ヤマシタさんの映画レビュー・感想・評価

ヤマシタ

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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

5.0

未来は変えられるかもしれないけど運命はそう簡単には変えられない。

塚原あゆ子監督らしさと坂元裕二脚本のシュールでコミカルかつ丁寧に綴られた言葉の数々。その中に松村北斗のズバッとストレートな愛情表現。
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ロープ(1948年製作の映画)

5.0

死体が入った箱にクロスを引きそこに並んだ料理を食べるという、パーティーの参加者が後々知ってしまうとなんともおぞましい話。

開始早々殺されランキングがあれば間違いなく上位にランクインする早さで殺される
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汚名(1946年製作の映画)

5.0

カメラワークがえぐい。
特にラストのデブリンがアリシアを抱えながらバレないように部屋を出るシーン。映画に見入ってしまってる状態での緊迫感で震えた。

そして、アリシア役のイングリッド・バーグマンが美し
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

もう自分の年齢と同じくらいの回数を観ている自分のバイブルのうちの一つと言っても過言では無いジュラシックシリーズの1作目を、IMAX3Dというこれ以上ない環境で観られた事に初めてこの作品で涙がこぼれそう>>続きを読む

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

5.0

カラー × サンライズによる、圧巻の戦闘シーン、音楽の良さとかかるタイミングがもう最高過ぎて、初代と00とハサウェイくらいしか観たことないような自分でもかなり楽しめた。

観に行こかな〜ーくらいやった
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白い恐怖(1945年製作の映画)

5.0

白いものや白いものに付いた線跡を恐れている、記憶喪失の過去に何かがあったが思い出せない男と、元は堅物な精神科女医が恋に落ち、警察に追われながらも男の過去を探す旅に出る。

全体的に複雑な箇所も無く分か
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

5.0

アメリカが大統領選挙期間中かつトランプが勝利し大統領に就任したこのタイミングに上映出来てるのがまず凄い。

トランプ役を演じたセバスチャン・スタンが特に後半に入ってからはまじでトランプ過ぎて所々で一瞬
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疑惑の影(1942年製作の映画)

5.0

やたらと叔父のチャーリーの事を慕う姪と、何か秘密を抱えてそうな叔父のチャーリー、同じ名前の叔父と姪が劇中初めの方からずっと何か違和感がある。

中盤から後半にかけてはだんだんおもしろくはなってきたけど
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海外特派員(1940年製作の映画)

5.0

旅客機が爆撃されて海に墜落するシーンがまじで凄い。各カットがこんなんどうやって撮ったんやの連続。操縦席のフロントガラスが割れるシーンとか海に墜落した旅客機の上で波風に耐える人々の撮り方とか画として完成>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

5.0

「E.T.」を劇場で、しかもIMAXの大スクリーンで観れる日が来るなんて思っても無かったので、まずこんな機会を与えてくれたことに大感謝。
もう何回も観てる作品ではあるし、内容もほぼ完全に頭に入ってるつ
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(2025年製作の映画)

5.0

これは凄い作品を観てしまった。

ひとつひとつの生活の驚異的なまでの解像度、丁寧で慎ましくも清らかな生活を心地良く眺めることの出来る前半。
そんな儀助の積み上げてきた生活が徐々に侵食され始め、後半にか
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レベッカ(1940年製作の映画)

5.0

先妻 レベッカを失ったマキシムが南仏のモンテカルロで1人の若い娘と出逢い結婚し、マンダレーの屋敷に連れて帰るが亡きレベッカの影が新妻を追い詰める。

仮装パーティーでの衣装のシーンからダンバースさん怖
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

5.0

熱すぎる。

80年代の九龍城砦を舞台に繰り広げられる、これぞ本場香港アクション。

城砦内の互いを支え合いながら生活するという掟。そしてそれら城砦内の事を全てにおいて管理する、ルイス・クー演じる龍兄
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

5.0

列車内で突如謎の失踪をしたフロイおばさんを探し出し、車内のフロイを拉致した共謀者たちから彼女を救出するが、まさかの銃撃戦へと発展。
一体フロイおばさんの正体とは、。

銃撃戦は見応えがあってなかなかお
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三十九夜(1935年製作の映画)

5.0

スパイに追われ、無実の罪で警察にも追われるという主人公の圧巻の逃亡劇。

内容、テンポ共に良く、おもしろかった。

蒸気機関車の汽笛と見返りおばさんの叫び声被せるのには笑った。

暗殺者の家(1934年製作の映画)

5.0

途中誰が誰か分からんくてなってちょっと混乱したけど話が進むにつれて全部一致したので良かった。
椅子投げ合戦とか所々笑える箇所もありつつ、しっかり怖さもあっておもしろかった。

毛糸をほつれさして解けて
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白い花びら(1998年製作の映画)

5.0

カウリスマキのサイレントフィルム。

サイレントながら、映像に対しての音楽が良く、話の内容やそれぞれの人物の感情の変化が分かりやすくておもしろかった。

旦那、あんたかっけえよ。

Valimo(2007年製作の映画)

