の当日から姿を消した友人。亡くなったことを受け入れられない主人公 真奈が死を理解し前に進むまでの物語。
前半は真奈目線、後半はすみれ目線のA|面B面で同じ場面を描き、互いに支えあった関係性
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.0

恋愛小説「桜のような僕の恋人」を映画化。
突如、難病の早老症(人より早く老いてしまう病)に発症した美咲。
好きな人と同じ時間を過ごせないってこんなにも辛いことなのか。。切ない恋の物語でした。
美咲は幼
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TOKYO!(2008年製作の映画)

2.5

レオス・カラックス作品特集上映でユーロスペースにて観賞。
3人の映画監督のショートムービーを1本に纏めた東京でのお話。
①インテリア・デザイン
②メルド
③シェイキング東京

印象的だったのが③シェイ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

大不況による不景気、家族不仲、高校の転校で冴えない主人公が一目惚れした彼女の気を引くために、高校のはみ出し者たちとバンドを組む青春の物語。
言葉にできなかった感情を詞に書き換え、曲を作る度に個性的にな
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.0

吉本ばななさんの短編小説の映画化作品。
1つのテーマに対して抽象的、観念的な物語でした。事故によって亡くなってしまった恋人と再び会うことはできない。そんな喪失感を乗り越えるためのプロセスの心証を描いた
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余命10年(2022年製作の映画)

3.5

不治の病のため余命10年と宣告された主人公 茉莉の10年間の物語。
ラブロマンスというより闘病生活の中で彼氏・友人・家族と避けられない結末に向けて残りの人生過ごす側面の方にフォーカスされたように感じま
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Adam by Eve: A Live in Animation(2022年製作の映画)

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Eveの楽曲を上質なMVとして映画化されたような作品。物語性は特段ないのでスコアは無しで。

1次元2次元3次元を融合したMV作品。
Netflixから観ることができるのでEveを知らない方でも気軽に
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

バットマンは善人なのか悪人なのか、善悪の境を行き来する主人公ブルースを描いた作品。
これまでのストーリーから脱線することなく(いい意味で)暗い映画でした。
悪役のリドラーはゴッサムの真実を明らかにして
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

ダウン症のザックとならず者のタイラー。
デコボコなコンビのはずが歯車が噛み合った最高の相棒になる物語。
どんな過去や個性を持っていようが通じ合える。素敵な映画でした。

シラノ(2021年製作の映画)

3.0

フランスの劇作品を映画化した切ない愛を描いた作品。ミュージカル調で1人の女性に恋した2人の男性との三角関係を軸に物語が組み立てられています。

叙述的な詩文を手紙に込めてやり取りし、互いに思いを伝えあ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.5

日常感の中で恋愛観が交差する、感情をうまく描いた作品。
「好き」「嫌い」とか感情をうまく表せないモヤモヤ感が共感できると思います。ラスト30分のスピード感も良かったです。
今度、下北沢行ったときにロケ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

少年の切ない恋愛を描いた作品。
最初は優れた彼の存在を疎ましく思いつつも、パズルのピースが埋まるように徐々にその存在に引かれていく。
同性愛をテーマにしていますが嫌らしさはなく美的に表現され観賞しやす
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

2人の娘(ビーナス、セレーナ)をテニスのトッププレイヤーにさせるため、夢の計画を実現する実話に基づいたスポ根系の物語。

「無料のものに手を出すな。裏がある。」「自慢せず謙虚であれ」等、未成年の未熟な
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

場所や物や人をきっかけに、恋した人を「ちょっと思い出す」物語。
楽しかった思い出も辛かった思い出も時間軸を遡るように思い出す。背伸びのない柔順なストーリーでライトな気持ちで観ることができました。

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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

ミュージカル映画代表格の映画作品。
Dolby Atmosにて観賞しました。
音楽、歌唱力、作中のキャラクター等全てがマッチした良い作品です。
ただ、舞台のような目の前にいるお客様に向けたような演出(
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

聾唖の家族の中、健常者のルビーが自分の将来と家族の生活を天秤にかけ、葛藤の中、人生の決断する。
前半は淡々とストーリーが進み、後半にかけて段々と核心に進む展開。後半のシーンは号泣しました。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

生まれつき身障者の主人公オギーの物語かと思っていましたが、登場人物それぞれの子供視点の葛藤や感情の変化を描いた作品でした。
オギーを中心にそれぞれの心証の変化を表現し共感や感動しました。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

イーストウッド主演作。
公開中に鑑賞できました。

恩人の息子を連れ戻す旅の中でマッチョ(強さ)に憧れ固執するその息子に自身の経験を伝え、背中で生き方を示す。
過剰な説明や頭ごなしに教育するのではなく
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.0

何度も声を出して笑えるコメディアニメの映画です。
元テレビ東京の佐久間さんのオススメがきっかけでこの作品を観ました。
Youtubeが一般に普及し、AIなどを通じたデジタル社会に変化しつつある昨今の情
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

がっつり推理って言うよりアクションありで総合的に見て面白かった!
ガイ・リッチー作品は格好いい男が描かれて個人的に好きです。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

スパイダーマンシリーズの作品をフリに使った総決算と思えるような作品。
ヴィランの治療を通じて、スパイダーマンが精神的に成長していく。
"ヒーローの宿命を受け入れ、苦難があっても一歩づつ前に進むこと"を
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

GUCCI創業一家の栄枯盛衰の実話に基づいた物語。
まるで完全フィクションのような創業一家で経営を続けることの危うさが描かれています。
GUCCIブランドの歴史を知るきっかけになりました。