5.0

工場で働く労働者達と昼休みの映画鑑賞。
良いねえ〜ー映しているものがカウリスマキらしい。

Bico(2004年製作の映画)

5.0

ポルトガル ビコ村の雄大な自然とここでの暮らし、家畜の山羊や羊、犬、牛等の動物たちの行進が可愛かった。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

5.0

冒頭からコーヒーの事しか頭に無く、母親がコーヒーを切らしてしまっただけで別室に閉じ込めてしまう程コーヒーしか飲まない完全なるコーヒー中毒者の男 ヴァルトと、ヴァルトに負けず劣らずこちらもウォッカ瓶を常>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

IMAX上映これは必須鑑賞でしょ、。
内容、オチまで分かっていても、ここまでの緊迫感を感じられてめちゃめちゃ楽しめる作品と環境はなかなか無いよ、。

後半までほとんどブルースくんの姿を見せない恐怖と、
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

5.0

ギニ!ギニ!ギニ!ギニ!
ワッチ!ワッチ!ワッチ!ワッチ!
ケイオンテケアナ〜〜

湖畔でのモーゼの画がカルト的で超かっこよかった。

今回の旅の赤いバスかわいいし、自由の女神像の鼻って取り外し可能や
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

5.0

腹減った!!オイ!オイ!オイ!

おもしろ過ぎるし感動過ぎるよ、五郎ちゃん、、。

韓国の入国審査官とかダニエルとかオダギリジョーとか、愛すべきキャラクターが沢山出てくる。

オダギリジョーが店主役で
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

5.0

極秘プログラム「ビーキーパー」を引退した養蜂家の男クレイが、恩人を自殺に追い込んだ詐欺集団への復讐と悪の撲滅の為に法律ガン無視で大暴れする。

ジェイソン・ステイサムが暴れ過ぎ、徹底的に殺り過ぎでスカ
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トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

5.0

レニングラード・カウボーイズのソ連崩壊によりあぶれた退役軍人達とのライブ映像。

ロック色強めのロシア民謡。

今日も尖ってるねぇ〜ーー。

デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で(2007年製作の映画)

5.0

初期のデヴィッド・ボウイに焦点を当てたドキュメンタリー。

当時のボウイを限りなく近い距離で見てきた最初の妻 アンジーや仲間たちが当時の裏側まで語り尽くす。

ほとんどインタビュー形式の映像が続くので
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俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

5.0

初っ端から赤ん坊で吹きかけた。
生まれ持ってのそれっていう設定やったんか。

あと髭の場合もあるんかよ。

もうだんだんペンギンが歌って楽器弾いてるようにしか見えへんようになってくる。

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

5.0

反資本主義的。

作家、画家、音楽家の男3人の金は無いがパリでの自由な暮らしを送る日常。

芸術家3人の友情と愛の物語。
そして切ない。

凄く好きなカウリスマキ的要素が詰め込まれてた。


雪の降る
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悲しき天使(1991年製作の映画)

5.0

レニングラード・カウボーイズのMV。

ロバ可愛いけどロバお断り。

ヴァイオリンをギターのように弾く。
と思ったら途中から見た事ない弦楽器に変わってた。

やっぱワンコもリーゼントよなあ、、。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

5.0

冒頭からマッチ工場の機械で丸太からマッチが作られていく過程が見られるあの時間だけで割と楽しくて満足。

「マッチ工場の少女」、カティ・オウティネンは確実に少女と言える年齢では無いが、おそらく彼女の中身
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

5.0

長年勤めたロンドンの水道局を解雇され、その絶望から自殺しようとするが臆病な性格故失敗に終わり、殺し屋を雇って自身の殺害を依頼するが、花売りの女性 マーガレットに出逢い恋をしたのをきっかけに「生きる」と>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

5.0

最高過ぎるロードムービー。

長過ぎるリーゼントと長過ぎ尖りすぎの革靴に突き刺さったベースと、ファーストカットからインパクト強過ぎと思ったら、"コチコチ" に凍ってるという、、。
からのラスト結婚式に
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ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

5.0

良いMV。めちゃめちゃカウリスマキ。

ロングコートでブラインドから外の様子伺ってるの、脱獄犯やのに1番刑事ぽかった。

夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

5.0

木山、河辺、山下のガキんちょ3人組と1人でひっそりと暮らすおじいさんとのひと夏の思い出。

山下の祖母が亡くなり、"死" というものに興味を持ち始める3人。
とある古家に1人で暮らすおじいさんが、もう
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

5.0

アキ・カウリスマキが、シェイクスピアの傑作「ハムレット」を題材に、企業をめぐる抗争を描いた本作。

カウリスマキ節全開のシュールさとブラックユーモアをふんだんに含みながら、ハムレットの悲劇をちょっとズ
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

5.0

抑圧的な暮らしから脱却したい、"カラマリ・ユニオン" こと全員の名前が「フランク」という15人の男達。

全員名前同じうえに15人ってまあまあな人数おるし、途中で結構死人出るし、なかなかイカれたロード
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